■20231101(水曜日:晴れ)

2年前の今日訪れた熊本城です。地震のために崩れた石垣が、まだそのままでした。

■昨日は終日曇り空で、寒々しい一日でしたが、今朝は一面の青空です。そして、今日から11月・霜月です。あと残すところ、今年も2ヶ月になりました。

昨夜は夕食後に、フィットネスクラブに行くかどうか迷ったのですが、温野菜を作ることにしました。作ってあった分が、今朝で食べ終わるからです。今年の2月6日の朝に食べ始めた自家製の温野菜も、ほぼまる9ヶ月間、家にいる限りは一日も欠かさず、必ず食べ続けています。

2月6日の日記には、こう書かれていました。

■さてNonちゃんに勧められて読み始めた、「漢方養生の本」は、大変参考になる内容です。中国医学医師(中医師)に私が診察を受けて診断されたのが、体が冷えていて水が溜まっている、ということでした。

この本の著者によると、「エイジングケア=胃腸ケア」だというのです。著者の出身である香港では、男性は20代後半になると冷たいものを飲むことを避けるようになり、女性は特にその傾向が強いというのです。

著者が日本に来て驚いたことの一つに、レストランに行くと冷たい水が出てくる、しかも氷が入っていることに、本当に驚いた、というのです。香港ではお茶か、白湯が出てくるそうです。

香港では温かいものを好んで飲む人が多い、というのです。そのためかどうか、香港の女性は素肌が綺麗な人が多く、日本の女性よりずっと薄化粧だそうです。

香港では、日本でいう美魔女のことを、「凍齢」と言うそうで、まるで時が凍ったかのように加齢が進んでいない、という意味です。

「冷たいものを食べない、飲まない」人が香港ではほとんどだ、というのです。冷たいものは胃腸に負担をかけ、それだけ加齢を進めることになるわけです。

今読み返してみても、なるほどと思うことばかりです。ある本によれば、人の持つ免疫機能の70%は腸にあるというのです。どれだけ腸活が重要であるかが分かります。

何よりも、食べ始めてからは、お腹の調子が良くなり、便秘に苦しむことが無くなりました。排便が、とてもスムーズなのです。これだけの目に見える成果があるので、手間をかけて温野菜を作ることが、少しも苦になりません。一日も欠かしませんでした。

人間とは現金なものです。ご利益があれば、信じられないほどに頑張れるのです。逆に言えば、成果が実感できないと、続けることは至難の業になります。

小さな成果を見逃さないことが、大きな成果を掴み取る上で大切なのでしょう。