■20180627(水曜日:曇)
■今朝はゆっくりと休みました。月・火曜日と続けて走りました。あと一回いつものコースを走れば、月間の目標達成です。
さらに昨夜は寝苦しい夜でした。雨まじりで湿度も高く、窓を開け放しにできないために熱気が篭ってしまいました。今年始めてゴザの上で寝ました。ざこ寝でなくて、ござ寝です。
そして枕も竹で編んだ夏用のものに替えました。気のせいか、すぐに寝付くことができました。今朝は6時に目覚ましを鳴らしましたが、実に心地よいまどろみの中で、しばし時を過ごしました。
冷房を掛ければ良いのかもしれませんが、よほどの熱帯夜でない限り冷房は使用しません。東側の窓を開け放しにすれば、十分風が寝室を通り抜けるからです。
■名作で読む発達障害 第58話は、「最後から二番目の恋」です。題して、「引きこもりからの脱出」です。2012年にテレビ放映されたドラマですが、私は例によって観ていません。
中井貴一さんと小泉今日子さんが主演されました。この連載の中では、主人公 長倉和平の妹、長倉真理子が取り上げられています。長く実家に引きこもり、極度の人見知り。対人関係が苦手で仕事も長続きしない。
しかし才能は豊かで、興味のあることにいったん夢中になると、それに熱中する。パソコン、スマホなどの機械類にめっぽう強い。著者の村上明さんは、
真理子には自閉症スペクトラム(ASD)的な特徴が顕著に見られる。対人関係が苦手な彼女は、この年齢までまっとうな社会参加ができていないし、家族以外に親しい人間関係も持っていない。
そんな真理子なのですが、小泉今日子演じる千明に出会って変わっていく。彼女の導きで、脚本家としての歩んでいく、という内容です。
重要なのは ASD の症状とされる「対人関係の障害」も「こだわりの強さ」も見方によっては単なる特性ともいえるものであり、このような症状は年齢とともに悪化するわけではない点である。
実地臨床においても、適切な場所を与えられることによって、長年の不適応から脱したケースは、数多く存在している。
程度の問題は、さておき、どこにでもいそうな真理子が、不適応から脱して社会生活に溶け込んでいくには、やはり人との出会いと、適切な対応が絶対に必要だ、ということなのでしょうか。
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