■20200402(木曜日:晴れ)
■今朝はゆっくりと休みました。一応5時に目覚ましを合わせてあったのですが、鳴った後も、ぐずぐずと布団の中でまどろんでいました。今朝は冷えこみのためか、明け方になって薄い毛布を更に一枚かけました。
コロナウイルスの広がりも、東京で急激な増加を来たしているうえ、山梨県ではなんと0歳児の感染が確認され、心肺停止、集中治療室に入院、治療中という衝撃的なニュースが流れました。
感染は全国的に拡大するばかりで、終息する素振りもありません。予定されていた種々の会合や催し物もキャンセルの嵐に襲われています。
今月予定されていた日本眼科学会総会も東京国際フォーラムで開催予定されていたのですが、ネット上での発表だけになってしまい、会長など準備に当たっていた皆さんは変更に対応するために右往左往の状態ではないでしょうか。
こうした場合、会場費の精算などはどうなるのでしょうか。何しろ東京国際フォーラムですから、生半可な額ではありません。私は都合が合わず欠席の予定だったのですが、ネットでの参加が可能になったため、登録料を支払ってネットでの参加に切り替えました。こういう参加の仕方もありなのかなと初めての経験ですが、興味深いものです。
■さて、昨日は新年度の開始日。通常ですと入学式や入社式が行われる日でしたが、この緊急事態ですので、多くの機関ではウェブ上でのビデオ式で行われたところが多いようです。
中止になった学校もありました。思い出してみると、たくのロースクールの入学式も東日本大震災のために中止になったことを思い出しました。あれから丸9年が経ったのです。
あの時も、もちろん大変でしたが、今回のコロナウイルス蔓延も、それに劣らず社会的な影響が大です。むしろ経済的な打撃は、9年前より深刻なのではないでしょうか。
消費税の増税で体力が弱っていたところへ、世界中の経済活動の停滞で、ある意味救いがありません。輸出に頼って景気を回復させることもできそうにないからです。世界恐慌にすらなる、という警告も出ています。
グローバリゼーションという止めることのできない経済的な流れと思われていた現象が、感染症によって、その脆さが露呈し、意外な流れが生み出されるかもしれません。
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