■20190918(水曜日: 曇り)
■今朝は走りました暑さの峠もようやく超えたのか、昨夜は過ごしやすい一夜でした。とは言うものの、今朝は目覚ましを5時にかけたのですが、起き出すことができたのは5時半近くでした。ビニールゴミを持って所定の位置まで行き、置いてから準備運動を始め、走り始めましたが、涼しさのおかげもあってかスムーズに走り始めることができました。
とはいえ、4キロを走る頃までは体も重く足取りも重かったのですが、バイパスの脇を走っているとき、空を見上げると雲の合間に月が見えました。そこで一枚写真を取ったのですが、30秒ほどでしょうか、休むことができました。どういうわけかその後とても体が軽く感じられ足がスムーズに前に出るようになりました。結局今朝は6.12kmを走り、これで今月は9回走り、68.12kmを積み重ね、残り12日で31.87kmのところまで来ました。
■さて、いつも読んでいる、田中宇の国際ニュース解説無料版2019年9月17日号が配信されてきました。題名は「さよなら香港、その後」です。香港で起きている民主化運動について、分析しています。
香港は中国に英国から返還され、一国二制度の下で統治されています。私たちは、ともすると誤解しがちなのですが、香港が中国に返還される前、香港は英国の下で模範的な民主主義体制の下で統治されていた訳ではないのです。英国の植民地として統治されていたのです。中華人民共和国を嫌う人々は、香港が民主的な、まるで理想的な政治制度の下で、英国により統治されていたかのごとく考えがちですが、それは明らかな誤解なのです。
英国により植民地支配を受けていた国々では、独立はしたものの、いまだに内部紛争で争いが絶えないのです。インドとパキスタンしかり、ミャンマーしかり、そして香港しかりなのです。英国の狡猾な分割支配の置き土産によって、人々は未だに苦しんでいるのです。まるで民主主義のお手本のように、英国を崇め奉る人々がいますが、私には理解できません。あの国ほど罪深い国も数少ないのです。EU離脱問題で国際的な力が落ちている英国ですが、世界平和のためにはとても良いことのように私には思えます。
欧米式の民主主義システムを無批判に賛美する人々がいますが、少し冷静になって考え直した方が良いのではないでしょうか。日本も民主主義国家のお手本のように、自分たちでは考えていますが、たった3割程度の人々の支持を得た政権が、自分たちの利権のためにやりたい放題の状況を、よく考えてみた方が良いのです。特にマスコミと一体になって世論を誘導し、投票率を可能な限り下げ、自分たちの持つ組織票で権力を維持している今のやり方は、どう考えても民主的とは言えないように私には見えるのです。
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