■20230401(土曜日:晴れ)

昨年の4月には、青梅の旅館にTaku、Masatoと4人で出掛けました。

■今日から4月、卯月です。今日だけは、冗談を言っても叱られない一日なのですが、自分にとっては悪夢のような一日でした。昨夜は、スーパーで購入したイワシの刺身を2人で食べたのですが、夜中になって胃の痛みに目が覚めてしまいました。

真っ先に思い浮かべたのが、夕食の刺身です。以前にも2回、アニサキスに当たっています。幸い嘔吐も下痢もなく胃の痛みだけだったのですが、まともに眠ることができません。散々我慢したのですが、6時前になってSunを起こして状況を説明しました。

Sunも以前にアニサキスによる、ひどいアレルギーを経験していましたので、ステロイド剤を内服してみたらどうかと言われました。迷ったのですが、プレドニン5ミリを服用したところ、痛みは軽快しました。

朝食は何も取らずに白湯だけを飲み、仕事を始めたのですが、どうにも不快感が取れず、また明日は日曜日ですので診療機関もお休みです。思い切って、知り合いの先生の病院に電話して、対処してもらえるかどうか確認したところ、たまたま今日の外来に、内視鏡専門医が来てくれているということで、急いで来てくれれば処置できる、とのお話。

仕方がないので11時前でしたが、自分のクリニックは閉じて、大急ぎで病院に向かいました。朝食を取っていなかったのは幸いです。受付を済ませると、スムーズに内視鏡検査に入ってくれて、15分程でアニサキス1匹を取り出してくれました。

とても上手な先生で、ほとんど苦しむことがありませんでした。鼻からの内視鏡ですので、喉のところで苦しむということもありません。人間ドックで内視鏡検査を先月受けたばかりなので、これで2ヶ月続けて検査を受けたことになります。

アニサキスは放置しても4-5日で体内で死亡するそうですが、それまでどのような経過をとるか分かりませんので、不安を抱えているよりは、思い切って診察を受けた方が良いと判断したのです。除去してしまえば、嘘のように不快感が消え去りました。

もうイワシの刺身は、こりごりです。しかし、アニサキス症が最も多く見られるのは、鯖に潜入しているアニサキスだそうですので、やはり熱を通すか、冷凍物以外は、口にしない方が正解のようです。アニサキス症の95%は日本で起きてるということですが、やはり刺身で食べるのは危険なのです。

ちょうど、お昼頃に処置も終わり、家に帰ることができました。軽く昼食をとって休みました。何しろ昨夜は、ほとんど熟睡できませんでした。食べられないのも辛いのですが、熟睡できないというのが一番体にこたえます。

16時からは市内のホテルで勉強会があり、開会の挨拶をしなければならなかったので、ゆっくり休む暇もなく用意をして家を出ました。

特別講演の2人の講師とは別に、スペシャルゲストとして九州大学学長の石橋先生が来られましたが、その挨拶の見事さには唸りました。特別講演の座長として演者の紹介をされたのですが、ここで彼が教授に就任できた理由を暴露するというのです。

出身大学が別ですので、本来でしたらなかなか難しかったのかもしれませんが、彼が教授になれたのはイケメンだからだ、というのです。そして最後に、今日は4月1日であることを、皆さん思い起こしてください、と結ばれました。

すっかり騙されて、私は信じてしまいました。また信じてしまうほど、確かに講師の先生はイケメンだったのです。人の心をとらえて離さない、その見事な話術に、さすが旧帝大の学長は違うと、感心し切りでした。

こうして真夜中から苦しんだ一日は、無事終わろうとしています。新しい年度に入って初日に苦しむとは、夢にも思いませんでしたが、無事に終わってみれば、神様も自分をまだ見捨ててはいないのだ、と思い直した一日でした。