■20180621(木曜日:雨)
■今朝は雨です。昨夜は沼津西クラブの次年度会報委員会の引き継ぎ勉強会。いつものように久松さんの事務所に集まり週報編集について検討した後で、居酒屋さんへ繰り出しました。雨がひとしきり降っていました。みんなで楽しく歓談した後、家路につきました。
今朝は雨の予報でしたので、6時までのんびりと寝ました。しかし夢にうなされました。会の準備が整っていない夢でした。今夜は、その会なのです。会長になって、実施的に初めての講演会。前会長の花崎先生が殆どの準備をして下さってあったのですが、それでも会長として何か手抜かりがあったのではないか、と潜在意識の中では心配なのでしょう。
式次第ができていないため、参加者が右往左往する事態に陥ります。準備されているはずの細々としたものが、どういうわけか全くの手付かず。焦るばかりなのですが、堂々巡りでどうにもなりません。本当に嫌な夢です。小心なのでしょう。
■さて「名作で読む発達障害 第54話」は、『家政婦のミタ』です。2011年に放送されたそうですが、どうも私はテレビをきちんと見ていないようです。それこそ、見たような記憶はあるのですが、ほとんど覚えていません。
主人公を演じた松嶋菜々子さんの特異な人物像が話題になったことは記憶しています。精神科医の岩波明さんによると、
ミタは他者とかかわりを持とうとせず、いつも孤立した生活を送っている。行動パターンは、常同的で発言も行動も変化することがない。つまりミタには「対人関係・社会性の障害」が見られ、これは典型的な自閉症スペクトラム障害( ASD )の特徴である。
と、なります。物語の後半でミタの悲しい過去が明らかになり、ミタのASD的な特徴は、生まれつきのものでなく、人生における悲劇によって生じたものとして描かれているが、成人期の「心理的な外傷」によってASD的な特徴が出現することは、現実的には殆どない、とも村上さんは書かれています。その方が因果関係がはっきりして理解しやすいのでしょうが、そう単純ではなさそうです。