■20191113(水曜日:晴れ)
■今朝も走りました。これで3日連続で朝、走ったことになります。今朝は6.13kmを走り、今月は8回のランで53.6km。残り17日で46.37kmのところまで来ました。
エプソンのホームページに接続すると、パソコンの画面には「50キロ達成おめでとうございます」と告げています。月100キロ走の目標を入力しておくと、このように知らせてくれるのです。
これでようやく目標の半分を超えました。まだまだ先は長いのですが、少しずつ積み重ねていくしかありません。
■さて、今朝の写真は、今年のベトナム枯れ葉剤被害者支援の旅の途中で、ちょうど踏切で出くわしたベトナム統一鉄道の電車です。1日に何本走っているかは分かりませんが、今まで何度も通過した踏切でしたが、これまで実際に電車が走っているのに遭遇したのは、2回目か3回目だと思います。
正式にはベトナム南北線と呼ばれるようですが、以前は南北に分かれていたベトナムでは愛称を込めて、統一鉄道と呼ばれることが多いようです。以前支援隊で夜行列車で旅をしたことがありました。ハノイからダナンまでです。三段ベッドの車両でした。楽しかったと言えば楽しかったですし、日本ではもう味わえない旅の思い出です。
ネットによれば、
ハノイからホーチミン駅まで、1726キロ。ハノイ駅とサイゴン駅を結ぶ、特急に相当する定期列車4往復(SE1 -SE8)が毎日設定されている。
所要時間は、いずれも30時間弱-40時間超と車中泊を2回行うものであり、3時間弱で同区間の移動が可能な旅客機と比較して、ビジネス利用には向いていない。
ホーチミンシティのサイゴン駅からハノイ駅まで、ソフトベッド(下段)を使うと、168万7000VND(約8400円)。バスだと100万VND程度。飛行機でもLCCを使えば航空運賃だけだと90万VNDで、諸経費を入れても130万VND程度なので、ホーチミンシティからハノイに行く交通手段としては、実は鉄道がいちばん高い。
途中の、ハイヴァン峠付近からの車窓の風景は、統一鉄道随一の景色として名高く、テレビ番組『世界の車窓から』にも頻出している。北向きなら右、南向きなら左が、南シナ海側となるが、サイゴンから乗車の場合、ダナン駅で進行方向が逆向きになるので、注意を要する。
■さて、昨夜はある本を読み終えました、たくが勤めている法律事務所の高橋伸二所長が書かれた自叙伝「弁護士 高橋伸二 痛快伝 欅の如く」です。今年78歳になられる高橋先生が、昨年弁護士登録50年を迎え出版されました。盛大にお祝いのパーティーが開かれたようです。
たくから預かっていたのでしょうか、どういうわけか私の手元にありました。来月1日にゴルフをご一緒することになっていますので、先生の人生、あるいは人柄を理解する上で一番良い本だろうと思い、昨日ようやく読み終えることができました。
書かれている内容はまさに題名の如く痛快そのものです。そして、その人間の大きさに圧倒されるばかりです。地元を愛し、そして地元の人々のために活躍してこられた先生の足跡は、本当に学ぶことばかりです。
平成26年に地元の富岡製糸場が世界遺産に登録されました。先生を中心に、「富岡製糸場を愛する会」が設立されて27年後のことでした。その先見性と息の長い地道な活動を続けてこられた意志の強さに、ただただ驚くばかりです。
先生はこの著書の「はじめに」の中で、以下のように書かれています。
私には一つの座右の詩があります。
それは、少年の頃の思い出に基づいています。
山深い生家の大雪の夜、雪の重みに耐えかねて裏山の竹がビシッと大きな音を立てて折れていきます。翌朝はたくさんの折れた竹が見られましたが、欅の大木の周りに生える竹は折れずに立っていました。
欅の大枝が竹を守っているかのように見えました。
続いて農民運動家、農協長、県会議員を務め、農民詩人でもあったお父様の高橋辰二様の詩「欅」を引用されているのです。
まさに、この親にしてこの子あり、と思うのです。
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