■20210630(水曜日:曇)

我が家の柿の木には、今年は実がつかないようです。来年のお楽しみです。

■今朝は走ることができました。6月最後の日、残されたチャンスは今日1日でした。今日は6.14kmを走り、これで今月は17回のランで100.75kmを積み重ねることができました。月100キロ走の達成です。

先月は新型コロナウイルスワクチン接種を受け、2回目の接種が終わった後で副反応のために、しばらく走ることができませんでした。これで二ヶ月ぶりに目標の達成です。

今年は先月一度だけ100キロを達成できませんでしたけれども、その他の月は目標を達成することができています。7月は梅雨の中、そして梅雨が明けてからは、暑さのために走ることが難しいかもしれませんが、早朝6キロを走る限りは、継続することができるということが、自分なりに実感できましたので、なんとか続けていきたいと思っています。

今年は秋から冬にかけて、マラソン大会もほとんど中止のようですので、来年の大会を目指して、鍛錬を続けていくつもりです。来年6月の千歳JAL国際マラソンの開催を、心から楽しみにしています。

■さて、6月28日千葉県八街市で小学生の集団下校の列にトラックが突っ込み、2人が死亡、一人が重体となっています。運転していた男からはアルコールが検出されたということです。

実は、八街市では5年前にも、登校中の児童の列にトラックが突っ込む事故が起きており、これを受けて市では、「通学路交通安全プログラム」を策定していました。今回被害を受けた小学校の通学路でも「スクールゾーン」を表記したり、「学童多し注意」の看板を設置したりしていました。

しかし、それでも事故を防ぐことはできませんでした。市の教育委員会によると、ガードレール設置なども含めて「検討中」だということです。

テレビで報道されている通学路を見ると、車が通る車道と子供達が通学する歩道を分かつものは無く、いつ事故が起きてもおかしくないことは容易に推察できます。

日本はアジアでも、トップの先進国と言われています。Cool Japanのキャンペーンにも巨額の資金が投じられ、日本スゴイのオンパレードです。しかし、こうした事故の様子を見るにつけ、いったいどこが先進国なのだろうかと疑問に思うのです。

子供達が安心して学校へ通える歩道を整備するのに、いったい何兆円のカネがかかるというのでしょうか。新型コロナウイルス感染拡大のために多くの人々が生活に苦しみ、不安にさらされた生活を送っている中で、オリンピックを強行しようとする政府のあり方、そしてIOCのあり方。

簡素なオリンピックを開催すると宣言しておきながら、なし崩し的に膨らむばかりのオリンピック予算。その陰で子どもたちは安心して学校に通うこともできないのです。

私達は一度、この国のあり方を考え直す必要があるのではないでしょうか。何を最優先にすべきなのか、一度立ち止まって、きちんと考え直さないと、本当に国民が安心して暮らす国には、とてもなるようには思えないのです。

今なら、まだ間に合うかもしれません。残された時間は少ないとは思いますが。