2022 年 02 月 11 日 北海道小樽市街と石狩湾です。

月: 2019年7月 Page 2 of 4

参議院選挙

■20190721(日曜日:曇)

 

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メルボルン市内の様子です。

 

■今朝はゆっくりと休みました。 昨日は午前中の診療を終えて、昼食をとった後、期日前投票に行きました。ここ数回は、選挙の時は必ず期日前投票に行っています。投票日は必ず休日ですので、何か予定が入っていることがほとんどなのです。昨日も地区センターに行ってみると、多くの方が期日前投票に来られていました。期日前投票の場合、投票券の裏に住所・氏名などをあらかじめ書いておかなければなりません。そんなことも実際にしてみないと分かりません。今回は行く前に、投票券の裏に必要なことを記入し、投票所に向かいました。

 

今回の参議院選挙では、たまたまネットで山本太郎代表の「れいわ新選組」のことを知り、ネットで配信される日本各地での彼の演説を、逐一 確認していました。 最初彼の演説を聞いた時には、本当に驚きました。小沢一郎さんと自由党の共同代表をしている時に、ネット上での共同記者会見を何度か見ていました。何しろ相方が小沢一郎さんですので、 おとなしいと言うか、借りてきた猫のように、生真面目に受け答えをしている彼の様子は何度も見ていたのですが、独り立ちして新しい団体を立ち上げ、そのトップとして理念を語る姿には、今まで知らなかった彼の真の姿を見た思いでした。

 

まず感じたのは、前回当選してからの6年間、一生懸命に学んできたに違いない彼の誠実な人柄でした。小沢一郎さんと一緒に活動することで、学んできたことは、とても大きな影響を彼に与えているようです。 政治に対する小沢一郎さんの姿勢、政治とはどうあるべきか、という基本的な理念を、彼流に換骨奪胎したのが、今回彼が発表した「れいわ新選組 八策」のように思えます。

 

小沢一郎さんが民主党を離れて新しく立ち上げた政党名が、「国民の生活が第一」でした。まさに、その通りなのです。立憲主義も、憲法第九条も、もちろん大切なのですが、それもこれもまず生活がきちんと成り立たなければ意味がありません。野党の皆さんの声が、多くの国民の心に届かなかったのは、そんな当たり前のことを、きちんと語ってこなかったからなのです。生活と格闘している庶民に向かって、偉そうに上から目線で立憲主義を説いたところで、 投票所には向かわないのです。

 

そんな当たり前のことを、山本太郎さんはきちんと認識し、彼なりの回答を提供してくれたわけです。 演説の中で彼が語ったように、この試みがある程度の成果を納めれば、 大きな団体の支援を受けなくても、政治活動を続けられるプラットフォームが形成される可能性があります。そうなれば、極端に一部の人たちのためだけに政治活動をするような必要性がなくなります。今の政治を歪めている根本原因の一つが除かれるのです。

 

今の政治を貫いているのは、新自由主義という立派な理論ではなく、単なる私利私欲なのです。 今の政権与党を貫いているのは、 まさにこの一言なのです。

 

消費税

■20190720(土曜日:雨)

 

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メルボルン市内の様子です。

 

■今朝は走りました。二日ほど前から蒸し暑く寝苦しい夜となりましたが、壊れていた空調を早めに取り替えましたので、 無理をせずに一番弱く空調をかけて眠るようにしています。 今朝は6.08 km を走り、これで通算70.62 km。 残り11日で29.37 km のところまで来ました。とにかく雨ばかり毎日続いていますので、うんざりしてしまうのですが、今朝もたまたま走り出した時刻から走り終わった時刻まで、ほとんど降らずにいてくれました。 それにしても体が重くて参りました。歩いてもいいや、といった程度の気持ちで、とにかく最後まで走り切ることができました。

 

さていよいよ明日は参議院選挙です。今日期日前投票をする予定です。もちろん比例区は山本太郎に入れるつもりです。 果たして「れいわ新選組」が、どれほどの得票を得ることができるのか、とにかく期待と不安と、そして楽しみでいっぱいです。 新聞を見てみると、 国民民主党の比例代表の方々は、労働組合を代表している方が多いのです。もちろん労働組合の代表として、働く人たちのために政治活動をしてくれれば、それは大変結構なことなのですが、出身母体が大企業の労組がほとんどです。

 

ここ静岡県でも、応援しているのが電力会社の労働組合ですので、 原発の再稼働をなんとか可能にしようと考えているわけです。そうなると一体自民党とどこが違うのか、大変疑問に思ってしまいます。その点、山本太郎代表の訴えていることは、極めて明快です。大企業に勤めていない7割の労働者の意見を代表している、と言えます。既存の野党では、一体誰のために政治活動をするのか、極めて曖昧です。ですので多くの方にとっては、どっちでも同じこと、と勘違いしてしまうのではないでしょうか。それでは小選挙区制であっても、似たり寄ったりの二人が口喧嘩をしている、と言う程度の違いしかありません。政権交代が起こるはずがありません。ところが「れいわ新選組」は、全く違います。

 

消費税の廃止問題にしても、多くの方はそんなことはできるはずがない、と頭から決め込んでいます。 またマスコミも、消費税を廃止するなんて無責任な、根拠のない人気取りだけの政策だ、と決めつけています。本当なのでしょうか。 山本太郎代表が根拠のある数字を元に、消費税の廃止は可能であることを 訴えています。それは何も山本代表だけの意見ではなく、専門家の中にも、同様の意見を述べている方はいるのです。山本代表が演説の中で述べているように、大雑把に言ってしまえば、結局消費税で集めた税金は、大企業と大金持ちの減税のために使われているのです。社会保障の充実のため、というのは、まさに詭弁です。前回5%から8%に増税された時も、安倍総理は全額を社会保障の安定と充実のために使用する、と約束しておきながら、結局使ったのはたったの16%だった、と山本太郎は語っています。

 

誰にでも手に入るこうした資料を元に、山本太郎さんはわかりやすく、私たちに語りかけてくれます。 本当でしたら社会の木鐸たるマスコミが、こうした欺瞞を市民に語りかける義務があると思うのですが、残念ながらそうはなっていないのです。 東京新聞は、そうした点から言えば、頑張っていると私は思います。健全は民主主義のためには、読者が、こうした新聞を支えていく必要があると思うのです。

 

 

世相

■20190719(金曜日:雨)

 

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メルボルン市内の様子です。

 

■昨夜は2度目に目が覚めてから、寝付けなくなりました。あるOB会の事務局長を務めているのですが、今年は色々な仕事が重なってしまい、手が回らなくなっているのです。会自体も会員の高齢化とともに低調化し、集まりも悪くなる一方です。こうした会の多くが、たぶん同様の経過をたどっているのではないでしょうか。 本当に難しい問題です。

 

■今朝の東京新聞第一面では、アニメ制作会社「京都アニメーション」への放火事件が報じられています。 既に25名の方の死亡が確認されています。逮捕された犯人の動機などは不明ですが、無差別殺傷事件や、こうした残虐な事件が連続する今の世相が、そら恐ろしくなってきます。 犯人に問題があることはもちろんですが、犯人を犯行に追いやっている私たちを取り巻く時代の空気を、きちんと解析して行かないと、同じことが繰り返されてしまいます。単なる精神異常者の犯行として片付けるのは極めて危険です。

 

時あたかも参議院選挙前夜です。今という時、そしてこれから私たちの社会を、どう作り上げていくのかを、自分の頭で、しっかりと考えることが大切です。考えることを放棄したら、その時点で自分が消えてしまいます。流されるだけの自分に、なってしまうのです。テレビを見て、スマホを操作しているだけでは、ダメなのです。

 

新聞広告

■20190718(木曜日:曇)

 

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メルボルン・カーネギー地区の町並みです。

 

■今朝は走りました。昨夜は眠りが少し浅く、2度ほど目が覚めましたけれども、5時少し前に最後の目覚めがあり、目覚ましが鳴って起きだしました。昨日の夜から少し蒸し暑くなってきました。今朝もこれまでとは違い湿度が上がったためでしょうか、走りながらも空気が重く感じられました。今朝は6.13 km を走り、これで今月は通算64.54 km。 残り13日で35.45 km の地点までやってきました。

 

どうも梅雨明けまでは、もうしばらく時間がかかりそうです。 今週いっぱいで雨ともおさらばかと思っていたのですが、そうもいかないようです。昨年のように猛暑続きで、熱中症注意報が連日のように発令されるのも困ったものですが、今年のように日照不足というのも農作物の成長を考えると、やはり季節には季節なりに暑いのが良いのでしょう。

 

21日の日曜日には、いよいよ参議院選挙の投票日です。今朝の東京新聞29面には、下方の半面にれいわ新選組の広告が掲載されていました。山本太郎代表が演説の中で話していましたけれども、こうした活動には当然多額の資金が必要です。大手3新聞、読売、朝日、毎日新聞などでは、半面の広告を出すだけでも1千万円以上の資金が必要のようです。

 

ネット上では、山本代表の演説には多くの人が参加しているのですが、全体から見れば 、圧倒的に少数派であることは間違いありません。ある人によれば寄付が3億円以上集まるということは、確実に投票してくれる人も、かなり期待できる、というのです。つまりネットで配信されるビデオを見ているだけでは、どんなに「いいね」 を連発してくれても、必ずしも投票行動には結びつかないのです。 ところが寄付するという行動を取った人は、かなりの確率で投票もしてくれる、と考えられるそうです。一人1万円で一万人が寄付して1億円ですが、山本太郎代表の場合は、もっともっと少額の方が多いようですから、逆に投票してくれる人数は、ずっと多いはずです。

 

ただし全国比例代表の場合、100万票を集めて、やっと一人当選というのが現実ですから、山本代表が当選圏内に入るためには、300万票が必要ということになります。これは想像もできないほどの多くの人が投票してくれないと達成できません。

 

日本の未来にとって、これが最後のチャンスではないでしょうか。このまま10月に消費税が増税され、個人消費がさらに冷え込めば、本当に取り返しのつかないほど 、日本経済は落ち込んでしまうでしょう。その影響は計り知れません。あまりにも愚かな行動です。

 

世論

■20190717(水曜日:雨)

 

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メルボルン市カーネギー地区にあるAyaちゃんの住まいです。

 

■今朝は雨です。ここのところ、ずっと雨です。日照時間の不足と低気温のために、農作物の生育に支障が出ています。キュウリやナスの価格が暴騰しています。 いくら梅雨の最中とは言っても、これほど青空が見えない日々が続くのも珍しいのではないでしょうか。

 

昨年はどうだったのだろうかと、ちょうど一年前の2018年7月17日のブログを参照してみると、書き出しはこうです。「 連日の猛暑で熱中症の被害が深刻です。西日本を中心に、熱中症注意報の欄に「危険」との警告が並ぶ状態です」。とにかく暑かったのです。昨年の7月17日は、連休明けの月曜日。その週末にはTakuの結婚式が控えていましたし、さらにその翌週には、私にとっては初めてのことでしたが、 高度管理医療機器等販売業管理者講習会での講演が控えていましたので準備が大変でした。

 

1年の月日が経ち色々な意味で状況が変わりました。変わらないのは、夫婦二人で暮らしているということでしょうか。 あと何年生きることができるのかは、誰にも分かりません。そして、あと何年元気でいられるかも誰にも分かりません。 自分にできることは体調を管理して、 メタボリックシンドロームになる可能性を可能な限り低くして、血管の老化を抑え、そして何より筋力の衰えを最小限にし、 自分の力で動き回ることができるようにすることです。 自分にできることは、それしかないのです。

 

自分だけのことでなく、他者に対しても、そして社会に対しても関心を抱き続け、 学び続けることは大切です。 旅立つ日は必ずやってくるのですから、じたばたしても仕方ありません。ただその日を待っているだけでも意味がありません。自分に出来る限りのことを毎日続け、その間に自分がどのように変わって行くかを確認することが、生きていることの証なのでしょう。そう思えば、日々を過ごして退屈することはありません。

 

■今日の東京新聞本音のコラム欄では文芸評論家・斎藤美奈子さんが、「れいわの一揆」と題して書かれています。山本太郎代表が率いるれいわ新選組が、ネット上で大旋風を巻き起こしています。私も毎日、山本代表の日本各地での演説をネットで見ています。地方では、 黒山の人だかりとは、さすがにいきませんが、どこへでかけても、多くの人が関心を持って、演説会に参加しているようです。演説会と言っても、与党の議員が開くような大きな会場でのものではなく、ビールケース二つを並べた上にベニヤ板を乗せただけの演説台の上でのお話です。 本当に手作り感いっぱいの演説会なのです。

 

そこで語られる内容は、聴衆の心を掴んで離しません。浮世離れしていないのです。与党議員の演説のように、空虚で虚しさいっぱいの内容とは、まさに正反対なのです。

 

昨夜の NHK のニュースで放映されていた、参議院選挙に望む各党首の戦いぶりの報道を見ていて、唖然としました。そこに登場している安倍総理の言動の、あまりの空疎なことに、気分が悪くなりそうだったからです。そして何より驚くのは、こうした報道によって多くの日本人が、安倍総理は一生懸命やっているではないか、と錯覚してしまう点なのです。こうした心境は、正直私には全く理解できないのですが、与党関係者にしてみれば、してやったりの心境なのでしょう。 NHK の貢献度は、まさに勲章ものです。

 

こうしたマスコミの報道を見ていると、世論を誘導するのは、さほど難しいことではないのだろうと容易に推察できます。中国に侵略することも、アメリカと戦争することも、大して難しいことではないような気がしてきました。

 

 

選挙葉書

■20190715(火曜日:曇)

 

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Ayaちゃんの住むカーネギーの街の様子です。閑静な町並みです。

 

 

■今朝は走りました。昨日はかなりの雨が降り、今朝も明け方まで雨音がしていましたので、走ることができるかどうか不安だったのですが、起き出してみると雨も上がっていました。生ゴミの日でしたのでゴミを持って玄関を出ると、道路はかなり濡れていました。そこで雲行きも怪しいので、準備運動もそこそこに走り始めました。今日は6.10 km を走り、これで今月の通算距離は58.40 km 。残り15日で41.59 km となりました。例年に比べて日照時間が極端に少なく、キュウリやナスが2倍近くに高騰している、と朝のニュースで報道していました。梅雨明けは来週でしょうか。

 

■参議院選挙まで残り一週間を切りました。昨日は午前中、はがきに宛名を書いていました。山本太郎選挙事務所から送ってもらった選挙ハガキに記入していたのです。10枚送ってもらい、住所録の中から10名を選びました。 選挙での投票依頼など、今までした事はありませんでした。今回山本太郎さんが一人で立ち上げた「れいわ新選組」は、今の日本に足りないこと、そしてこれからの日本に必要なことを、分かりやすく説明し、そして実現してくれそうに私には思えます。

 

山本太郎さんの演説は何度も聞きましたが、とてもわかりやすく、 具体的でユーモアにも富み、一級品です。 既存の政党の政治家が行う選挙前の演説とは雲泥の差です。 空虚で雲をつかむような話しかできない政治家がほとんどですが、多くの庶民と実際に接して話を聞いてきたことが基本になっているのでしょうか、彼の話には浮ついたところがありません。 「れいわ新選組」が、どれだけの票を集めるか。今回の選挙は、とても楽しみです。

 

戦争

■20190715(月曜日:雨)

 

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メルボルンの町並みです。トラムが来ました。

 

■さて今朝は雨が降っています。午前7時56分現在、雨は小康状態で一時的に止んでいるようですが、今日は降ったり止んだりでしょうか。一日おとなしく溜まっていた仕事を片付けるしかないようです。

 

7月9日火曜日にジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長が亡くなりました。正直芸能界に疎い私などは、 雑誌の見出しにある「ジャニー喜多川 芸能界の巨星、墜つ」という意味がさっぱり分かりません。テレビを見ないというのは、本当に置いてきぼりを食うものです。芸能界で起こっていることは、まるで銀河系の外で起こっていることと同じ程度に、私にとっては縁遠い存在です。東京新聞の記事によれば、ジャニー喜多川さんの死去に際して、「晩年戦争の悲惨さ伝える」と題されています。 1931年生まれの喜多川さんは、実際に戦争を体験しているわけです。Wikipedia によれば、

 

第二次世界大戦中、和歌山に疎開していたジャニーは和歌山大空襲に遭遇して必死に逃げ回り、防空壕に入れずに橋の下に逃げ込んで九死に一生を得たこともあった[7]。またアメリカ陸軍軍属として朝鮮戦争に赴いたこともあり、その自身の体験を2017年に自身が演出した舞台『ジャニーズ YOU&ME アイランド』で描いたが、それも「(自分が体験した)本当のことを(みんなに)伝えたい」という思いであったという。ジャニーも自社の若手タレントや舞台の出演者たちに自身の戦争体験を話して聞かせるなど『平和』を願い、それを強く訴え続けて来た人物でもあった[7]。

 

劇団四季を創設した浅利慶太さんもそうでしたが、戦争を実際に体験した世代の方が結局最後に言い残しておきたい言葉が、必ず戦争のことになるようです。戦争を実際に体験していない私のような世代には、想像もつかないのですが、戦争とは本当の地獄であったに相違ありません。

 

以前テレビである報道を見ていて驚きました。敬老の日の特集でしたでしょうか、静岡県の100歳を迎えた方のお祝いをするために、市長さんが訪問されたニュースでした。その際にご本人がインタビューの中で、「皆さんに伝えておきたい1番のことは、二度と戦争してはいけないということです」と答えられていた場面に、本当に驚きました。それまでの応答が少し要領が得ずに分かりにくかったのですが、 その場面だけは、まるでに眠りから覚めたかのように、滑舌もはっきりし、シャキッと生まれ変わったかの如く、力強い言葉で語ったのです。 まるで別人が、ご本人の体を借りて 、皆さんに向かって語ったかのごとく、力強いメッセージだったのです。

 

これは私の勝手な想像なのですが、政治家の小沢一郎さんの活動の根っこにあるもの。それも、あの戦争そして敗戦によって日本人が味わった塗炭の苦しみではないかと思っています。日本人に二度とあのような苦しみを味あわせてはいけない、それが原点ではないでしょうか。冷静、緻密な小沢一郎さんのことですから、あのような愚かな行動に走った原因を、一部の政治家や軍人だけに押し付けて済ませているとは考えられません。 多くの庶民が戦争に熱狂していたという事実はあるのです。マスコミの責任も大きかったに違いありません。そうした日本社会の脆さ、危うさといったものを深く危惧しているのが、政治家小沢一郎ではないでしょうか。安倍政権が目指す日本の方向の危険性を誰よりも知り、そして心から危ぶんでいるのが小沢一郎さんなのです。

 

4割に近い国民が、その事に気付かず投票にも行かないという今の状態は、 戦争前にとても似ているのかもしれません。ここで立ち止まって、しっかり考えないと、また同じことを繰り返す可能性が高いのです。そうした意味でも、れいわ新選組の山本太郎さんには、是非頑張ってもらいたいのです。 小沢一郎さんの、そうした歴史への危惧は、しっかりと山本さんに伝えられているはずですから。

 

選挙

■20190714(日曜日:雨)

 

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メルボルンの交差点です。信号無しで上手に運営しています。

 

■今日は新沼津倶楽部カントリークラブの理事長杯決勝です。予選を通った32人のプレイヤーでマッチプレーがトーナメント形式で行われました。そして今日決勝だったのです。今年の4月から競技委員に加えていただきましたので、今日は一日お手伝いをしました。と言っても、私がお手伝いをしたのは、同時に行われた A クラスの月例でした。畠山副競技委員長と一緒に、参加したプレイヤーに競技に関するルールの説明を行ったのです。

 

江藤競技委員長、そして平澤副委員長は、決勝戦を戦った二人のプレイヤーと終日帯同しました。36ホールを1日で戦いますので、勝ち切ることは本当に大変です。毎年のことながら、本当に素晴らしい戦いでした。表彰式でお二人のご挨拶を聞いていて、羨ましく思いました。去年も今年も、この理事長杯予選の日が丁度東京での会合と重なってしまい、出場できませんでした。あと2年間は予選に出場することは、できそうにもありません。精進するしかありません。

 

■仲間を増やすための葉書を送ってもらうように、山本太郎講演会事務所に連絡してから3日後の土曜日に、葉書の入った封筒が届きました。応援のお願いをした3人の友人の住所を記載して送り返す予定です。

 

山本太郎さんを応援しようと寄付をしました。そして仲間を増やそうと思ったのですが、そこで、はたと止まりました。こうした政治的な団体への応援を頼むとなると、なかなか対象になる友人はいないものです。残念ですが、それが現実です。それぞれが政治的な信念というものを持っている場合、そして持ってはいない場合にしても、ある主義主張に共感し応援してもらうのは、そして実際に一票を投じてもらうというのは、まさに至難の技です。 6年前の前回の参議院選挙で山本太郎さんは66万票あまりの票を取ったのですが、この数字は私には想像を絶するものです。 知名度のない無名の人間が、こうした大きな選挙でたくさんの票を得るということは、ほとんど不可能です。

 

れいわ新選組という新しい政治団体を立ち上げて選挙に臨んだわけですが、ネットではかなりメジャーな存在になってきましたが、全体から見ると、ほんの少数にすぎません。多くの日本人はテレビしか見ていないのです。山本太郎さんも、そのことは十分に承知しているので、とにかく横の繋がりを広げて、応援してくれる人を一人から2人、2人から3人に増やすことに全力を挙げています。この選挙で何かが変われば、その次に行われる総選挙で、日本は少しはまともな方向に舵を切ることができるかもしれません。残されている時間が少ないのです。

 

印象操作

■20190713(土曜日:曇)

 

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メルボルン市内の様子です。来年は、いつ訪れることが出来るのか。楽しみです。

 

 

■今朝は走りました。昨日の朝は準備をして玄関を出たのですが、雨が降り始めて走るのをやめました。その後、空模様を見ていると、結局それほど雨が降ることはなかったので、走ってもよかったかなと思ったのですが、まあ無理をしても仕方ありません。今朝は曇り空ながら雨は降っていませんでしたので、安心して走り出しました。気温は高くありませんでしたので、楽といえば楽だったのですが、湿度が高く、体も重く、決して快適なランニングではありませんでした。6.11 km を走り、通算52.30 km。残り18日で47.70 km となりました。 エプソンのホームページにランニングウォッチをつなぐと、月間50 km 達成おめでとうございます、と画面が告げてくれています。今のところペースとしては順調です。梅雨ですので雨模様は仕方がないのですが、気温も低く農作物に影響が出ているのは心配です。

 

■先日の東京新聞こちら特報部では、「印象操作」について書かれています。参院選に向けて開かれた主要政党の党首討論会で、選択的夫婦別姓を認めるかどうかの質問に対して、一人だけ挙手しなかった安倍晋三首相は、こう発言されたのです。「印象操作はやめてください」。 この記事の見出しは、こうです。

 

「やめて」と言うけど 首相、やってません?

 

元電通マンで長野県中川村の元村長 曽我逸郎氏は、安倍氏の印象操作の特徴をこう説明しています。

 

小泉さんはわかりやすさで世間に受けた。しかし、安倍さんの場合は、明らかなうそやごまかしがある。統計不正で追及されたように、都合のいいところだけを取り出し、自身の成果であるように語って見せたりする。雇用が増えた、税収が増えた、と、成果を断片的に語るばかりで、野党から追及を受けると議論から逃げてしまう。

 

曽我氏は、こうも嘆いています。

 

言ってしまえばこっちのモンだって感じで。言ったモン勝ち。そういうやり方を、安倍さんは道徳的に恥ずかしいとか、間違っているかも、なんて思わない。

 

曽我氏の指摘は、誠に正鵠を射ていると私には思えます。 色々な解釈があるのでしょうが、根本的な羞恥心とか道徳心の欠如として理解するのが、 一番的を得ているような気がします。安倍総理が常々唱えられる、戦後政治の総決算、戦後教育の過ちの結果が、ご自身の羞恥心と道徳心の欠如とは、単に皮肉として片付けるには、あまりにも残念な結果ではないでしょうか。そして、それを支持し続ける日本人のあり方にも、異常のなものを感じざるを得ないのです。

 

肩の荷

■20190712(金曜日:雨)

 

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メルボルン市内の交差点です。

 

■今朝は走るつもりで目覚ましを5時にセットしていました。起き出して準備していたゴミ袋を持って、所定の場所へ持って行きました。今朝は燃えるゴミの日です。玄関を出てみて気づきました。雨が降っているのです。窓から外を見たときには、本当の霧雨程度にしか見えませんでしたので、これなら何とか走ることができると思ったのですが、残念ながらそこそこ雨が降っていました。走るのは諦めてゴミ出しだけをして、新聞を取って家に戻りました。今朝の朝食は、コーヒー一杯とスイカ一切れ、ヨーグルトと納豆ひとパックです。

 

昨夜は第11回沼津ベイエリア眼科フォーラムが開催され、昭和大学教授恩田先生と神戸アイセンター・ネクストビジョン理事長三宅先生が講演されました。 恩田先生は眼窩骨折についてお話をされましたが、私の眼科の師匠であった中村先生は、この眼窩骨折の手術がご専門でしたので、大学病院勤務の頃は、よく助手を務めさせていただきました。 眼窩骨折の手術というのは、井戸の底で手術をしているようなもので、助手をしている身には、術野の中における位置関係の把握が難しく、苦労したことを思い出しました。三宅先生は日本の眼科研究におけるドンのような存在の方で、ご自分の名前の付いた病名をお持ちの数少ない先生の一人です。その発見に至る過程は、まさに一つのドラマのようでした。とても貴重なご講演でした。

 

私自身も開演の挨拶をしなければならなかったのですが、無事に終えることができ、これでまた一つ肩の荷を降ろすことができました。あと残るは明日の高度医療機器管理者講習会です。この任務を無事終えれば、しばらくは日常に戻れそうです。

 

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