20180323(金曜日:曇)

 

富士通沼津工場の桜です。まだまだ二分咲きでしょうか。

 

■今朝は走りました。月曜日に走ってから四日ぶりですので、ずいぶんと久しぶりの様に感じます。凍えるような雨の日があり、とても走るどころではありませんでした。これで 76.86km を積み重ね、目標まで 23.14km を残すのみです。残り8日ですから、計算上は達成可能ですが、何が起こるか分かりません。体調を崩すこともあり、怪我をする可能性もあります。最後の最後まで気を抜いてはいけません。

■さて今日は黒澤明監督の誕生日だそうです。1910年(明治43年)3月23日 – 1998年(平成10年)9月6日とありますから、今年は没後20年という節目の年でもあります。没後10年でしたでしょうか、NHK BSで特集を組んだように思います。今年はどうなのでしょうか。

「悪魔のように細心に、天使のように大胆に」というキャッチフレーズがあったはずですが、そのこだわりには逸話が尽きません。

Wikipediaを参照すると、以下の記載に目が止まります。

 

小学校低学年の頃、気の弱かった黒澤は、泣き虫でいじめられっ子だった。3年生の時、図画の時間に描いた絵が個性的であるために他の生徒に笑われる中、担任だった立川精治はこの絵を褒めるということがあった。すると、それ以来絵を描くことが好きになり、同時に学校の成績も伸び、やがて級長にもなった。後に黒澤は、立川を「生涯の恩師」と語っている。

さらに実兄の丙午(須田貞明)から厳しい指導を受けたことや、終生の友となる級友の植草圭之助に出会ったこと、父に言われ剣道を始めたことなどで、心身ともに逞しくなり、卒業式では総代として答辞を読んだ。

 

どういうわけか、たびたび入学試験に落ちているのも、天才黒澤にしては意外です。なるべくしてなったように思いがちですが、幾つもの分かれ道の後に、世界の黒澤が誕生していることに、ある意味、勇気をもらえることも事実です。