2023 年 09 月 02 日 TakuとMasato とNonと一緒に訪れた熱海初島です。

月: 2020年11月 Page 2 of 3

グランド

■20201120(金曜日:雨)

伊豆の温泉旅館「落合楼」です。

■今朝はゆっくりと休みました。木曜日の夜は、どうしたわけか寝付けずに疲れが取れなかったのですが、昨夜は久しぶりに熟睡感が得られました。夜中に一度目が覚めてトイレに行きましたが、すぐさま再び深い睡眠に入ることができ、気持ちの良い朝を迎えることができ、ホッとしています。

ただし窓を開けてみてみると木々が濡れていますので、走ることは諦め再び布団の中で50分ほどウトウトしました。ここのところ毎日、11月としては異例の暖かさが続いています。昨日は大阪で、26.6度を記録。これは明治16年に記録を取り始めて以来、11月としては最も遅い夏日でした。その暖かさも昨日までのようです。今日は雨が降り、明日からは気温も下がり例年通りの秋らしい天候となります。

■14日の朝、ランニングをしていて転んでしまい、その際にできた右肘周囲と右膝の擦過傷が、なかなか完治せずに困っています。キズパワーパッドを貼り付けて、うまく行ったかに見えたのですが、肘周辺の陥凹した部分に溜まった浸潤液をパッドが吸収しきれずに、漏れ出してきてしまいます。つまりは傷が治らない、ということになります。そこで昨夜は一旦パッドを外し、乾燥させた後にパッドを少しずらして、陥凹部分にもパッドが密着するように貼り直したところ、どうやらようやく傷が落ち着いたようです。あとは時間をかけて傷が正常な皮膚に覆われるのを待つだけです。

これを機会に走るコースを変えたほうが良い、とSunに厳命されました。つまりは道路を走るのではなく、学校のグランドを走る案です。学校のグランドであれば凸凹がありませんので、躓いて転ぶということは、まずありません。昔しばらくの間、そのように朝走っていたことがありました。土のグランドですから膝に対する負担もコンクリートよりは格段に少ないはずです。

ただし一周200メートルほどの狭いグランドを延々と走り続ける必要がありますので、飽きてしまうのです。いつもは6キロ超を走りますので、少なくとも30周は走る必要があります。まぁ、安全性を考えれば、ひたすらぐるぐる回るのも悪くはありません。明日の朝から、そうしてみるつもりです。

自分自身

■20201119(木曜日:晴れ)

上越市の佐渡見亭から海岸へ向かう道です

■今朝は走らずに、ゆっくりと休みました。昨夜は、どういうわけか寝付けなかったのです。理由が分からず、結局一晩ウトウトとしてしまい、朝起きだす元気が出ませんでした。

朝になってみて、どうやら室温と掛け布団が適合していなかった、と気づきました。昨夜は寝るときに、いつものごとくエアコンを21度に合わせてスイッチを入れたのですが、うんと言ったきり、なんの反応もありません。おかしいなとは思っていたのですが、要は室温が21度近いので、エアコンが働く必要が無かったようです。

朝の冷え込みを迎えて、エアコンも少し働き始めましたが、時既に遅しでした。朝方掛け布団を薄めに替えて、少し深い眠りを得ました。

それにしても自律神経の適応能力の低下は、本当に恐ろしいほどです。文句を言っても致し方ありません。相手をよく知って、こちらが付き合うしかありません。相手と言っても、自分自身なのですが。

コンビニ人間

■20201118(水曜日:晴れ)

上越市日本海の夕暮れです。

■今朝も走りました。帰ってきてエプソン・ランニングウォッチをウェブサイトに繋ぐと画面が、こう告げています。「おめでとうございます!月間50 km を達成しました」。

今朝も5時に目覚ましを鳴らし、ビニールゴミを所定の位置まで運び、準備運動の後走り始めました。いつものコースを6.11 km 走り、これで今月は9回のランで56.08 km を積み重ねました。

月100 km 走までは残り12日で43.91 km のところまで来ました。18日で50 km ですから目標ラインから行けば 、まだ足りていないのですが、とりあえず道半ばを超えたということです。峠を越えるとゴールがぐっと近づいたように感じるのは不思議です。

■昨夜は沼津医師会理事会があり医師会館まで出かけました。帰ってきて、お風呂に入り、早めに床につきました。昨夜は読みかけていた、「村田沙耶香 著 コンビニ人間」を読み終えました。アマゾンの広告には、

「普通」とは何か?現代の実存を軽やかに問う第155回芥川賞受賞作36歳未婚、彼氏なし。コンビニのバイト歴18年目の古倉恵子。日々コンビニ食を食べ、夢の中でもレジを打ち、「店員」でいるときのみ世界の歯車になれる――。「いらっしゃいませー!!」お客様がたてる音に負けじと、今日も声を張り上げる。ある日、婚活目的の新入り男性・白羽がやってきて、そんなコンビニ的生き方は恥ずかしい、と突きつけられるが……。累計92万部突破&20カ国語に翻訳決定。世界各国でベストセラーの話題の書。

と、あります。 

芥川賞選考委員の山田詠美は、「コンビニという小さな世界を題材にしながら、小説の面白さの全てが詰まっている。十年以上選考委員を務めてきて、候補作を読んで笑ったのは初めてだった」と評価しました。

私は読みながら発達障害という言葉を思い出しました。どの分類に入るのかは定かではありませんが、 周囲とうまく溶け合うことができず、 他者との人間関係にトラブルを生じてしまう割合が高いのです。

この小説の主人公は、そうした意味では全く自覚がありませんので、いわば自分を殺して他者と折り合って行こうとする 悪戦苦闘ぶり、あるいは苦悩が描かれているわけではありません。 ですから笑いがこみ上げてくるわけです。

とはいっても小説が突きつけている問題は決しておかしいだけではありません。世界的に進む人間のマニュアル化の問題は止まるところがありません。歯車にならない限り、どこか違和感を感じて生きていかざるを得ない現代社会の問題点をユーモアを込めて語っているとも言えます。 

小児科

■20201117(火曜日:晴れ)

上越市の割烹旅館「佐渡見亭」から歩いて3分でした。日本海です。

■今朝は走りました。先週の土曜日に走った際、歩道で蹴躓いてしまい腕と膝付近に擦りむき傷ができました。これが結構痛いのです。なんとか日常生活を送れましたが、傷もまだ完全に癒えていませんので、お風呂に入って体を洗う際に、気付かずに忘れてしまい、こすってしまうと痛いことこの上ありません。

ランニングをしていて転んだのは、これで2回目ですが注意をしていても、どうしても避けれないときがあります。前回はボランティア活動でベトナムに行っていた時、帰る日の早朝ハノイの市内を走っていたときでした。日本の道路事情より、よっぽど良いのですが、少し裏道に入った歩道を走っていた時に、段差に気づかず顔から転んでしまいました。その時は前歯が欠けてしまい、帰国してから急いで歯医者さんに行って直してもらいました。幸い損傷の仕方が軽微であり、神経に損傷もなかったために、綺麗に直してもらうことができました。

■さて今日も、いつものコースを走り6.08 km を積み重ねました。今月は8回のランで49.97 km を走り、月100 km 走までは残り13日で50.02 km のところまで来ました。

22日と23日に連休があります。Sunも忙しいので二人で出かけることはやめて、その間私は走ることに専念しようかと思っています。LSDもしばらくやっていません。来年の大会参加に向けて、やはり一番大切なのはLSDです。

■今朝の東京新聞こちら報道部では、「コロナ禍で赤字経営ーー第三波拍車か」と題して書かれています。「医療機関、厳冬の予感」が副題です。さらに、受診控え続く、小児科消える?、という恐ろしい表題も書かれています。

ある関係者は、こう訴えています。

小児科は一人当たりの診療時間が長い半面、診療報酬が他科より低く、多くの患者を診ることで経営を成り立たせてきた。このままでは多くの小児科が消える。せめて診療報酬を他科並に見直さなくては。 

第一線で戦っている、こうした医療機関に直接支援の手が差し伸べられなければ、結局国民が救われない状況が生まれます。

理事・分科委員合同会議

■20201116(月曜日:晴れ)

上越市立上下浜保育園です。泊まった宿から浜に行く道すがらにありました。

■今日は年に一度の理事・分科委員合同会議でした。コースの視察とそれぞれの委員会からの問題点の提示という内容です。24名での会議でした。ゴルフ場は新型コロナウイルス感染のために、どこも営業的に大変な影響を受けています。

なんとかこの危機を乗り越えようと、役員が知恵を絞って対処する必要があります。幸い、少しずつ回復しているのですが、こればかりは時が経つのを待つ以外にありません。

フィクション

■20201115(日曜日:晴れ)

長野県での紅葉です。

■今日は新沼津カントリークラブ B クラス月例でした。大の仲良し久松さん、そして植松さんと三人でラウンドしました。絶好のゴルフ日和で本当に楽しく、一日を過ごすことができました。

前半アウトコースはパーが取れずにイライラが募る時間でしたが、後半はボギー、バーディー、パー、パーと本当に素晴らしいスタートでした。 17番ホール、ティーショットを曲げてしまいダブルパーの8を叩いてしまいましたが、18番ホールをパーで上がり、後半は44回、合計93回で上がることができました。

ネット 76回で見事3位に入賞することができました。自分としては上出来でしょう。今ハンディキャップ 17ですから、何とか15にまで上げてAクラスに戻りたいものですが、実力的には難しいかもしれません。

■さて昨夜は沼津市の大手町会館で10名の会員を集めて、沼津西ロータリークラブ「新入会員オリエンテーション」を開催しました。クラブ研修リーダーとして私が40分ほどお話をさせていただき、その後会員からの質問を受け付ける形で1時間の研修を終えました。

その後はイタリアン・レストランで懇親会を開き、みんなで楽しく懇談しました。

私がお話しさせて頂いた研修の内容は、ロータリークラブは世界的にどのような活動をしているか。どのような組織になっているのか。そしてクラブ運営が、どのような細則のもとに運営されているのか、ということをまずお話しさせていただきました。

さらに私は、サピエンス全史からインスピレーションを得たのですが、ロータリークラブというのはフィクションだと、お話ししました。世界で120万人弱の人々がロータリークラブという虚構を信じて毎日活動を続けているわけです。

著者のハラリ氏によれば、ホモ・サピエンスはフィクションを信じることで見ず知らずの赤の他人と協力し合うことができ、そのことで食物連鎖の頂点に立つことができたと書かれています。

ホモ・サピエンスよりも体格的には勝るネアンデルタール人は、こうしたフィクションを信じることで見ず知らずの仲間と協力し合うことができなかったが故に駆逐されてしまったというのです。チンパンジーやオラウータンがロータリークラブを組織するということはありえないことなのです。

さらに私はアドラー心理学における共同体感覚というものをロータリークラブで得ることができるのではないかと指摘しました。アドラーは晩年アメリカで講演活動を続け、大変な人気を博したと言われています。

ロータリークラブの創設者であるポールハリスは、アドラーと同時代を生きていますので、きっとアドラーの講演を聴いたり著書を読むことでロータリークラブにアドラー心理学を適用し、変化を模索したに違いありません。

残念ながら調べた限りでは二人を結びつける論文はないのですが、いつか見つけることができれば、また皆さんにお話ししたいものだと思っています。

共同体感覚を得ること、つまりアドラーのいう人生における究極の目的は、他者を心から仲間と思えるロータリークラブにおいては決して難しいことではないと私は感じているのです。

そうすることができれば、私がクラブ会長を務めた際にクラブテーマとした、「入会し みんな幸せ ロータリー」は、決して絵空事ではなくなるのです。

方言(転倒)

■20201114(土曜日:晴れ)

草津温泉ホテルの窓から見た紅葉です。

■今朝も走りました。今朝もいつものコースを走り6.09 km を積み重ね、今月は7回のランで43.88 km となりました。月100 km 走まで残り16日で56.11 km のところまで来ました。

起きだしたのは、ちょうど夢を見ている途中でした。5時の目覚ましが鳴り、起きだしました。準備運動をしてから走り出し、順調にペースを掴みかけたのですが、ちょうど鶴ちゃんの家の前のどぶ板というか、ブロック歩道の上で躓いて転んでしまいました。

幸い骨や筋肉に異常はなかったのですが、肘の部分を擦りむきました。あとは右膝の上の部分が擦れてランニングタイツに穴が開いてしまいました。擦りむき傷というのは怪我をした時よりも、時間が経ってきてからの方が痛みが強くなってきます。

幸いフリースも着ていましたし、ランニングタイツも履いていましたので、直接皮膚がコンクリートと擦れるということはなかったので、不潔な傷とはならなかったのが幸いでした。帰ってきてシャワーを浴びてイソジンで消毒して、今は乾燥するのを待っています。やはり道路の真ん中を走るのが一番安全です。

■さて今夜は沼津西ロータリークラブの新入会員オリエンテーションがあり、クラブ研修リーダーの私は、ロータリークラブについて基礎的なお話を入会5年未満の会員の皆さんに、お話をしなければなりません。

資料は Google スライドでもう出来上がっているのですが、数年前に購入したAsusの LED プロジェクターとパソコンを繋ぐケーブルが、プロジェクター側 はHDMI なのですが、パソコン側の形状が新しいChuwiのパソコンでは、ミニ HDMI、あるいは USB  Type C の形状なのですが、残念ながら手持ちのケーブルは HDMI とマイクロ HDMI のようなのです。

両側とも HDMI のケーブルがありますので、これで Chromebook R13 とプロジェクターをつないでプレゼンは出来るのですが、今の Chromebook は少し重たいのです。まあ持って行けないほどではないので、なんとかなるでしょう。

■今朝の東京新聞諸表等における酒井順子さんの3冊の本棚はとても興味深い内容です。「根源と結びつく方言」が副題です。

松本敏治 著「自閉症は津軽弁を話さない」は、 なるほどなと深く頷きます。 「自閉症の子どもって津軽弁しゃべんねっきゃ」(話さないよねぇ)という、生粋の津軽人で臨床発達心理士である妻の一言が発端となってできた本だそうです。

地元への帰属意識や、そこに住む人々に対する親しみなどを表現したい時に適した言語が、方言。方言が持つその機能を、対人関係における距離感が掴みづらい自閉症の人は理解しづらいのではないか、と方言の持つ社会性の問題を指摘されています。

仮想現実

■20201113(金曜日:晴れ)

草津温泉の紅葉です。

■昨夜は7時から静岡県東部眼科医会世話人会をズームで開催しました。1年間の活動報告と決算報告、並びに次年度の活動についての問題点を検討するために毎年11月に開催します。

いつもですとサンウェルぬまづに集まって、お弁当を食べながら皆さんで話し合うのですが、今年は新型コロナウイルス感染の問題もあり、オンラインで開催することにしました。18名の中には、メールがどうしてもしたくない、という先生もいて、どの世界でも IT 化を進めるのはとても難しいものです。

さて今日は、いつものコースを6.12 km 走り、これで今月は6回のランで37.78 km を積み重ね月100 km 走まで残り17日で62.21 km となりました。目標ラインまでは、まだ足りていないのですが、少しずつ積み重ねていくしかありません。

■昨日は待ちに待った田中宇さんの国際ニュース解説の最新版が届きました。「 トランプ再選への裏街道<2>」です。

日本ではバイデン候補の当選が100%確実になったかの如く報道されていますが、実態はまだまだ不確定なのです。

今朝の東京新聞「本音のコラム欄」では、ジャーナリストの北丸雄二さんが「善意と倫理の脆さ」と題して書かれています。

北丸さんは、どうもトランプさんが大嫌いのようで、することなすこと、すべて否定して論じておられます。「まさか、そんなことは」ということごとくをやってきた大統領です、とまで書かれています。「私たちの民主主義はそんな脆く曖昧なものを土台にしていた・・」。

北村さんの書かれるコラムは、いつも正論なのですが、私にはどこか深みに欠けるように感じられるのです。当たり障りのない、表面的な、ありきたりの、リベラルな人なら、なるほどと納得しそうな内容しか書かれません。田中宇さんの解説と比較すると、その違いは一目瞭然です。

もちろん日本のジャーナリズムだけが深みに欠けるわけでは決してなくて、アメリカのジャーナリズムも、もちろんひどい歪曲化がなされているようです。私には、そこまで理解するほどの能力はありませんが、 私達がマスコミを通して見ている世界というのはある意味、仮想現実に等しいのかもしれません。

表面的な、ありきたりの解説ばかりを鵜呑みにするのではなく、現実がどう動いていくかを、きちんと見ていくことが、これからの時代を生きる人には不可欠なのです。

社会

■20201112(木曜日:晴れ)

草津温泉の紅葉です。

■今日は新沼津カントリークラブのマスターズ杯でした。65歳以上のメンバーが参加できる大会です。月に1回開催されています。いつも仲良し四人組でプレーをしました。

グリーンが硬く傾斜もきつく、皆さん3パット、4パットをしてしまいました。 午後の1番目のロングホール10番ホールでは、4打目を30センチに寄せてパーを狙ったのですが、下りのパットはカップを舐めたボールが、そのままグリーン外まで転がっていまいました。ダブルボギーのスタート。最悪です。

パットが、そのままグリーン外に出てしまうことが、何度もあり、みんなでボヤきあった一日でした。

■今朝の東京新聞社会時評欄では、 英国在住保育士でコラムニストでもある、ブレイディ・みかこさんが投稿されています。「飢えた子に食べさせる」論争、寛大な政治は終わった、と題されています。書き出しは、こうです。

飢えた子どもに食べさせるか、食べさせないか。まるでヴィクトリア朝時代かと思うような議論が10月に英国で浮上した。

英国では貧困層の家庭の子どもに無償で給食を提供しています。コロナ感染でロックダウン休校中も、この制度を維持しました。 しかし秋の学校休暇にも、こうした制度を継続するかどうかの法案が10月の下院議会で否決されたのです。

今年の3月に始まった最初のロックダウンでは助け合いのムードが盛り上がるなか、自ら新型コロナウイルスに感染したジョンソン首相は「社会は存在する」とまで発言しました。

ところが経済の急激な収縮と膨らむ財政支出の中で、保守党の伝統とも言える自由放任主義の政治が戻りつつあるようなのです。 ブレイディさんは、戦後保守党中興の祖であるマーガレット・サッチャー首相について書いています。

サッチャーさんが、まだ首相になる前、教育科学相を務めていた頃、学校での7歳以上の児童への無料牛乳提供を廃止したのです。政府が小さな政府路線を取るときには、どこから支出を切るかという選択が始まり、まず選ばれるのが子どもへの支援なのです。

そしてブレイディさんはサッチャー首相の数々の発言を引用されています。「社会などというものはありません」。自助を信じた彼女の代表的な言葉として知られています。「お金は天から落ちてきません」とも言っています。

コロナ禍は人間や社会を前進させると言われてきましたが、こうした動きを見ていると果たしてそうなのか疑問を感じざるを得ません、ともブレイディは書かれています。

時を同じくして日本の首相も、まず第1に「自助」を掲げるあたり、サッチャー首相の亡霊さえ見え隠れしてきた、との彼女の危惧は、決して危惧では終わりそうにないのです。

それにしても、「社会などというものはありません」と公言するサッチャーさんは、筋金入りの信念を持った政治家だとは思いますが、社会が無くなった時、はたして政治家という存在が必要なのかどうか。素朴な疑問を感じるのです。

心の平安

■20201111(水曜日:晴れ)

高速道路で立ち寄った長野県での紅葉です。

■今朝も走りました。今週は月曜日から三日連続走っています。今朝はいつものコースを6.07 km 走り、これで今月は5回のランで31.66 km を積み重ね、月100 km 走まで残り19日で63.33 km のところまで来ました。

目標ラインまでは、まだ到達していないのですが、もう少しで予定の距離に到達しそうです。

昨夜は掛け布団を薄めの羽毛布団に替えました。空調の設定は22°で替えていないのですが、やはり冷え込みが強まっているのでしょうか。熟睡感もあり悪くありませんでした。

さすがに3日連続ですので筋肉疲労も溜まっていますが、1キロ平均6分42秒でペースを刻みましたので、自分としては悪くありません。

今年は結局一度もマラソン大会に出場することができませんでしたが、来年は最低限「千歳 JAL 国際マラソン」には出場したいと思っています。いつもでしたら3月いっぱいぐらいまで受付をしていたと思いますが、来年は早々に開催の有無を決定してくれるはずですので、予定を決められると思います。

来年の東京マラソンは10月に延期され、静岡マラソンは中止となりました。オリンピックも、どうやら中止のようです。現在のコロナウイルスの感染状況では、とてもオリンピックどころではないはずです。

■ 先日ロータリークラブで新しく入られた会員の方と隣り合わせとなりましたので、しばし歓談しました。お寺のご住職さんです。お寺では座禅も指導されているとのこと。

その話に関連してランニングと座禅の話になりました。実は私は今朝も走ったのですが、夜が明ける前の凛とした静けさの中を、月と星だけを友として走ることが好きなのです。私にとっては、それは座禅に等しいのです、とお話ししました。

与謝蕪村の俳句に、「月天心 貧しき町を 通りけり」という句があります。まさか与謝蕪村が夜中にランニングをしていたわけではないのですが、私にはこの時の蕪村の気持ちがわかるような気がします。

私はこうした静けさが、とても好きなのです。心の平安を私にもたらしてくれていると信じているのです。ですから夜明け前に走っているのです。これからいつまで続けられるか分かりませんが、可能な限り続けていくことが自分の心の平安のためにも欠かせないと信じています。 

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