■20231122(水曜日:晴れ)

富良野のペンションで販売されていた、
地元産の蜂蜜です。

■今朝は4時半に目が覚めました。スッキリとした目覚めだったので、以前だったら、そのまま校庭に行って走っていたのでしょうが、もうそれはありません。目覚ましを6時に再設定して、そのまま再度眠りました。

今週は秋晴れが続いています。日向にいると暖かいのですが、日陰に入ると、もう一枚上着が必要です。とは言っても、日本中同じ天候であるわけではなくて、東北の日本海側や北海道では、大荒れの地域もあります。

北海道の宗谷岬、宗谷丘陵に行くと、林立する風力発電機の風車に圧倒されますが、あれは一年中吹き荒れる風の賜物なのです。夏は爽やかかもしれませんが、冬ともなれば、生活にも支障をきたしそうです。日本は決して、小さな島国ではないのです。

■さて、以下の記事には、驚きました。

★「5カ国しか造れない」
中国がまた新たな分野でブレークスルー
―中国メディア

2023年11月8日、中国メディアの観察者網は、中国初の国産大型クルーズ船の引き渡しが行われ、世界で5番目の「大型クルーズ船造船国」になったと報じた。

大型クルーズ船は、その部品点数の多さや複雑において、車やジェット旅客機の比ではないようです。

船全体の部品点数が2500万点に達し、自動車約1万点、ボーイング747型機500万〜600万点と比べてはるかに多く、その組み立て作業は煩雑を極めると同時に高い技術が求められると指摘。

配管や配線も非常に複雑であり、組み立て完了時で船内に敷設したケーブルの総延長は実に4200キロに達し、上海からラサまでの距離に匹敵すると説明した。

日本もこの分野で新たな活路を見出そうと受注したものの、相次ぐ現場での火災の発生が報じられた記事を思い出しました。調べてみると、以下の記事が大変参考になりました。

★まともな船作れぬ三菱重工・3 度の火災が示す現場崩壊

この記事が書かれたのが、2016年ですから7年前のことです。そして、この記事にあるとおり三菱重工は、その後ジェット機も作れず、クルーズ船もだめで、いまや軍需に大きく舵を切っています。

「沈むような船で戦争ができるのだろうか」という指摘には、素人が考えても、うなずくしかありません。日本は本当に劣化してしまったのです。「日本を取り戻す」と、大言壮語していた人々によって。