■20191106(水曜日:晴れ)

ベトナムのある農家。庭に植えられたバナナの木です。

■今朝は走るつもりで昨日に続いて目覚ましをかけていたのですが、起きることができませんでした。原因は分かりません。疲れが溜まっているのでしょうか。

10月はベトナム支援の旅に続いて、群馬県でのハーフマラソンに、たくと一緒に出場しました。いささかハードスケジュールだったのは分かっていたのですが、その疲れが遅れて出てきているだけかもしれません。無理をしても意味がありません。

仕事をしながらですので、そちらにしわ寄せが行っては本末転倒です。まぁ、のんびりと焦らずに身体の調子を見ながら、少しずつ積み重ねていくしかありません。

■今朝の東京新聞読書欄を読んでいて、ある方の投稿に目が留まりました。「水くれた女性 優しさに感謝」と題して、千葉市に住む 80 歳の男性の方が投稿しています。

この方は東京の地下鉄の地下通路の一角で、急に気分が悪くなり、しゃがみ込んでしまったそうです。その時、通りがかりの女性が声をかけてくれて、近くで冷たい水を買って届けてくれたのです。その水のおかげで気分も回復し、動ける状態になって帰宅することができました。

その時、名前も聞くことができなかったのですが、優しい気遣いと行動力、世の中には、なんて親切な方がおられるのかと感激しました。本当にありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。

と書かれています。

なぜこの記事に目が止まったかといえば、70 歳を前に肺がんで旅立った私の姉が、以前同様の話を私にしてくれたことがあったからです。同級生と会うために東京へ出かけた際に、姉は帰り掛けの電車の中で気分が悪くなりホームに降りて吐いてしまったそうです。

ところが親切な方がおられて、ハンカチを提供してくれたり、優しく介抱してもらい無事に帰宅することができた、というのです。姉が私に言っていたのは、同様の感想でした。「世の中には、なんて親切な方がいるのだろう」。新聞の投稿を読みながら、今は亡き姉を思い出していたのです。