2023 年 09 月 02 日 TakuとMasato とNonと一緒に訪れた熱海初島です。

月: 2018年11月 Page 3 of 4

同窓会

■20181111(日曜日:晴れ)

 

 

 

■今朝は走りました。6.11km を走り、総計 35.22km 残り19日で 64.77km です。

 

昨夜は仕事が終わってから歯医者さんに行って、歯の手入れをしてもらいました。手入れと治療を交互に毎月してもらっています。やはり体の手入れは、本当に大切です。患者さんには、いつもこう話します。「人間は生まれた瞬間から中古車に乗っているのです。車のように途中で新車に乗り換えることはできません」と。手入れをしながら乗り続けるしかありません。こんなことは自分が歳を取るまで考えもしませんでした。

 

■夕方Sunと二人で街に出て、旅行代理店に行きました。来年5月のGWにオーストラリアに行く、その準備です。まず驚いたのは、お店に行くと二人用の席が4つあるのですが、全部が埋まっていて、それぞれ担当者が説明にあたっていました。順番ですので札を受け取ってお待ち下さい、と言われました。まるで回転寿司の順番待ちのようです。ちょうど3時半頃でしたから、一番混雑する時間帯だったのでしょうか。

 

待つこと15分ほどでしたか、一番右端の席が空き私達の予定や希望を聞いてもらいました。再度驚いたのは、来年GW中のツアーのパンフレットは、来週16日に届くのだそうですが、先週届いたハワイ向けのツアーは、全て即日完売だったそうです。ということは、16日前に予定や希望をしっかりと決めて伝えておかないと、手遅れということになりそうだ、ということです。

 

さっそくTakuやAyaちゃんに連絡して、日程の調整をしなければなりません。帰国する日は決まっているのですが、その前を、どのように過ごし、どのように移動するのか。なかなか適当はツアーが無いようで、頭の痛いところです。こちらの思い通りには行きません。

 

■さて今日は懐かしい中学校時代の同窓会です。幼・小児期を過ごした埼玉県川口市立西中学校の同窓会です。仲の良かったKouheiちゃんが誘ってくれました。彼とは卒業後も、ずっと付き合いがあり、退職後に地元で生活している彼が、仲間を募って、時々同じクラスだった仲間と同窓会をしていたようです。担任の先生との繋がりが未だにしっかりとあることに驚きました。今回は、ついでにクラスが違う私にも声を掛けてくれました。

 

中学校を卒業したのが1969年です。昭和44年。確か二年生の時に校舎が新築され、プールも出来上がり、そしてなにより校舎が鉄筋コンクリート造りとなり、お手洗いが水洗となりました。つまりそれまでは、ボットン便所だったのです。学校でお手洗いに行くのは苦痛でした。小学校の時に川口に移り住んだ私達家族は、当初から団地住まいでしたので、トイレは最初から水洗でした。でもまだまだ一般家庭では水洗便所は珍しかった時代なのです。団地が文化住宅と言われたのも、そんな理由があったのです。

 

小・中学校は歩いて登校しましたが、高校からは電車通学でした。中学校は荒川沿いにありましたから、教室の窓から荒川の堤防を、よく眺めたものです。近くに水門があり、荒川の氾濫を防いでいました。美術の授業で、その水門を描いたことを、よく覚えています。美的センスの全くない私は、いつも通信簿は5段階で2でしたが、どういうわけか、その水門を描いた絵だけは、先生が褒めてくれたことも、嬉しい思い出として鮮明です。美術の先生に褒められた、などということは、後にも先にも、その時だけでした。Takuも美術の才能が無いようですが、それはひとえに父親の責任です。

 

(●^o^●)

 

でもTakuも私も絵を見ることは好きなので、二人でよく美術館へ行きました。それも楽しい思い出の一つです。

 

というわけで、午前7時55分になりますので、そろそろ出発の準備をしなければなりません。ロータリークラブのコンペが重なってしまい、今日は行く予定ではなかったのですが、内館牧子さんの「すぐ死ぬんだから」を読んで気持ちを変えました。ゴルフはいつでも行くことができるが、この同窓会はこれで最後だろう、みんながどんなふうに歳を取ったのか、そして毎日をどのように送っているのかを知りたくなったのです。Kouheiちゃん以外の出席者は、たぶん一人も分からないと思いますが、それも一興でしょう。高校時代の同窓会は、男子校でしたので男ばかりでしたが、今回は女性も出席するはずです。まさに「すぐ死ぬんだから」の世界です。どうなりますことやら。

 

(●^o^●)

 

 

人工知能と滑舌

■20181110(土曜日:曇)

 

ハノイ旧市街地の様子です。バイクで大混雑です。

 

 

■今朝はゆっくりと休みました。2日続けて走りましたので、今日は休息の朝です。今月はやっと30 km を走りましたが、まだ7割が残っています。明日の朝、少し長めに走って距離を稼がないといけません。

 

今この原稿はクロームブックで書いているのですが、 Google ドキュメントで使用可能な、ツールからの音声入力を選択して使用しています。先日の地区大会で聞いた講演で、勝間和代さんが触れていた「Simeji」を使った音声入力もスマホで試しています。私の通信環境、つまり LINE モバイルによる格安 SIM と Huawei のスマホでは、接続がスムーズにいかないのか、かな漢字変換ができないことが結構あります。 Google の音声入力ソフトでは、そうしたことがスマホでもほとんどありません。

 

今 Google 音声入力で書いているのですが、変換にかかる時間も十分俊敏で、イライラすることは、ほとんどありません。ただ Google の音声入力の場合、句読点を変換することができません。 iPhone では、「、」と「。」を音声だけで入力することができます。やはり文章を書くとなると、この違いは大きいのですが、ただ Google の変換においても、「、」を打ちたいところでは、キーボードから「、」を入力し、エンターを押して、そしてそのまま続けて音声入力をすれば、何の問題もなく文章を作成していくことができます。

 

音声からの変換効率については、十分正確だと私は感じています。もちろん完璧ではありません。例えば今入力した、「十分性格だ」という部分は、「十分正確だ」が正しいのですが、何度発音しても、「十分性格だ」になってしまいます。私の発音が良くないのかもしれません。なるべく口の中で、こもることのないように、滑舌にも気をつけているのですが、どんなに気をつけても、個人の癖のようなものがあるのかもしれません。 Google の人工知能 AI には、私の発音の中の、ある単語がとても聞きにくいのかもしれません。あるいは単語そのものの発音というよりも、その前後の言葉から人工知能は推察しているのかもしれませんので、その辺りを工夫してみると、変換効率が上がるのかもしれません。

 

そうしたいくつかの改善点は見られるものの、一度音声入力による文章作成を経験すると、その便利さはやみつきになります。つまりは生産効率が格段に上がるということです。試したことのない方に、ぜひ勧めたいと思っています。

 

また、より良い滑舌の練習にもなると私は思います。つまり人工知能にとって聞きやすい発音というのは、会話の相手にとっても聞きやすいということです。普段から人工知能を相手に、わかりやすく発音する練習をしておけば、それは会話の際にも、あるいは人前でお話をする際にも大変有効なのではないでしょうか。そんなことも感じるようになりました。

 

 

全域停電

■29181109(金曜日:曇)

 

ハノイにあるスーパーマーケットで売られていたフランスパンです。30センチほどの長さのパンが、一個 25 円ほどです。

 

 

■今朝は走りました。昨日走りましたし、夜はロータリークラブの沼津四クラブ合同例会があり、100名以上の仲間と楽しいひと時を過ごしました。私はカメラマンに徹して、みなさんが楽しそうにしている様子を撮って歩き回りました。大先輩も若い会員もいるところが、良いところです。

 

 

今朝は3時半頃目が覚めて、再度寝たのですが、5時に起きた時には、疲れもあったのか、なかなか起き出すのが大変でした。もう今朝はこのまま休んで、明日走ればよいか、とも思ったのですが、とにかくゆっくりで良いから、と自分を言い聞かせて起き出しました。

 

 

3キロまでは体が重くて辛かったのですが、そこを過ぎるとスムーズに脚が前に出るようになり、気持ちよく走ることができました。そこまで行くのが大変なのです。6.10km を走り、総計 29.11km となり残り21日で 70.88km の地点まで来ました。まだまだ、これからです。

 

 

■北海道での地震による全域停電には驚きました。新聞には、以下のように解説されています。

 

 

2018年9月6日未明に起きた地震で、北海道内の電力需要の約半分を担っていた苫東厚真火力発電所 1、2、4号機(厚真町、出力計165万 kw)が全基停止。北海道電力は低下した供給力に合わせて需要を下げようと、強制的な停電を試みたが、需給のバランス調整に失敗。道内ほぼ全域の295万戸の停電を引き起こした。このように電力会社の管内全域に及ぶ大規模停電を「ブラックアウト」と呼ぶ。

 

このブラックアウトを引き起こす4ヶ月前に、経済産業省資源エネルギー庁の専門委員会で以下のような議論がなされていました。「発電所一基の計画外停止が与える影響が大きい北海道では、厳寒時の需給逼迫が国民の生命・安全に及ぼす影響が甚大である」つまり北海道電力の供給体制は脆弱であり改善が必要であると2010年以降毎年のように委員会は警鐘を鳴らしてきたのです。

 

 

北海道電力では泊原発と苫東厚真火力発電所が電源の柱となり、二つの総出力は1日の最大需要の7割以上を占めています。 報告書によれば北海道電力は2013年から17年度の5年間に投じた火力や水力を含めた発電所への投資総額の実に半分以上が原発への投資だったのです。廃棄物の最終処分方法が確立されていない原子力発電は経済的に優れている、と言われてきました。しかし現在では単位発電量あたりの経費も以前のようには再生エネルギーと比較しても決して安くないことが判明しているます。経済的だから原発を進めるべきだという意見はもう通用しないのです。原子力発電は、もはや危険なだけでなく、決して経済的でもないのです。

 

 

北海道では太陽光や風力など再生可能エネルギーの適地とされているにも関わらず設備投資が、なおざりにされているのはとても残念なことです。

 

 

アメリカの役割

■20181108(木曜日:晴れ)

 

ハノイのスーパーマーケットの様子です。

 

 

■今朝は走りました。さすがに、予定からの遅れが放置できない状態になりました。今朝も3時過ぎに一度目が覚めてお手洗いに行きました。普段なら、その後に熟睡できて、ちょうど5時頃に目覚めて塩梅よく行くのですが、今朝はうまく行きませんでした。なかなか寝付けずに、5時を迎えてしまいました。それでも何とか起き出して、準備運動を済ませ、5時半には走り始めることができました。寒さのためもあってか、走り出して3キロを過ぎないと、体が重くて容易に前に進むことができません。結局今朝は、6.08km を走り、総計 23.01km 残り22日で 76.98km となりました。

 

■さて米国の中間選挙が終わり、新聞の一面にはトランプ大統領への厳しい批評が掲載されています。例えば東京新聞は、

 

「米国第一」に厳しい審判 上院は維持、ねじれ議会

 

と、あります。「分断社会 溝の深さ露呈」ともあります。記事を読むと、トランプ大統領が諸悪の根源で、分断を先導し煽っているかのごとく感じられますが、因果関係が逆ではないかと私には思えます。つまり行き過ぎたグローバリズムにより、社会が分断され亀裂が深まった結果としてトランプ大統領が登場した、という意味です。

 

トランプ大統領が退任したからといって、社会の分断が解決できるわけではないのです。移民の受け入れにしても、もうアメリカ社会には無制限に受け入れてられるだけの余裕がなくなった、ということです。20世紀初頭のように、世界中から移民を受け入れられるだけの空間的にも、経済的にも、それだけの余裕がアメリカには、もう無くなったのです。その現実を受け入れないと、建設的な議論ができないように思えます。

 

それは歴史の大きな曲がり角です。アメリカの一つの役割が終えようとしているのです。

 

 

立冬

■20181107(水曜日:晴れ)

 

ハノイの交差点です。

 

 

■今朝は走るつもりだったのですが、どうも夢見が悪いうえに、4時過ぎに一度目が覚めてしまいました。結局5時に目覚ましが鳴った時点で、今朝のランニングは諦めました。明日走りましょう。

 

今日は立冬です。暦の上では、もう冬です。富士山もすっかり雪化粧になりました。昨日で富士山スカイラインも閉鎖されました。五合目まで車で行くことはできません。次第に、どこもかしこも冬支度が進んでいます。

 

■さてアメリカの中間選挙の投票も終わり、明日には結果が判明するのでしょうか。朝のNHKニュースでは、テキサス州の上院議員選挙が報道されていました。共和党はテッド・クルーズ候補、民主党はベト・オルーク下院議員の争いです。オルーク候補はオバマ氏の再来と言われているそうです。確かにテレビで見る限り、本人も見た目からすでにオバマ氏を意識しているのが、私にも分かるほどです。

 

メキシコと国境を接するテキサス州では、移民問題は切実です。国籍を取るのに正規の手続きを経たために、散々苦労し時間も掛かった、メキシコからの移民の女性が、もうこれ以上不法移民は受け入れるべきではない、という観点からクルーズ候補を応援しているのが印象的でした。気持ちは、よく分かります。きっと白人たちも、自分たちより新しい移民達を、そう思っているのでしょう。

 

オルーク候補の淀みのない爽やかな演説ぶりを見ていると、アメリカは言葉の国だなぁ、とつくづく思います。多様な背景を持つ人々の集まりですから、言葉できちんと自分の意思を伝えないと、何も始まりません。分かり易く、そして力強い言葉が必要なのです。政治家が演説に注ぐエネルギーは日本の比ではありません。一方、日本の有権者は政治家の言葉に、大して重きを置きません。

 

その点、安倍総理はアメリカに学んでいるのかもしれません。分かり易いキャッチフレーズを多用します。そして敵を叩くことで自分を際立たせます。しかも、その相手は、もうこの世にいない民主党です。何を言っても死人に口なしです。とても賢いやり方だと思います。ですから、議論になりません。アメリカ人が日本の国会での議論を聞くと、とても奇妙に感じるはずです。何しろ、さっぱり議論が噛み合っていないからです。

 

それを良しとしている国民の未来というものを考えると、危ない、危ないということでしょうか。

 

 

アンカーベビー

■20181106(火曜日:曇)

 

ハノイにある聖ヨセフ大聖堂です。

 

 

■今朝は5日ぶりに走りました。1日に10キロを走り11月も順調にスタートしたのですが、連休には走ることができず、そして月曜日の朝は疲れからか胃腸炎で苦しみ、走るどころではありませんでした。

 

5日ぶりというと、本当に久しぶりで、もう走ることができないのではないか、とすら不安になるほどです。 それでも先日ネットで読んだ走り方のコツ、つまりは前傾姿勢と骨盤を立ち上げるようにする、という意識を持って走ると、心なしか自然に脚が前に出るような気がしました。つまりは楽に走り続けることができる、ということです。

 

今朝は6.14 km を走り、これで通算16.92 km を積み重ね、残り24日83.07 km となりました。六日目の目標ラインとしては少し足りないのですが、走ることの喜びを感じた朝でした。健康であるというのは本当にありがたいことです。当たり前のことが当たり前にできる喜び、それを病気で改めて実感するようです。

 

今朝は久しぶりにスイカを走った後に食べました。先日買ってあったスイカを二つに割って冷蔵庫で冷やしてあったのです。季節はずれのスイカには違いありませんが、走った後の冷やしたスイカほど美味しいものはありません。感謝、感謝の気落ちで味わいながらいただきました。

 

■さて今日の東京新聞太郎の国際通信欄では「私の米国籍問題」と題して書かれています。1960年に木村さんが22歳の時に米国への入国ビザを申請したところ米国領事館の担当者がこう言われたのです。「あなたには米国へのビザは発給できません。なぜならあなたは米国人だからです。米国に行くには米国人用の旅券を取得してください」。つまり木村太郎さんのお父さんが銀行員として米国駐在中に生まれたことにより憲法修正第14条にて木村太郎さんに自動的に米国籍が付与されていたのです。木村さんはその時に改めて米国憲法修正第14条を身をもって体験したのです。今トランプ大統領はこの米国憲法によって与えられている不法移民の赤ちゃん年間約30万と、観光目的の入国者の赤ちゃん約3万人への米国籍の付与を見直そうとしています。こうした赤ちゃんは「アンカーベビー(錨・いかり・赤ちゃん)」と呼ばれる国籍取得目的の赤ちゃんなのです。その赤ちゃんの親族は、保護者として米国への永住権が優先席に与えられるので「錨を下ろすように一家を米国に定着させる赤ちゃん」と呼ばれるのです。 憲法で定められていることを大統領令では変更できないという指摘も多いようですが、トランプ大統領は移民問題に改めて注目を当てるのが目的のようです。折しもメキシコからは数千人もの移民集団が米国国国境に向かっています。トランプ大統領は「アンカーベビー」で移民問題をさらに煽り、移民の受け入れに寛容な民主党を追い落とそうと選挙戦最後の攻勢をかけているのではないか、と木村太郎さんは指摘しています。

 

マスコミの報道を見ていると、トランプ大統領への批判的なものが、ほとんどです。トランプ大統領を批判することが、自分の正当性を証明するかのごとくですが、これは眉唾です。民主党を支持し、リベラルな主張をするのが、人権を尊重する立派な報道姿勢だ、と思わせたいのでしょうが、そうはいきません。

 

トランプ大統領が就任してから何が変わったか。一番の変化は、戦争が減ったことです。シリアは混乱が収束に向かっています。NHKによればアメリカとトルコの軍隊がISを撲滅した、とのことですが、これは噴飯モノです。まさにプロパガンダ、そのものです。朝鮮半島は緊張緩和の方向へ向かっています。これは厳然たる事実です。対立ばかりを煽るトランプ大統領、というのが、マスコミの定番ですが、それはむしろマスコミそのものです。

 

私たちはテレビの報道をまるごと信じるのではなく、自分の頭でしっかりと考えないと、とてもおかしな方向へ向かってしまいます。

 

 

人間関係

■20181105(月曜日:曇)

 

ベトナムでのレストランの内部です。

 

■昨日は休日当番日でした。午後5時まで籠の鳥でしたが、午前中混雑したものの、その後はパラパラとしか患者さんは来られませんでした。

 

終わってからは、月に一回のツルちゃん夫婦との夕食会。ひろ繁での楽しいひとときです。雨が心配だったのですが、幸いにも曇り空で終始しました。ツルちゃん一家も我が家同様、子ども達に大きな変化が起こりそうということで、どこも曲がり角の一年のようです。生ビール一杯とひれ酒を一杯とSunの残りを飲みました。

 

家に帰りオフロに入って22時半には床に入りました。読み始めたのは「最高の体調 ACTIVE HEALTH:鈴木祐 著:Kindle 版」です。

 

日々の不調や不満には様々なレベルがあります。たんに朝起きれないという人もいれば、仕事の集中力が続かなくて作業が進まない。さらには怒りや不安がコントロールできずに人生が上手くいかない人、つねに体調不良に襲われている人、毎日の暮らしに張り合いがなく空虚な気持ちのまま暮らしている人など、症状や問題の深刻さには個人差があるはずです。まずは現代人が抱える問題の「共通項」をあぶりだし、すべてを柔軟に解決する汎用的なフレームワークを提供します。

 

膨大な文献を読み漁り、そこから見えてくる現代の問題点を分かりやすく指摘してくれます。私達ホモ・サピエンスは、農業を始める1-2万年前までは狩猟採集民として、何百万年も生きてきました。当然のことながら、その生活に適応して進化してきたのです。ここ1万年のことなど、ほんのつい最近のことに過ぎません。私達の体は、いまだにそうした変化に適応しきれずにいることが、この本を読むとよくわかります。

 

例えば狩猟採集民として生きていた頃には、仲間としてはせいぜい数十人の単位で移動していたのですが、農業を始めるとともに、その数は増してきます。ましてや都会生活が当たり前になり高度工業化社会になると、数十人では済みません。

 

 人類は数百万年前から小さな集団のなかだけで生きてきました。まったくの他人と交流することは滅多になく、周囲には家族か顔見知りしか存在しません。

 

もともと私たちの脳が、見知らぬ他人とうまく人間関係を作れるように設計されていないからです。

 

アドラー心理学のアドラーが言う、「人間の持つ全ての悩みは、人間関係の悩みである」という指摘は、こうした進化の歴史からも推察できるのです。

 

 

育成選手

■20181104(日曜日:雨)

 

ハノイのレストランです。

 

■今朝はどんよりと曇り空が覆っています。東海地方は、一日スッキリしない天気が続くようです。今日は休日当番日。8時から17時までは外へ出ることができません。現在は年に四回こうした当番が回ってきます。毎年のように休日が増える状況では、仲間の皆さんで分担して行くしかありません。会社勤めで休みが取れる方にとっては、休日が増えることは有り難いだけかもしれませんが、そうとばかりは言えない方も多いのではないでしょうか。先進国の中で日本は休日が多いことでは折り紙付きです。

 

■今年の日本シリーズが決着しました。ホークスが広島を破って日本一に輝きました。一戦目が引き分け、そして二戦目が広島の勝利でスタートした今年の日本シリーズは、もう少し接戦が予想されたのですが、結果は一方的でした。福岡に舞台を移してからは勝負の帰趨は見えていました。足による速攻を見事に封じ込められた広島には、手も足も出ないように見えました。もう少し攻撃に工夫があれば、と思いながら見ていましたが、広島を応援していたファンには、物足りないシリーズでした。

 

広島の菊池選手のバッターボックスの様子などは、蛋白というか、諦めているというか、自分は守備だけしていれば良いと思っているのか、真相は分かりませんが、何とかして流れを引き寄せるのだ、という執念を感じませんでした。あれでは負けるのは必定です。セイフティーバントをしてでも、何とかして塁に出るのだ、という思いが、全然見えませんでした。見ていて、とても残念でした。

 

それにしてもホークスのキャッチャー・甲斐選手の素晴らしいプレイには、惚れ惚れしました。育成選手出身とは、これまた驚きです。育ててきたコーチの皆さんのお力にも、敬意を払うべきでしょう。25歳でしたか、まだまだ活躍できると思いますので、今後が楽しみです。

 

甲子園で華々しく活躍した選手が注目されますが、大器晩成という選手も、必ずいるはずですから、才能をぜひとも伸ばして活躍してほしいものです。

 

 

働き方改革

■20181103(日曜日:曇時々雨)

 

山の上ホテルの玄関です。

 

 

■今日は文化の日で休日です。

 

1946 (昭和 21 )年、日本国憲法が公布されたことを記念して、1948 (昭和 23 )年に制定された国民の祝日。「自由と平和を愛し、文化をすすめる」ことを趣旨としている

 

と、あります。明日は振替休日で私にとっては2日続きの連休ですが、明日は休日当番日。朝の8時から17時まで籠の鳥です。

 

今日は仲良しのゴル友 長倉さんとプレイすることができました。本当にゴルフは難しいの一言です。今日は4番のミドルホールでOBを連発して、11も叩いてしまいました。最近は100を切るのが大仕事になっています。本当に困ったものです。昔のほうが、ずっと上手かったように思えるのですから、情けない話です。

 

■さて今日は、ゴルフ場に黒い背広を着た一団が待機していて、何事かと思ったら、自動車のライトを作る、某大手企業の取締役員会コンペが行われているようで、そのための待機の社員のみなさんのようでした。サラリーマン勤めをしたことが無い私には、想像できない世界ですが、とても奇異に感じました。

 

10名以上のみなさんが、ただボーと一日外で待機していなければいけない、というのは、ある意味で残酷です。仕事をしているなら、それは致し方ないと思いますが、自分の会社のお偉方のために貴重な休日を一日潰さなければいけない、というのは家族にとっても負担です。

 

いや父親などいないほうが良い、というのならいざ知らず、やはり家族とともに過ごす時間は、とても貴重です。子ども達がいるのなら、なおさらです。仕事といっては、帰宅は子ども達が寝た後ばかり、というのでは、家族の絆も築けません。欧米のように家族で過ごす時間を、何よりも大切にする人々から見ると、大変異様な光景に違いありません。

 

働き方改革といわれています。安くこき使おうという、経済団体の底意がミエミエなのが安倍内閣らしいのですが、それでも改革は必要です。家族で過ごす時間は、取り返しがつきません。仕事が暇になってから一緒に過ごせば良いのだ、という方もいるかもしれませんが、たぶんそれでは遅すぎます。家族にとっても臨界期があるのです。

 

退職して「終わった人」になった時、必要としてくれる人が誰もいなくなった、となるのは必然です。家族のあり方も含めて、我々は働き方を見直す必要があります。

 

つまらないことに社員を巻き込むべきではないと思います。日本の偉い人々は、どうもそのあたりが欧米の偉い人たちと違います。欧米の偉い人々は、本当に能力があります。一人でも、堂々と渡り合える人が偉くなるのです。お付きの人々を引き連れないと渡り合えない偉い人は、もう退いてもらった方が日本のためではないでしょうか。

 

 

 

自国第一主義

■20181102(金曜日:晴れ)

 

甲府へ向かう途中の道の駅で撮りました。

 

■今朝はゆっくりと休みました。月の初めとして頑張って10 kg 超を昨日走りました。月100 km ですから1日3 km 超を走れば目標達成という計算になります。しかし走れない日も当然ありますので、今は1日おきに6 km 超を走るのが 普段のペースになっています。そして、わずかですが足りない分を1日 LSD( Long Slow Distance ) で補うというのが慣例になっています。

 

アメリカでは中間選挙が近づきテレビでも盛んに報道がなされています。トランプ大統領のアメリカファースト、自国第一主義を批判的に報道する内容が多いようです。しかしながら、こうした報道を胡散臭いと私は思っています。グローバリズムを無批判に素晴らしいものだと言いたげなこうした報道は、実はかなり歪曲されていると感じるのです。世界中で沸き起こっている自国第一主義の原因といえば、それは世界的に見られる格差の拡大です。 アメリカでなぜ自国第一主義がこれほど叫ばれるかといえば、グローバリズムの本家本元のようなアメリカにおいて人々を苦しめている、歴史上例を見ないほどの格差の拡大が、その原因なのです。アメリカでは中産階級は消滅しかかっているとさえ言われています。

 

どう考えてもグローバリズムは、それほど賛美すべきことのように私には思えません。 世界中で自国第一主義を唱える有権者が増えているにもかかわらず、日本では全くと言っていいほど、そうした声は沸き起こりません。それが私には実に不思議なのです。では日本では格差の拡大が起きていないのかといえば、子供の7人に1人が貧困だという現実があるのです。 戦後築き上げてきた一億総中流と言われる社会を今食いつぶしているのかもしれません。食い潰し終わった時に広がる社会は、ちょうど今のアメリカのようなものかもしれません。 その時に起こる社会の混乱を私は恐れているのです。

 

 

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