■20220709(土曜日:曇)
■昨日、安倍元首相が奈良において、テロのために亡くなられました。応援演説の最中に、背後から2発の銃弾を浴び、命を落とされました。ご冥福を祈るばかりです。
その様子は、たまたま撮影されていたスマホの映像なども含めて、テレビで繰り返し流されています。全くの無警戒とも見えそうなぐらい、背後の至近距離からの発射でした。
そのような凶行に、なぜ犯人が及んだのかは、永遠に闇の中でしょう。大切なことは、この犯行によって、今後どのような経過を日本の政治が取っていく可能性が高いか、という点です。
いつもの通り、困った時の大明神、田中宇さんによれば、ロシアとの関係修復に安倍さんが動こうと考えていたのかもしれない、というのです。直近のメール・マガジンの中で田中さんは、今のままの政治姿勢が続くと、日本はますますロシアを敵に回し、天然ガスを手に入れることが困難になり、EU同様、国民の生活が困窮度を深めるばかりになってしまう、と指摘していたのです。
アメリカの言われるままに、ロシアと敵対するばかりでは、資源を持たない日本は大変なインフレの中で、国民生活は苦しくなるばかりです。アメリカと敵対する必要はないものの、適切な距離を取りながら、自国民の生活を第一に考えての外交こそが、政治家の腕の見せ所なのです。
ところが今の政府では、ますますロシア敵視を強め、困窮への道を一直線になります。知恵がないのか、政治家自身の権力維持のためだけの政治なのか、どちらにしても、浮かばれないのは国民です。
インドは、したたかです。私達が学ぶべきは、したたかな外交なのでしょう。そして、何よりも今、国民がまずしなければいけないことは、選挙に行って投票することです。
今のままでは、本当にひどい生活が、この先に待っています。今よりも、もっともっとひどい困窮した生活が待っているのです。この先、3年間国政選挙がない以上、進路を変えることはできません。私達の一票で変えなければなりません。最後のチャンスなのです。