■20201129(日曜日:晴れ)
伊豆の温泉旅館「落合楼」です。 ■昨日は頑張って走り、2日続けて8キロを積み重ねました。そして、なんとか月100キロ走に届きました。 この月100キロという目標は、自分なりに良くできた目標だと思っています。体のために、とは言っても、ただ何となく走り続けるのは、とても難しいのです。積み重ねを続けるのは、よほどの動機がない限り、普通の場合は持続困難です。 私の場合は、父の晩年を見ていて、とにかく足腰の衰えは避けようがないのだが、一日でも長く自分の足腰で生活するためには、それまでに鍛えておくしかない、と実感したことが強い動機になっています。 還暦でフルマラソン、というアドバルーンを上げました。いったん上げた以上は下ろすわけには行きませんでした。実際には61歳でのフルマラソン完走でしたが。 もう一度フルマラソンを完走したい、と心から思います。普通は制限時間は6時間ですので、その間にゴールすればよいのですが、これは今の私には難事です。 毎月200キロがフルマラソン完走には最低限の必要な走り込みだ、とはよく言われます。実際には、その半分しか達成していません。鍛錬不足です。ただ新しいコースを決めてからは、毎回8キロを走っていますので、これからの季節であれば、なんとか少しでも毎月の積み重ねを増していって、力を蓄えようとも考えています。
■さて今日は大の仲良し四人でゴルフを楽しみました。ご近所さんのシングル・プレイヤーの長倉さんが、ご一緒してくださり、色々指導してもらうことができました。 不思議なもので、上手な方と一緒にプレイすると、普段はとてもできないようなショットができたりすることがあります。今日はバック・ティーからのプレイでしたが、47回、46回、合計93回と、私としては上出来です。 いくつか気づいた改善点を、最後のホールまで持続してプレイできたことが、良い結果に繋がったと思います。次回が楽しみです。 今日気づいた注意点は2つ。アドレスの際に、両足で足踏みをする。合計10回。これで腰も下がり安定する。右脚を踏ん張り5秒間待つ。脚に充電されるイメージ。これにより、しっかりと右から左への体重移動が可能となる。あとは顎を中心に体を回転する。顎の下にある左肩から右肩まで、顎を動かさずに一気に振り切る。
■さてアメリカ大統領選挙が終わり、どうやらバイデン民主党候補が次の大統領になりそうです。大手マスコミは、ここぞとばかりトランプ大統領をこき下ろしています。東京新聞の今日の社説は、こんな具合です。
トランプ主義の正体とは、自分が見たくない、自分に不都合な事実や科学的知見をフェイクだ、嘘だっといって否定、拒否することだといえるでしょう。地球温暖化を「でたらめ」と決めつけ、パリ協定から離脱した愚挙もしかり。
なるほど、この中にも真理は当然含まれているのでしょうが、まさにこのような大手マスコミの、これまでの報道姿勢の嘘くささをあからさまにしたのが、トランプ現象だったことを忘れてはいけません。 先日、「運び屋」というアメリカ映画を観ました。
巨匠クリント・イーストウッドが自身の監督作では10年ぶりに銀幕復帰を果たして主演を務め、87歳の老人がひとりで大量のコカインを運んでいたという実際の報道記事をもとに、長年にわたり麻薬の運び屋をしていた孤独な老人の姿を描いたドラマ。
メキシコからの麻薬密輸の運び屋をイーストウッドが演じています。実に深刻な問題なのです。メキシコとの間に壁を築く、というトランプ大統領の公約は、なにも人種的な偏見に基づいたものではないのです。 不法移民が大挙して押しかけ、安い労働力としてアメリカ人の雇用を奪う。麻薬の密売によって犯罪が蔓延する。民主党のリベラルな人々は、メキシコ不法移民の人権ばかりを声高に擁護しますが、これは極めておかしなことです。 そうして得られた安価な労働力で不当に儲けている人々がいるのです。結果として民主党のリベラルな人々は、そうした不当利得者を野放しにしているのです。基本的人権が倒錯しているのです。 トランプ大統領は、本当のことを彼流のやり方で訴えたのです。そして多くの支持を得ているのです。 日本でも同様のことが起きています。安価な労働力のために、雇用が奪われようとしています。そして同時に、貪欲な経営者のために、アジアからの人々が使い捨てにされています。働く人々にとって、何の利益ももたらさないのです。しかしマスコミは、そのことを報じません。トランプ大統領に説教を垂れる前に、自分自身を振り返る必要があります。