■20200425(土曜日:晴れ)
■今朝はゆっくりと休みました。どうも疲れがスッキリ抜けず、体調が悪いというわけではないのですが、起き出して走る元気が出ませんでした。
もう今日で、4月も25日です。勤務していた頃には25日は給料日でしたから、待ち遠しい一日だったのですが、独立事業主になってからは、そうした区切りもなくなりました。
コロナウイルス感染の問題から営業自粛要請が相次いでいます。一応私も、独立事業主の端くれですので、そうした立場に置かれた方々の気持ちは理解できます。
何しろ自粛して営業を止めれば、収入はたちまちゼロになる訳です。賃貸料や人件費や材料費や、とにかく事業を営むというのは多くの出費の上に成り立っている訳です。収入が入っているうちは回っていくのでしょうが、蛇口を閉められれば、あっという間に干上がってしまうのです。いわば真綿で首を絞められるような思いを日々されていることと想像します。
幸い私の仕事は自粛範囲に入っていませんので、細々と日々営業していますが、社会的要請とはいえ、営業自粛に追い込まれたみなさんは、本当に苦しい毎日だと思います。
昔子どもの頃、亡くなった父と話をしていて、「自転車操業って、どういうこと?」と質問したことがありました。父はサラリーマンでしたが、小学生だった私を相手に、一生懸命説明してくれました。懐かしい思い出です。
■今年に入って私の住む自治体は、人事院の勧告に従って職員給与を増額したと地元の新聞が報じています。自営業者の皆さんにとっては複雑な思いに違いありません。せめて昇給を1年延期し、捻出された予算で自粛した皆さんに経済保障をするという提案が、誰からもなされなかったということに残念な思いがするのです。
経済的な問題から自殺者の数も増えるのではと心配されています。昨日も東海道線で人身事故があり、不通になったという報道がテレビの画面に流れました。既にこれまでのペースを上回って、人身事故が発生しているようです。
とにかく今必要なのは経済的支援です。一刻も早く現金が困窮している人々の手に届くように、知恵を絞るのが政治や行政の役割ではないでしょうか。私達が納めた税金で社会は回っているわけです。こうした非常事態においては、そうしたお金を納税者に一刻も早く戻す必要があるのです。それは命に関わる問題なのです。
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