■20180628(木曜日:雨)
■今朝はどんよりとした曇り空でした。いつものように5時の目覚ましで起きましたが、薄暗いのにたじろぎました。でも雨は降っていないようですので、そのまま走ることにしました。準備をして、外へ出てみると地面は真っ黒でした。霧雨のような、細かな雨が降り始めました。
急いで準備体操をして、とにかくスタートしました。経験的には、走り出してしまえば、何とか最後まで走りきることができそうに思えました。今日いつものコースを走れば、月間目標の100キロを超えることができます。それで、とにかく一安心です。走り始めてみると、少しずつ雨脚が強くなってきて、最後の2キロほどで、かなり濡れてしまいました。
それでも何とか目標を達成できてホッとしました。6.16km を走り、総計 101.29km となりました。これで2015年3月以来40ヶ月連続月100キロを積み重ね、総計 6,984km を走ったことになります。こうなったら、とりあえずの次の目標を一万キロ走破にしようと思っています。あと三年はかかります。毎日の積み重ねです。
■東京新聞の連載記事の一つに、「象徴のうた 平成という時代」があります。細胞生物学者であり歌人でもある永田和宏さんが書かれています。第24話は、「独学で琉歌 作り続け」です。
平成天皇が沖縄に心を寄せ続けてこられたのは、よく知られていますが、沖縄地方の方言を用いた琉歌を、皇太子時代から独学で学ばれていた、ということを知る人は少ないようです。
平成五年四月に糸満市で開催された第44回全国植樹祭(これは沖縄復帰20周年記念事業でもありました)において、この琉歌を詠まれています。
弥勒世よ願て揃りたる人たと 戦場の跡に松よ植ゑたん
永田さんによれば、
豊かな世を願いつつ ここに揃い集まってきた人びとと共に 激しい戦いの跡地に 琉球松を植えたよ
という意味とのこと。
最後に永田さんは、こう書かれています。
天皇陛下ご自身の作になる琉歌は、すでに十分一冊の歌集となるほどの数になっているという
全身全霊を持って国民のために、お努めを果たして来られた陛下の知られざる一面を知ることができた、大変素晴らしい内容でした。