■20230207(火曜日:曇り)

2018年1月に訪れたメルボルン・クィーンビクトリアマーケットの様子です。資源豊かな国なのです。お肉のコーナーです。Fresh Kangaroo とは、お国柄です。ヘルシーそうです。

■今朝は休養日です。昨夜下準備をしておいた、温野菜を作りました。昨夜のうちに、さつまいも一個を細かく刻んでおきました。まず電子レンジで3分ほど、下準備をしてから鍋に入れ、水を加えて鶏がら出汁とともに、煮始めました。

その間に、大根、菜の花、人参、春菊を刻んでおき、さつまいもが柔らかくなったのを確認して、残りの野菜を入れました。弱火で時間を掛けました。お水は300(cc) 程ですので、出来上がるのにそれほど時間はかかりません。生姜おろしを入れて味を整え、最後に溶いた卵を入れて完成です。

今月に入って、「漢方養生の本」の教えに従って、大好きだったサラダを、温野菜に切り替えました。温野菜が体に良いことは、以前から聞いてはいたのですが、全面的に切り替えるには、なかなか勇気が必要です。

日常生活の中で、慣れ親しんだものを変えるのは、年を取るほど面倒です。明らかに健康を害していると分かっているものは、何かを契機に一変させることは、それほど大変ではないかも知れません。例えば、友人が禁煙したと聞いて、その訳を尋ねると、「心筋梗塞になり、死ぬ思いだった」というケースです。

そうでない場合は、簡単ではありません。たかだか、サラダから温野菜への切り替えで大げさだ、と言われそうですが、食生活は意外と強力な支配力があります。それを切り替えることができれば、その他の習慣も、この年になっても変更可能かも知れません。

大げさですが、今からでも自分自身、ひょっとすると生まれ変わる事ができるかも知れないのです。今の自分が、大嫌いなわけでもないし、それほど悪くないと、自分勝手に思い込んでいるのですが、もちろん足りない部分も山程あります。

一つでも二つでも、こうなりたいものだ、という点が改められれば、それはそれで生きている価値がある、と言えそうです。生きることは、自分自身との対話ですし、自分との戦いの中で自分自身を、どう作り上げていくかの、日々の戦いの集積です。

人それぞれの、全く異なる日々の戦いの過程こそが、人生そのものであり、それゆえ誰の人生にも価値があるのだ、と最近思います。

温野菜から、こんなことを考えるのは、もう終着駅が近付いている証拠かもしれません。