■20230204(土曜日:晴れ)立春
■昨日15日ぶりに走ることが出来て、ホッとしました。今朝は爆睡でした。11時前に眠りに入って、午前3時まで一度も目覚めることがありませんでした。
スマートウォッチの睡眠診断によると、レム睡眠の割合が43分であり、全体の9%と少ない、としています。レム睡眠は、「多くの場合、夢を見るフェーズであるレム睡眠は創造力の促進、感情のコントロール、ストレス解消に重要です」とあります。
確かに昨夜は、夢を見た記憶が無かったように思います。自分としては、しっかり眠ることが出来た、という実感なのですが、器械による診断とは、ずれています。
とにかく、睡眠が極めて重要なことは論を待ちませんので、充分で質の良い睡眠を得るために、その他の時間を全て費やしても良いと思っています。
眠りと言えば、この言葉です。
「もう眠りはない。マクベスは眠りを殺した」
Sleep no more,Macbeth does murder sleep.
『マクベス』第二幕第二場。
「将来の国王」という魔女の予言を聞いて王位への野心に駆られたマクベスは、自分の城に来て眠っているダンカン王を殺す。そして待っていた夫人の元へ戻り、王殺しの直後どこからともなくこのような叫び声が聞こえたようだった、と言うのです。
そして、それ以来マクベスに眠りは、無くなったのです。本当の悪党には、マクベスはなり切れなかったのです。なぜなら、黒澤明監督によれば「悪い奴ほどよく眠る」からです。
日本の悪党だけが、よく眠るわけでもないでしょうから、真の悪党ではなかった、ということでしょうか。真の悪党以外が悪事を働くと、その瞬間から永遠に、安眠から見捨てられることになりますから、まずは自分自身をしっかり見つめることが大切です。
一部の政治家のように、私利私欲のために国民生活を犠牲にして、恬(てん)として恥じない人以外は、悪事に手を染めるのは、健康のために止めたほうが良さそうです。