■20230420(木曜日:晴れ)

7年前のTakuマンボの木です。サクランボの木を植えて、毎年実が成りましたが、病虫害のため枯れました。

■今朝も、ゆっくりと休みました。スマートウォッチの睡眠診断アプリによれば、深い睡眠32%、浅い睡眠57%、レム睡眠11%で、浅い睡眠の割合が少し高いようです。アプリからは、適度な運動を勧められました。昨夜はエアロバイクを漕ぎませんでしたので、それも影響したかもしれません。

■さて昨日から学校検診が始まりました。春には学校検診が、そして秋には就学時検診が、学校医としての歳時記です。昨日は小学校でしたが、毎年のように生徒数が減少しています。

私の子どもが通っていた頃には、1学年4あるいは5クラスもあったものが、今では1クラスが当たり前になりました。地方では、どこも同じように減少しているはずです。

地域でも、子どもの声が聞こえなくなりました。コロナ禍で子どもたちも、家に閉じこもりがちだということはあるものの、そもそも数そのものが減っています。

高校を卒業すれば東京へ行ったきり、地元に戻ってくることは、本当に稀です。就職口が少ないからです。こうして、東京の人口は増え続ける一方、地方は減り続けるわけです。

世界中、同じ傾向がありそうですが、それぞれの国で知恵を絞って、地方で暮らす豊かさを創造していかないと、薄っぺらな国になってしまいます。

地域の農産物を生かした食生活は、大きな武器の一つです。その土地の土壌にあった農産物による料理は、他では真似ができないものです。種子を守ることで、同じような農産物しか出来なくなる事態だけは、避けなければいけません。

試しに、「スローフード運動」についてChatGPTに訊いてみると、以下の回答をくれました。

スローフード運動とは、1986年にイタリアのカルロ・ペトリーニ氏を中心に始まった、食の文化や生産方法に関する社会運動です。

この運動は、早い、安い、便利なファストフードに代表されるような、食のスピード化や大量生産、加工食品などに対する反発から始まりました。

スローフード運動では、地産地消、環境に配慮した生産方法、伝統的な食文化の再評価、食の安全性や栄養価を重視した食生活などが推進されています。

スローフード運動は、今では日本を含む世界160カ国以上で広がっており、世界的な草の根運動となっています。

スローフード運動のスローとは、時間的なゆとりや、食を味わうこと、生産者や農地とのつながりを大切にする姿勢を表しています。

様々な分野で、もう一度グローバリゼーションの功罪を問い直す時期のようです。