■20180626(火曜日:晴れ)
■今朝も走りました。東側の窓のブラインドを開けたままで寝たためか、早めに目が覚めました。4時37分でした。もう一度寝てしまうと、今度は起き出すことが困難です。そのまま起きて走るための準備を始めました。いつものコースを、あと二回走れば目標達成です。
走り出したのですが、相変わらず体の重いことにがっかりしながら走りました。結局平均ペース、6分48秒/km で走り終えました。このペースを、ずっと続ければフルマラソンを5時間以内で完走できるのですが、そうは問屋が下ろしてくれません。30キロを過ぎると本当に脚が前に出なくなります。鍛錬が足りません。
これで 95.12km を積み重ね、残り4日で 4.87km となりました。あと一回分です。
■資料の整理に必要ということでNonちゃんが購入したパソコンが、Sunに払下げとなりました。あまり必要がなくなったとのこと。東京の学会へ行った時に、量販店で店員さんのアドバイスをもとに買ったようです。
資料の整理用ですからワードやエクセルが必要ということです。日本では、この2つが事実上の標準です。ワープロソフトでワードが標準でない国は、世界中で韓国だけだ、という話を聞いたことがあります。すごいことだと思います。一私企業の製品であるワードやエクセルで資料を作ることが、いわば強制される国というのは、よく考えれば、とてもおかしなことです。
購入するには予算が必要だからです。公的機関が提出する資料の作成にオープンなソフトウェアでの作成でなく、特定の私企業の製品を指定するということの異常さに誰も異議を唱えないということ、それ自体が私はとてもおかしなことだと感じています。
例えばワードを使っている人は、自分のパソコンにワードが最初から入っているので、誰もが自分と同じ製品を使っていると勘違いしがちです。しかし誰もがスマホとしてアイフォンを使っているわけではないのと同様に、特定の製品の入っていないパソコンを購入している人も多いのです。しかもインターネットに接続されているのが当たり前の時代になりました。
昔はパソコンと言っても、殆どは Stand Alone 、つまりは他のパソコンとは接続されていること無く、一台で孤立して使われていることがほとんどだったのです。時代は変わりました。インターネットに接続され、情報は自分の側でなく、インターネットの向こう側、つまりはクラウド上に保存するのが当たり前になった現在では、ネット上で資料の作成・整理をするのは当たり前になってきています。
つまりネット上で利用できれば、使用ソフトウエアが特定の製品である必要性は、あまりないのです。しかし特定の製品でボロ儲けをしているマイクロソフト社にとっては、それでは困るのです。何としてもワードやエクセルで資料を作らせようとします。プレゼンならパワーポイントです。
Nonちゃんパソコンは、こうしたソフトが一緒になった、パッケージソフトのオフィスの使用権が付いています。この設定が、とても面倒なことに昨夜気づきました。クロムブックの簡便さと、まさに対極です。ウインドウズ・パソコンなど糞食らえです。世界中の人がクロムブックで作業をするようになれば、本当に世界は平等になるでしょう。アメリカの学校現場が、そうであるように。
オープンという概念が、時代の要請なのです。昨夜はテレビでオープン・バイオロジー、つまりは公開された手法を使って市民が自分自身の手で行う遺伝子操作の現状を報告していました。本当に驚きました。DIY生物学、と呼ぶそうです。Do It Youself というわけです。画期的な成果が出るのか、災厄がもたらされるのか、今のところは検討がつきません。
しかしオープンこそが、時代の流れなのです。