■20220717(日曜日:晴れ)

積丹半島・神威岬への道です。道端に咲いていました。

■昨日は仕事を終えてから、急いで駅に向かいました。雨脚が強まり、下手をすると鉄道が止まってしまうのを心配したのです。ネットで時刻表を調べると、ちょうどその時間帯には、富山へ向かう北陸新幹線は、三島から新幹線に乗って東京駅に向かっても、東海道線で各駅停車を乗り継いで東京駅に行っても、結局は同じ北陸新幹線はくたか号に乗ることになる、という結果でしたので、慌てても仕方がないと、東京駅までは鈍行で行く予定でした。

ところが雨足が強まると、東海道線は止まってしまう可能性があるので、とりあえず一刻も早く、東京駅へ向かった方が良い、と三島で新幹線に乗り換えました。

東京駅についてから、北陸新幹線のプラットホームに行くと、ちょうど、はくたか号が出発する寸前でした。ネットで調べてあった、はくたか号の1本早い電車だったのです。

ちょうど階段を駆け上がったところで、自由席の乗車口に出たので一瞬迷ったのですが、掲示板を確認した上で、金沢駅行きである事を確認後、思い切って飛び乗りました。

ネットで調べてあった列車では、富山駅に18時少し前に着く予定だったのですか、1本早めに乗れたおかげで、40分ほど早く富山駅に到着できました。早速、友人に連絡を取りました。

富山時代に大変お世話になったある方へ、お礼の品を届けるために、友人が自宅の住所を調べてくれてあり、2人で車に乗って出かけました。残念ながら不在だったのですが、名乗った上で理由を説明し、お礼の品を家族の方に手渡しました。これで長年の思いが一つ叶いました。

さて、それから2人で夕食のお店に出かけました。富山自慢の新鮮な海の幸を食べられるお店のようです。友人の行きつけのお店なのでしょう。

2人でよもやま話に花が咲き、3時間以上食事とお酒で時を過ごしました。友人は全く飲めないのでウーロン茶ばかり飲んでいましたが、私は生ビールと焼酎のお湯割りを2杯飲みました。

しかし、いささか飲みすぎたようで、昨夜は軽い二日酔いで寝苦しい夜となりました。友人も久しぶりにこんなに長く話をしたと言っていました。彼は、元々口数が少ないのです。

■昨夜は二日酔いのためか、軽い頭痛と肩こりで熟睡することができませんでした。6時に起きるつもりだったのですが、ようやく、ぐっすり眠ることができるようになったのは、6時を過ぎてからでした。

7時に起き出して朝食に出掛けました。あまり、お腹も空いていなかったのですが、バイキング形式の朝食では、富山らしい食材が並んでいたので、少しずつ取って食べることにしました。

結局ホテルを出たのは8時半を回っていました。学会会場の国際会議場に到着し、手続き後、まずは二階の会場でセミナーを聞きました。ちょうど富山大学の林教授が座長を務められていました。

セミナー終了後、先生とお話をする機会があり、以前講演に沼津に来ていただいた、お礼を伝えることもできました。学会を主催するというのは本当に大変です。富山市は県都ですから、国際会議場という立派な施設があり、その点は、会場運営は楽だったとは思います。

さて、その次の講演の会場に向かうと、尾身先生の後を継いで理事長に就任された山本先生の顔を見つけることができました。本当でしたら、7月2日に静岡県の大学同窓会総会で講演をしていただく予定だったのですが、コロナ禍のために、総会も中止になってしまいました。

結局、山本先生には静岡に来ていただくことが3回続けて出来ない、ということになってしまったのです。お詫びを述べて、またいつか必ず、静岡でお会いできることをお願いしました。

13時20分のはくたか号で帰る予定でしたので、少し早めに駅に行って、お土産を買いました。富山駅は新幹線の開通で、随分と立派に改装されていました。在来線の本数がだいぶ減ってしまい、地元の方にとっては、かえって不便になった点もあるようですが、観光客にとっては、便利が良くなったことは間違いありません。

新幹線が通るのであれば、駅を高架化することの意味は、とても大きいのでしょう。路面電車も駅の下を通り、南北の路線が手を結ぶことができるようになりました。新幹線を乗り継いで家に到着したのは、4時間30分後の18時少し前でした。

土曜日到着した時刻には、少し雨が降っていましたが、それ以外は天候に恵まれ、思い通りの予定を過ごすことができた週末でした。