2022 年 02 月 11 日 北海道小樽市街と石狩湾です。

月: 2018年7月 Page 3 of 4

戦争

■20180711(水曜日:曇)

 

蓮の花も、もうすぐ終わりそうです。

 

 

■今朝は走りました。 6.11km を走り、総計 39.39km となり、残り20日で 60.60km となりました。今月は暑さと行事で目標達成が厳しい月になりそうです。

 

月曜日に家族で焼き鳥屋さんへ繰り出しました。Nonちゃん、Ayaちゃん、そしてTomo君も参加して、Sunと私も一時楽しい時間を過ごしました。それは良かったのですが、9日の日曜日に走った10キロの疲れが残っていたようです。恒例の疲労蓄積による胃腸炎です。

 

夜中に悪心で目が冷めました。頭痛と吐き気に襲われ、眠れない時間を過ごしました。一度嘔吐しただけで済みましたので、程度としては軽い方なのですが苦しいのです。横になれません。横になると嘔気に襲われるので、歩き回るしかないのです。4時過ぎになり、ようやく一段落して熟睡できましたが、本当に辛い時間です。

 

これからは月に一度は断食の日を設けたほうが良いかもしれません。胃腸を休めるためです。普段から野菜中心で、暴飲暴食とは縁遠い食生活なのですが、それでも疲れが溜まると体の弱いところに、まず影響が出るのは致し方ありません。昔々なら扁桃腺炎で熱発していたはずです。切除手術を受けてからは、それは無くなりました。

 

■さて昨夜は、向井万起男さんの本を再読していました。以下の指摘は興味深いものでした。

 

「野球の歴史は南北戦争抜きには語れない。米国東部で生まれた野球が全米に広がった契機は南北戦争と言われているのだ(異論もあるけど)」

(『人に言いたくなるアメリカと野球の「ちょっとイイ話」 (学芸図書)』(向井万起男 著)より)

 

この記述を読んで思い出すのは、まるで関係ないのですが、HIVの事です。昔々はアフリカの風土病でしかなかったエイズが、戦争とそれに打ち続く難民の発生で、広く伝播することになったのです。それが歴史なのですね。

 

 

胃腸炎

■20180710(火曜日:晴れ)

 

 

 

■昨夜は楽しいひと時でした。家族で焼き鳥屋さんへ繰り出しました。仕事を終えて、Sunと私はKuriちゃんに送ってもらって街まで出かけました。行きつけの焼き鳥屋さんへ向かったのです。

 

Nonちゃんの仕事が長引き、遅くなるという電話があったので、Ayaちゃん、Tomo君、そしてSunと四人でまず飲み始めていました。やがてNonちゃんも到着し、みんなで楽しく歓談をはじめました。

 

この時は、胃腸に異常は全くありませんでしたが。

 

2時間半ほど楽しく飲んで食べてお開きとなりました。その時は体の異常には、全く気づきませんでした。ところが食べ過ぎ、飲み過ぎだったのです。やがて夜中になって異変に目が醒めることになりました。

 

 

 

野球

■20180709(月曜日:晴れ)

 

道の駅「箱根峠」から見た芦ノ湖です。

 

 

■梅雨末期の大雨も、ようやく落ち着いたようです。今朝は青空が広がっています。まだ天候は不安定のようで、東京でも雷雨に注意が必要だ、とテレビの天気予報は伝えています。

 

全国では100名近い犠牲者が出ています。テレビには土砂崩れの様子が何度も放映されています。広島県では、毎回のように山崩れで多くの犠牲者が出ています。なぜあのように危険な場所に住宅を造成するのか、行政は規制することができなかったのか、と現場を知らない他県の人間には思えます。

 

広島市独特の地理的な問題があるようですが、犠牲者があれだけ出ると、一から考え直す必要もありそうです。

 

■今読んでいる、というか昨夜読み終えたのが、『人に言いたくなるアメリカと野球の「ちょっとイイ話」 (学芸図書)』(向井万起男 著)です。宇宙飛行士 向井千秋さんの旦那さんが書かれた本です。病理医である向井さんは、大の、というか freak というのか、おたく、という言葉で適切なのか、私には分かりませんが、それはすごい野球マニアです。

 

米大リーグの事は、なんでもご存知のようです。一人車に乗ってアメリカを爆走ドライブしながら、アメリカ各地の野球に縁のある土地を訪問しています。現地の人ですら知らないような歴史を探索するわけですが、わざわざ日本から訪ねてきたと伝えると、大抵のアメリカ人は喜んで歓迎してくれるようです。

 

アメリカ社会の中における野球の占める位置と、日本のそれとは、やはり違いがあるようです。そんな違いを知るだけでも興味津々の内容です。一つだけご紹介するのは、球聖タイ・カップの言葉。

 

少年に野球のボールを与えてやれば、もう石を投げるようなことはしなくなるだろう。

 

向井さんは、この言葉について、こう語っています。

 

どうってことない言葉と思う人もいるだろうけど、私は違う。含蓄に富んだ素晴らしい言葉だと思う。

 

ただし人間が一筋縄ではいかないのは、タイ・カップは決して人格者として尊敬されていたわけではなくて、変わり者として持て余されていた、という面もあったようです。そこがまた人間の面白いところかもしれません。

 

 

 

 

 

遺伝子組換え食品

■20180708(日曜日:曇)

 

地元の神社です。百澤神社には、ウォーキングをしていた頃は、毎週お参りしたものです。Nonのこと。Takuのこと。そしてAyaのこと。親には祈ることしかできません。

 

 

■ここ沼津では雨の峠は超えたようですが、西日本では、まだまだこれから雨が降るようです。大変な被害が出ています。これ以上被害が広がらないことを祈るばかりです。

 

■さて今朝は走りました。明日からは天候は回復するようなので慌てる必要はなさそうなのですが、今週末から色々と所用が立て込んできます。したがって走ることができる日は、そして今日のように休日で時間の取れる時は、少し長めに走っておく必要があります。

 

ということで、今朝は 10.50km を積み重ねました。暑くてまいりました。汗だくです。おかげで体組成計で計測すると、体重は56キロ台に急落し、体脂肪率は 12% 台に下落しました。ただの脱水です。朝ごはんを食べれば、かなり戻ることは間違いありません。

 

■さて東京新聞のこちら特捜部の記事には考えさせられます。消費者庁の有識者会議が、遺伝子組換え(GM)作物を使った食品の原材料表示の改正に向けて報告書をまとめたのですが、疑問を投げかけています。

 

改正によって、逆に消費者にはGM食品の見分けが困難になりそうだ、と言うのです。何から何まで、日本人の安全よりもアメリカの言いなりになりかねません。本当におかしな話です。有識者の皆さんは、いったいどちらを向いて検討されているのでしょうか。最後に東大の鈴木教授が、こう述べています。

 

「消費者庁の報告書は GM 食品を安全とし、『遺伝子組み換えでない』表示をやめさせたい米国の要求を受け入れている。このままでは日本の制度も『非表示法』になりかねない。いま、消費者にとって必要なのは『遺伝子組み換え』表示の義務付けを厳しくし、対象品目を広げることだ 」

 

規制緩和と称してアメリカの一部の利益ばかりを考慮している輩が、大手を振っています。新自由主義者と呼ばれる人々です。口を開けば、グローバリゼーションやダボス会議などと言い出すので、すぐに分かります。

 

国民のためを思っているふりをして、自分の立場や懐を最優先にしている、本当に許しがたい人々です。こんな人々が偉そうな顔をしていることに、なぜ国民は気づかないのでしょうか。もちろんマスコミのお陰でしょう。社会の木鐸とは、お笑い草です。

 

 

 

背中

■20180707(土曜日:曇り)

 

梅雨空のもとで可憐な花を咲かせています。

 

 

■今朝は走りました。いつものコースを 6.14km 走り、これで今月は総計 22.78km を積み重ねました。西日本では数十年に一度の大雨で、あちこちで被害が出ています。走ることのできる朝は、走っておかないと、目標達成が難しそうです。

 

■今朝の東京新聞を読んでいて、免疫学者の石坂公成先生が心不全のために92歳で亡くなった、という記事を見つけました。石坂先生というと私は免疫学者の多田富雄先生を思い出します。私が学生時代、ちょうど多田先生がアメリカから帰国され、母校に免疫学教室を新たに開設されました。

 

私たちの学年は、多田先生が講義を始められた最初の学年か、二年目だったと記憶しています。その中で多田先生は、石坂先生がアレルギーの原因物質である IgE を発見する実験について触れて、石坂先生は世紀の大発見を自分の背中で行なった、と楽しそうに語っておられました。

 

その実験の写真、つまり多田先生の背中で起こった抗原抗体反応の写真を、スライドで見せてもらいました。その意味の凄さなど理解できない一学生でしたが、忘れられない思い出になっています。

 

多田先生はすでに鬼籍に入られました。お二人は天国で再会して、免疫学の議論を再開したのではないでしょうか。ご冥福を祈るばかりです。

 

 

 

無線充電

■20180706(金曜日:雨)

 

溜池山王駅近くの日枝神社の向こうに聳えるのは、保険会社プルデンシャルのビルです。

 

 

■昨夜から豪雨です。近隣の地域に避難勧告が出ています。昨日はロータリークラブ新年度の第一回例会が開催されました。親クラブである沼津北クラブの会長・幹事さんがメイク・アップに来られて、ご挨拶をされました。我がクラブの会長・幹事さんは、すでに期首訪問を済ませておられたようです。

 

我がクラブの重光幹事さんはユーモアたっぷりの方で、東京生まれで東京育ちの自分が、もしロータリークラブに入っていなかったら、ここ沼津での知り合いは弁護士と犯罪者だけになっていただろう、と言われていました。あながち冗談だけでもない気がします。

 

私自身は、京都で生まれ埼玉で育ち、千葉と富山で学んだ、いわば流れ者ですので、ここ沼津には、それほど知り合いがいるわけではありません。大学の先輩たちがいる、ということでは重光さんよりは交際範囲は広そうですが、大した違いはありません。ロータリークラブに入って、異なる業種の友人を得たことは、本当に大切な財産となっています。

 

■さて午前7時22分現在、激しく雨が降っています。我が家は建築してから30年近くが経ちますが、当初から雨漏りに悩まされました。大手のDハウスに建ててもらったのですが、今日のような雨の時には間違いなく一階は水浸しになりました。10年ほど前でしょうか、地元の平成建設に全てをチェックしてもらって改築工事を済ませ、ようやく雨漏りから解放されました。

 

本当にひどい工事があったものです。でも建築当時は、Dハウスの見積もりが一番廉価だったのです。安物買いの銭失いです。

 

■さて新聞によれば、こんなことが間もなく可能になりそうです。

 

総務省が、室内でケーブルを使わずにスマートフォンなどのデバイス(機器)を遠隔充電する「無線電力伝送装置」の実用化に向け、制度設計に入ることが 4 日、分かった。装置は、離れた場所の機器に電波で電力を送る仕組みで、パナソニックや東芝などが 2020 年度に世界初の実用化を目指している。

 

窓から外を見るたびに思うのは、電柱と電線が無ければ、どれだけ景観がスッキリするか、という思いです。ベトナムへ行くと、街中で電線が束になってぶら下がっている、という状態の場所を時々見かけます。まずは家の中だけでもケーブルが無くなれば、本当にスッキリするはずです。

 

そしていずれは、宇宙で発電して地上に電力を送る、なんていう夢の様な話が現実化するはずです。その日まで自分自身が生きていられるかどうか。時間との戦いです。

 

 

 

歓談

■20180705(木曜日:曇)

 

千歳マラソン会場、千歳青葉公園の空です。

 

 

■本当に鬱陶しい曇り空です。台風の影響もあって、どんよりとした空が毎日続いています。梅雨がないと言われる北海道でも大雨。石狩川が氾濫しています。被害が出ていなければ良いのですが。大好きな北海道の大地が傷つくのを見るのは辛い思いです。

 

■さて昨夜はNonの現在の指導教官、横田俊平先生との楽しいディナーでした。忙しい外来診療を終えてお疲れのところを、駆けつけてくれました。2時間ほどSunと四人で歓談しました。

 

とにかく明るい先生の性格に助けられて、私達も気を使うことなく話に花が咲きました。

 

先生のこれまでの小児科医としての豊富な経験など、お酒も入って楽しく聞かせていただきました。

 

 

先生は、本当に心から子どもたちの幸せを祈っておられるのだ、ということが、よく分かりました。純粋なのです。その一点で活動しておられることが、痛いほど感じられました。

 

 

 

敗因

■20180704(水曜日:雨)

 

千歳マラソンの会場、千歳市スポーツセンターです。大勢のランナーが集まっています。

 

 

■今朝は走りました。昨日の天気予報では、5時の降水確率は 50%。悩ましい数字です。明日からは雨とのことですので、可能なら今朝は走らないと、目標達成が困難になります。

 

6.14km を走り、総計 16.63km 、残り27日で 83.36km となりました。地道に積み重ねるしかありません。

 

■サッカーのワールドカップ。日本の敗退で、もう見る気が失せてしまった人は多いはずです。ベルギーとの一戦で、最後の最後アディショナルタイムでの失点で敗退したわけです。

 

技術的な問題はさておき、やはり体力差が影響したように私には思えます。集中力が途切れるのです。体格差がよく問題にされますが、サッカーの場合、それ以上に走り続ける体力差が勝敗を分けたように見えます。

 

もちろん十分鍛錬を積んでいる選手たちですから、すごいレベルにあることは間違いありません。しかし対戦するということは、比較の問題になります。日本の中では一番でも、世界と戦うとなれば、その差がそのまま勝敗に直結します。

 

将棋の大山康晴元名人が、年を取ると体力が落ちる、すると集中力、忍耐力が落ちて勝ちきれない、という趣旨のお話をされていたのを覚えています。

 

忍耐力の低下は、すべての事に影響します。どんな仕事でも影響が甚大です。年を取ることは避けられないのですが、体力の衰えは、ある程度鍛錬で影響を軽減できます。これは大切です。

 

人と接する仕事に従事する人は、誰であれ、節制と鍛錬を怠ると、仕事の質が低下することは避けられません。

 

 

敗退

■20180703(火曜日:晴れ)

 

白老町の旅館、海の別邸ふる川でいただいた、みぞれ酒です。シャーベット状にした日本酒でした。

 

 

■日本人の多くが寝不足になった今日でした。私も午前3時に目覚ましを鳴らして起き出し、テレビ観戦しました。サッカー・ワールドカップ、日本対ベルギーの試合を観るためです。

 

世界3位の実力を持つベルギーですから、まさか勝つことはない、と思いながらも、番狂わせが続くワールドカップですから、最後まで分かりません。と思ってみていると、なんとなんと、日本が二点を先制する展開。ひょっとしたら勝てそうだ、と手に汗握りました。

 

しかし残念ながら最後の最後で勝利は逃げ去りました。アディショナルタイムで三点目を取られて万事休す。前半を見た限りでは、むしろ日本の方が、ずっと生き生き躍動していました。ブルーのユニフォームの方が数が多く見えました。ひょっとしたらベルギーが退場者を出したのではないか、と思われるほどでした。

 

技術的な面は分かりませんが、やはり体力負けの感は否めません。最後の最後まで走りきる体力と気力が、ベルギーの方が上だったということです。

 

■先週末から右目がおかしいと思いながら、訳が分からなかったのですが、原因は麦粒腫でした。ものもらい、です。自分がなってみると、これは困りました。鬱陶しいのです。別に見えないわけでも歪んで見えるわけでもないのですが、とにかくこの梅雨空のように鬱陶しいのです。

 

先週から、毎日、毎日麦粒腫の患者さんが、まるで申し合わせて来院したかのように、次々から次へと来られたのには驚きました。そして自分もなってしまいました。ばい菌が元気なる時期なのでしょう。人間は寝不足で抵抗力が落ちているのです。

 

鏡で見ながら、排膿する時期だろうな、と思いながら、自分でできるわけもないので、点眼薬と内服薬で治療するしかありません。それでもようやく峠を超えました。

 

 

羽アリ

■20180702(月曜日:晴れ)

 

ホテルセンチュリー静岡18階スカイスイートから見た静岡市内です。富士山は残念ながら見ることができませんでした。

 

 

■昨日は静岡県ゐのはな会総会が行われ、同窓会会長である済陽 高穂(わたよう たかほ)先生が講演されました。進行がん患者の食事療法という内容で、手術、抗がん剤、そして放射線療法のみならず、食事療法がいかに大切かを、わかりやすく語られました。

 

患者自身の免疫力を高めるために、どのような食事が良いのか、そしてご自分が日々心がけている食事の内容を、映像を交えてわかりやすく解説されました。

 

がんの原因の35%は食事に由来する、という報告はいかに食事が重要か、という証です。動物性脂肪を避け、魚と、そして何より野菜を一日 750グラム以上摂取する、という食事は実際に映像で見ると壮観ですらあります。済陽 先生はミキサーを多用して、ジュースとして摂取するようです。野菜の中の酵素を破壊することなく摂取するためです。分離された食物繊維は捨てることなく、ハンバーグに混ぜて食べるとのことです。

 

■数日前から気になっていたのですが、昨夜は黒羽アリに驚かされました。ござの上で寝ようとしたら、アリが数匹キンドルの明かりに寄ってきたのです。何十匹というわけではないのですが、困りました。

 

どこから三階まで上がってきたのか、ルートを確認する必要があります。一度家の周りを調べる必要がありそうです。

 

 

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