■20230226(日曜日:晴れ)
■昨日は家族全員が、三津浜に集合しました。Nonちゃんの尽力で、Ayaちゃんの帰国に合わせて、企画が実現しました。全員が揃うのは、Taku の結婚式以来ですから、5年ぶりとなります。
あれ以来、5年間のそれぞれに、様々な事が起こりました。こうして全員が揃うことが出来た原動力は、実は確実な死の認識です。5年前には、私達夫婦に死が訪れることを想像するのは、困難でした。
その後に各自の身の回りに起こったことが、いずれやって来る両親の死に対して、家族として準備を迫られたのです。遠い将来のことではないことが、共通認識になったのです。
■昨夜は、それぞれが近況報告をすることで、各自の心と体の現在地を、全員で共有することが出来ました。子どもたちが、これまでに思ってもいなかった苦しみを経験していたことや、親に対する思いを持ってくれていたことに、父親として強く心を揺さぶられました。
このような経験を、私自身は両親と共有したことが無かっただけに、親として、とても厳粛な気持ちを体験しました。そして残された親としての責務は、終活であることがはっきりしたのです。
いつ旅立っても誰もが困ることの無いように、準備をすることです。それほど込み入った話でもないのですが、かといって一刀両断に解決できるほど、単純では無さそうです。
いよいよ最終コーナーを回ったことを、ずっしりと実感した週末でした。