2022 年 02 月 11 日 北海道小樽市街と石狩湾です。

月: 2019年10月 Page 3 of 4

不公平

■20191011(金曜日、曇り)

この夏一番の思い出です。北の国からの舞台。富良野です。

■今朝は走らずに休みました。と言っても目覚ましい通り、5時に起きることは起きました。昨日まで4日間連続、朝走りましたので、天気予報を勘案しながら金、土、日曜日と3日間休み、月曜日の休日に、できれば20キロの走り込みをしようと予定しています。

今のところ空は曇り空なのですが、天気予報では午後から、そして明日いっぱいは大荒れになるようです。台風がなんとか東に逸れて、大被害を受けた千葉県に、さらなる被害が及ばないように、と願うばかりです。

■さて、今朝の東京新聞には「消費税10% 10日経過」と題して、小売業への様々な影響を取材しています。「前回より駆け込み消費弱い」あるいは「ポイント還元大手から批判」などと書かれています。

この消費税増税の問題を考えてみると、今までなぜ深く消費税について考えてこなかったのが不思議なほどです。そして、れいわ新選組 山本太郎代表が繰り広げた運動の力が、とても大きかったように感じました。

つまりは、素朴で基本的な疑問である、消費税は果たして本当に必要なのか、あるいは政府が説明しているように、きちんと国民のために消費税は使われているのか、という疑問です。

財務省やマスコミの力もあって、多くの国民は消費税を社会保障の安定的財源として捉え、もしも廃止などしたら次の日から、社会保障が無くなってしまうのではないかと考えています。

ところがそうした思い込みが、実はかなり胡散臭いということが、山本太郎さんの詳しい説明によって多くの国民が気付き始めたのです。

東京新聞によれば、政府主導のポイント還元制度にイオンの岡田元也社長は、国が負担する制度では、フランチャイズに加盟して中小企業が運営するコンビニは対象となるが、イオンをはじめとした大手は対象外である点を指摘して、以下のように不満を述べています。

こんなに不公平なことが堂々と行われて良いのか。キャッシュレスでなければ割高という考え方は、お客様不在の考え方だ。

と、批判しました。

ネットの解説によれば、大手企業への税金優遇措置は、全くの不公平であり、トヨタ自動車などは大きな利益を上げていながら何年も法人税を払っていなかった、と指摘されています。

消費税増税というこの機会を捉えて、私達は国の根幹である、公平な課税制度というものを、しっかり考えてみる必要があるようです。あまりにも不公平が大手を振ってまかり通っている現状は、国を破滅に導きかねません。

電気の世紀

■20191010(木曜日晴れ)

吉野彰さんが、ノーベル化学賞を受賞しました。

■今朝も走りました。いつものコースを6.08km走り、これで今月7回目のランで、50.41kmを積み重ねました。ホームページに繋いだエプソンの画面が、50キロ走達成おめでとうございます、と告げてくれています。残り21日で49.58kmとなりました。進捗状況としては悪くありません。これで4日連続して走りましたので蓄えができました。明日からは台風の影響で天候が荒れそうですので、走れる時に走っておかないと間に合わなくなる恐れがあります。

昨夜は沼津にある四つのロータリークラブの合同例会がありました。仕事が終わって駆けつけたのですが、おおぜいのロータリーアンと楽しく歓談することができました。

■帰ってきてテレビのニュースを見ると、吉野彰さんがノーベル化学賞を受賞したというニュースを知りました。吉野さんが、リチウムイオン電池の開発に多大の功績があったということは知っていたのですが、受賞のニュースをとても嬉しくみました。

今やリチウムイオン電池のお世話にならない日は1日もありません。ソニーが世界で初めての量産型リチウムイオン電池を発売したのが1991年ということですから、それほどの時間は経っていないのですが、リチウムイオン電池のなかった時代のことは、もう想像できません。

ある本によれば、電池を制する者が世界を制する、今や、電池の時代だとも言われています。そして、その電池は、リチウムイオン電池なのです。先日も京セラが、クレイ型の新しいリチウムイオン電池を来年から発売すると発表しました。液体型ではなくて、粘土状の中に電池を作り込むことが可能になったようです。そのことで安全性が非常に高まったという解説がありました。

リチウムイオン電池は時々火を噴いてしまうことがあり、それが唯一ともいえる欠点だったのです。トヨタが開発している全固体型のリチウムイオン電池も、そうした安全性の問題を乗り越えるために、今必死に開発されてるようです。パソコンだったら火を吹いてもそれほど危険はないのかもしれませんが、車ではそうはいきません。人の命がかかっていますので、安易にリチウムイオン電池を使用することはできないようです。私が乗っている三代目のプリウスも、リチウムイオン電池は積んでいません。

今よりも格段に容量が大きく、安全性の高いリチウムイオン電池が開発されれば、車も電気自動車に大きく移行していくことは間違いありません。まさに時代は、電気の時代なのです。

NHKの特集番組「映像の世紀」を観ると、20世紀が電気の世紀として出発した様子が、克明に記録されています。20世紀初頭、アメリカでは電気をふんだんに使った遊園地が、コニーアイランドに開場し、庶民でも楽しむことができるようになった、と映像が告げています。

21世紀となり、リチウムイオン電池の力で、もう一度新しい電気の世紀が始まろうとしているのかもしれません。

 

回帰

■20191009(水曜日晴れ)

タクマンボの木に朝顔が巻き付いています。

■今朝も走りました。これで3日連続して朝、走ったことになります。今月は17日から22日までベトナムでのボランティア活動がありますので、走ることのできる日が、いつもの月よりほぼ1週間少なくなってしまいます。今日もいつものコースを6.10km走り、今月は6回のランで通算44.33km、残り22日で55.66kmのところまで来ました。天気予報によれば台風19号が近づいてきています。

金曜日から土曜日にかけて東海地方には最も近づくようです。暴風雨になりそうです。被害がひどかった千葉県に、さらなる被害が及ばないように、心から願うばかりです。

■さて愛知県の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で企画展「表現の不自由展その後」が八日、約二カ月ぶりに再開されました。元慰安婦を象徴する「平和の少女像」などへの抗議が殺到し、開幕3日で中止に追い込まれた不自由展は芸術祭側、不自由展側の双方が少女像を含む全作品を元の状態で展示することや安全対策で合意し、ようやく再開にこぎ着けました。

これに対して再開に反対してきた名古屋市の河村たかし市長は8日午後、会場前で約十分間、抗議の座り込みをし「日本国民に問う! 陛下への侮辱を許すのか!」と訴えた、と新聞は報じています。展示作品の中にあった、昭和天皇の肖像を燃やすような動画について問題視し、強く抗議したようです。気持ちとしてはもちろんわからないわけではありませんが、いささか前時代がかっていると私などには感じられます。

そして何より感じるのは、河村市長のように知性も教養もあり、常識をわきまえた立派な方が最後にたどり着く、いわば精神的な拠り所が、こうした天皇陛下バンザイのような境地だという点に、とても興味深く、また、これからの日本の行く末を思う時に、不安を感じざるを得ない点なのです。まさかとは思いますが、名古屋市の公立小中学校の全ての教室に、天皇陛下の御真影を飾るべきだと言い出しはしないかと、少し心配になってしまうのです。

そんなことは、平成天皇も令和天皇も決して望まれないことに違いありません。敬愛するとは心の中で静かに思うことであって、大声をあげたり恫喝したりすることではないのです。

バブル崩壊、そしてリーマンショックを経て、政府の間違った経済政策の為に、20年にも及ぶデフレが続き、日本国家は間違いなく衰退しています。貧すれば鈍するで、他国を嘲ったり罵ったりすることで自己満足を得ようとする輩が出てくることは、容易に想像できることです。そこに天皇陛下を持ち込むことは、戦前の歴史を考えれば、とても危険なことに違いありません。平和を何よりも希求される陛下が、最も嫌われる行動ではないでしょうか。

確認

今朝の私の朝食です。

■今朝も走りました。いつものコースを6.09km走り、これで今月は5回のランで38.23km、残り23日で61.76キロメートルとなりました。

YouTubeで見た、ランニングの指導ビデオに、いくつかの基本的な注意点が述べられていました。前傾姿勢を保つとか、腕は決して身体の線を超えて前に振ってはいけない、などなど、とても基本的なことですが、勉強になりました。

そのうちの一つが足元を見て走ってはいけない、というのがありました。100メートルほど先を見ながら走るのが良いというのです。苦しい時は、どうしてもうなだれて足元を見ながら走りがちです。特に上り坂を走っている時には、上り坂の頂点を見るような形になると、まだまだ登りが続くのかと、めげてしまうのです。そんな時は前を走るランナーの足元を見ながら走ることが、私は多いのです。朝まだ暗いうちに走っている時には足元に気をつけないと、つまずいて転ぶことがあるので、なおさら下を向いて走りがちになります。

今朝は指導に従って、なるだけ前を見て、100メートルほど先を見ながら、走るようにしました。すると気のせいかもしれませんが、足がスムーズに前に出るような気がしたのです。ということで、今朝は思ったよりは楽に走ることができたように感じました。

■寝る時に空調をかけたまま寝るようになって、睡眠の質がだいぶ向上しました。しかし昨夜は空調のスイッチを入れ間違えていたのに気づきませんでした。いつもはエコモードで運転するのですが、昨日はどうやら通常の運転モードのボタンを押してしまったようです。モーター音がいつまでも消えないので、おかしいなとは思っていたのですが、エコモードにしているという思い込みがあったので、そのまま寝てしまいました。

するとどうなるかと言いますと、室温が思ったような温度で一定にならないのです。昨夜は夜中に寒さの為でしょうか、熟睡できずに目が覚めて、かけ布団を暖かめのものに掛け替えました。しかし今度は、朝方に暑くて目が覚めてしまいました。そこでボタンの押し間違いに気付き、エコモードに切り替えました。確認をしていなかった、自分の失敗です。

思い込みというのは本当に怖いものです。自分では適切なエコモードのボタンを押したつもりでいたのですが、実際はそのボタンの上のボタンを押していたのです。結局一晩熟睡することができませんでした。何事も確認することが一番大事だと、今更ながら痛感した一夜でした。

試行錯誤

■20191008(月曜日、曇り)

北海道旭岳ロープウェイ駅です。

■今朝は走りました。10月3日から続けている、寝てる間の空調使用によって、今のところ自律神経系の混乱は起きていないようです。夜中に二度ほど目が覚めるのですが、それは致し方なさそうです。付き合ってくしかありません。

今朝は6.07kmを走り、今月の通算は32.14km、残り24日で67.85kmのところまで来ました。キロ当たり6分47秒のペースで走り通しましたが、久しぶりの早いペースでした。途中から少し意識してペースを上げたのですが、最近は速く走ることがなかなか難しくなってきました。

静岡マラソンの来年の出場申し込みが昨日から始まったようです。連絡が来ました。3月8日ですので、今のところは予定は空いているのですが、確か今年も去年も、会合と重なって出場することができませんでした。会合の日程を確認した上で申し込もうかと思っています。

静岡マラソンが、まだ駿府マラソンと呼ばれていた頃は5キロ、10キロ、そして、ハーフマラソンにも出場しました。初めてハーフの距離を走ったのは2003年の、この駿府マラソンでした。とにかく苦しかったことだけを覚えています。それでもタイムを確認してみると、むしろ最近のものよりも、よいことを知って、ちょっとがっかりしました。

体力的に、それだけ衰えてきているということです。全体を通しての見渡しはできるようになりましたので、ここであと5キロだから少しペースを上げようとか、そうしたことを考えられるようにはなりました。だからといって記録が伸びているわけではないのです。練習の仕方に問題があるのかもしれません。でも、今のところはとにかく走り続けることができれば良いと考えて続けています。また、高野コーチに会ったらアドバイスをもらいましょう。

■昨日は医師会の仲間と久しぶりにゴルフをしました。YouTubeに投稿されていた、あるプロのレッスンを見て、クラブの軌道の問題を意識してスイングしたところ、ずいぶんと安定し飛距離も伸びたのですが、それを昨日は試してみました。

前半は42回と、私としては随分良いスコアでしたが、後半は51回と崩れてしまいました。ミドルアイアンまでは、このレッスンで学んだことを、そのまま取り入れることができたように思うのですが、やはり長いクラブになると思うようになりません。

要するに、ドライバーショットが安定しないということです。ドライバーショットが、あと20ヤード飛び、フェアウェイキープ率が上がれば、80台前半も、決して無理ではないと思うのですが、そうは問屋が卸してくれません。でも学んだことを現場で、色々試行錯誤してみるのは、とても楽しいものです。

工夫して実践して成果を確認する。これほど面白いことは他にありません。スポーツというのは、誰にも迷惑をかけずに、それができるところが素晴らしい点です。だから止められないのです。元気で体の動くうちは続けていこうと思っています。

恩返し

■20191006(日曜日:晴れ)

 
新千歳空港の様子です。多くの観光客で賑わっています。

■昨日は夕方から静岡で大学同窓会の理事会がありました。原駅から静岡駅までは50分程の距離なのですが、原駅で電車を待っていると、改札口を出てきた外国の方四名が、しきりに何か話しているのを見つけました。線路越しに反対側のプラットホームにいた私は、少し歩いて彼らのちょうど正面に行き、何を話しているのかを聞こうとしました。英語で話していましたので、あらかたのことが推察できました。どうやら目的の電車を何番のプラットフォームで乗ったら良いのか分からないようなのです。

原駅では改札口を出てすぐの一番ホームには現在ほとんど電車が入りません。階段を渡って反対側のプラットフォームの2番線と3番線に、ほとんどの電車が停車します。改札口を入って左側へ向かう電車が三島方面で右側へ向かう電車が、静岡方面となっています。4人のうちの1人の女性が改札口に戻って何番線に行けば良いのかを確認しようとしていました。そこで思い切って反対側のプラットフォームから彼らに声をかけてみました。その時のやり取りです。

Where are you heading for ?

For Mishima.

Platoform number 2.

Thank you.

My pleasure.

拙い英語のやり取りだったかもしれませんが、言いたいことは通じたようです。4人とも階段を上がって、こちら側のプラットフォームにやってきました。彼らとは反対方向の静岡行きの電車に私は乗る予定でした。ちょうど彼らが階段を降りてきた時に、私の乗る電車がプラットホームに入ってきました。電車に乗り込む寸前に、4人のうちの1人の方と目が合いましたので、彼女からありがとうの礼を言われました。どういたしまして。良い一日を、と言ったのですが、聞こえたでしょうか。

なぜわざわざ、こんな事を書いたかと言いますと、今年 Sun と一緒にオーストラリアに行った時のことを思い出したのです。Aya ちゃんの結婚式に出席するために、ゴールデンウィークになんとか飛行機とホテルを予約し出かけました。向こうでは市内を走っているトラムとバスを使って、いくつかの観光名所を回りました。

ところが、この縦横に走っているトラム・市電は慣れないと、どっち方向に乗れば良いのか、分からなくなってしまうのです。ホテルから一番近いトラムの駅で待っていた時に、予定していた海岸へ行くトラムがどっち方向なのか、わからなくなってしまいました。

あたふたしていると現地の女性の方が、本当に懇切丁寧に教えてくださり、自分自身が私達とは反対方向へ向かうトラムに乗り込む寸前まで、身振り手振りで教えてくれたのです。当然、表示板は英語だけですから、私たち日本人には、ぱっと見てわかるというわけにはいけません。本当にその親切にはありがたいと頭が下がるばかりでした。

■また、こんなこともありました。ジーロングに住むジョーンズさん一家を訪問した時のことです。無事に切符を買って、改札口から駅に入場したのですが、プラットホームを見つけられずにウロウロしてしまいました。いかにも迷っているように見えたのでしょう。現地の中年男性が声をかけてくれて、ジーロングに行くならば、あちら方向に行って何番線の電車に乗れば大丈夫だよ、と本当に親切に教えてくれたのです。あのままあたふたしていたら、ひょっとすると電車に乗り遅れたかもしれませんでした。

旅先でのこうした親切は本当にありがたいものです。この国の人々が、かつては白豪主義の名の下に、外国人を締め出していたとは、とても想像できません。メルボルンの街を歩いていると、本当に、rainbow nation、つまり虹のように、色とりどりの肌色をした人々が、まさに闊歩しているのです。当然、様々な問題があるに違いありません。

しかし今のところ、賢明にその問題に対処しているようです。今日のささやかな私の行動で、メルボルンで受けた親切に、恩返しができたような気がしたのです。毎日ほとんど欠かさずに聴いているラジオ英会話の効果もあったかもしれません。思い切って声をかけるという行動は、実際は本当に難しく勇気のいることです。

大したことでもないのですが、自分が思い切って発揮した勇気に、自分自身少し喜びを感じた土曜日の午後でした。

 

事実確認

■20191005(土曜日晴れ)

北海道の旭岳は、今ではもう雪の帽子をかぶっているのでしょう。

■今朝は走りました。二度目に目が覚めた時が4時半頃でした。目覚ましは5時にかけてありましたので、もう少し寝てもよかったのですが、そうすると今度は起き出すのが大変です。それならばと30分早く起きだして準備を始め、玄関を出ました。ちょうど5時頃でしたでしょうか。外はまだ真っ暗です。階段を降りる時にペンライトを持って足元を照らしました。今日は頑張って9.30kmを走り、これで今月は3回のランで26.06km。残り26日で73.93kmとなりました。順調な積み重ねです。

■十月三日の夜から、あることに気づきました。昨年の冬から体温調節機能が若い時のように、うまく働かなくなってしまいましたが、それは自律神経の衰えなのでしょう。暑いのか寒いのかが、よく分からないのです。したがって薄い布団をかけた方がいいのか、厚い布団をかけた方がいいのか、の判断がつきにくいのです。今までそんなこと感じたこともなかったのですが、それが事実なのです。本当に驚きました。

10月はお彼岸がとっくに過ぎているのに、蒸し暑い日が続き、3日の夜も寝苦しい夜でした。さすがに8月、9月ほどではありませんでしたけれども、その夜は暑いのだか寒いのだか、体が迷っているのが自分でもよく分かりました。そこで、しばらく使っていなかったのですが、思い切って空調をかけてみました。28度に設定したエコモードです。すると不思議なことに、その晩はよく眠れたのです。つまりは空調のおかげで、温度変化が一晩中あまりなかったのです。それが私の自律神経を迷わせることが、なかったようです。

それからは毎晩蒸し暑い夜でなくても、空調をかけっぱなしにすることにしました。果たして一定の温度を空調によって保つことが、睡眠にどれほど影響するのか、しばらく試してみるつもりです。うまくいけば、眠剤など飲まなくても熟睡できるかもしれません。

先日ある業者の方にお話を聞くと、最近の空調はとても賢くできていて、エコモードにしておけば、最初に温度設定に持っていくまでは電力を使うが、あとはほとんど使わなくても温度を一定に保つことができるそうです。その話を聞いてからは、それならば空調の力を借りて、夜の間、寝室の温度を一定に保ち熟睡した方が、賢明だと思うようになりました。ただし、もうしばらく試してみないと、結論を出すのは早計のようです。

■さて昨日行われた安倍首相の施政方針演説について、東京新聞朝刊が事実確認ファクトチェックを行っています。安倍首相の演説はいつもそうなのですが、自分にとって都合の良い部分だけを取り出して誇張して訴えることがほとんどなのです。

■東日本大震災の被災地復興について話した時間は、わずかでした。福島第1原発事故には一言も触れず、桃をはじめとする福島の農産品の輸出量は震災前の4割増と得意げに語りました。事故は収束せず、汚染水問題は現在進行形。生活再建ができていないのに、避難指示の解除と同時に賠償金が打ち切られて困っている人も少なくありません。

まだまだ解決できていない問題があると言って欲しかったのに、原発の『げ』の字も出てこなかった。五輪を控え、復興したと印象付けたいのが見え見えだ。

東京オリンピック招致演説での、福島原発の放射能汚染は完全にコントロールされていると言ったように、平気で嘘をつくことも厭いません。成功体験が後の失敗を引き起こす、とはよく言われることですが、安倍首相の7年間を見ていると、まさにあの招致演説が全てを支配しているように、私には感じられます。たまたまうまくいったので確信を持ったのでしょう。

内容など関係ない、言ったもん勝ちだ、国民は細かい事など理解できない、何か一生懸命取り組んでいるのだというフリをすればよいのだ。以上が安倍総理の信念です。日本の長い憲政史上において、こんな総理が何人いたでしょうか。そして恐ろしいのは、それを国民が支持しているということです。少なくとも選挙の上においては。いや、愚かな野党のおかげで選択肢がないので、多くの有権者が諦めて棄権している、という背景もあることは言うまでもありません。

東京新聞が行ったように、安倍総理の演説の事実確認を行なうと、実はおかしなことばかりなのです。いったいこの国はどうなってしまったのでしょうか。

 

ショッピングモール

■20191004(金曜日 :雨)

新沼津カントリークラブ10番ホールから見た駿河湾です。

■今朝はゆっくりと休みました。木曜日の昨日は朝いつものコースを走り、予定通りの積み重ねが出来ています。明日の朝また走って、計画通り目標に向かって文字通り、走り続けるつもりです。

昨夜はSunと2人で外食をして、そのままニューウェルサンピア沼津のお風呂へ行きました。あるチェーン店の中華料理屋さんに入ったのですが、驚きました。1人もお客さんがいないのです。こんなことは今までで初めてでした。何事があったんだろうかと、気味が悪かったのですが、ハタと気づきました。今日オープンする、ららぽーと沼津に近所の皆さんは出かけていたのです。開業前の内覧会ということで、ご近所さんを招待してあったのです。近辺の人々はかなりの割合で、ららぽーとの方に行っていたようです。そのために他の店は、ガラガラという状態になりました。

食事も終わって、お風呂に向かったのですが、途中で、ららぽーとの前を通りました。かなりの数の車が入っていました。何しろ駐車場が3500台分あるというのです。五階建ての駐車場完備です。214店舗が入居しているということですが、どんなお店があるのか楽しみです。

今朝の新聞には、何軒かのお店の広告が入っていました。ららぽーと沼津グランドオープンセール、と題して大売り出しの案内です。どんな店があるのか、全部を把握しているわけではありませんが、気になるのは本屋さんが入っているかどうかです。今年に入り、家から歩いて3分ほどのところにあった書店が閉店しました。ちょっと歩いて行ける距離に本屋さんがある、というのは今となってはとても貴重なことです。ネットで調べてみると、どうやら最低1軒の本屋さんは入っていることが確認できました。どの程度の規模と品揃えなのか、一度見に行きたくなりました。

こうしたショッピングモール、つまりものすごい数の駐車場を揃え、たくさんの数のお店を入居させた巨大なショッピングモールというものの行く末は、実は決して明るくないのです。単純な比較はもちろんできませんが、今アメリカではこうしたショッピングモールが続々と閉鎖されています。通販による買い物がショッピングモールを駆逐しているのです。巨大なショッピングモールの閉鎖で、街はゴーストタウン化しています。

もちろん、ららぽーと沼津がそうなるとは思えませんが、しかしアメリカで起こっていることは、いずれ日本でも起こることはかなりの確率で、確かだと思われます。地方人口の減少、さらに通信販売の普及によって、いずれ向かう方向はアメリカと似たり寄ったりではないでしょうか。さらに5G規格の一般化によって、通信環境は激変しそうです。通信販売はさらに激増するはずです。あと5年した時に、果たして世の中はどう変わっているか、私には想像もできません。

■今午前7時3分ですが、雷鳴が轟きました。これからさらに激しく雨が降るのでしょうか。ららぽーと沼津の未来に影がささなければ良いのですが。

季節

■20191003(木曜日晴れ)

今朝の夜明けです。

■今朝は走りました。昨日は前日の夜に飲んだ薬のために、体がボーッとして、とても走る気にはなりませんでしたが、今朝は無事に起き出して、いつものコースを走りました。今月2回目のランで6.07kmを走り、これで16.75kmを積み重ねました。残り28日で83.24kmです。

今月のランの予定は山あり谷ありで、17日から22日まではベトナムでの活動がありますので、その前後まで考えれば10日程は走ることはできない、と考えなければいけません。となると、実質20日でいつもの距離を走らなければなりませんので、これはなかなか大変です。27日にはTakuと一緒にハーフマラソンを走りますが、その日に積み上げられるのは21キロ超でしかありません。とにもかくにも積み重ねていくしかなさそうです。

それにしても、10月に入ってからも暑い日が続いています。今週に入ってからも暑さの為に外来に空調を入れているほどです。さすがに日がくれれば涼しくなるのですが、それでも夕食時に扇風機を回すこともあるほどです。こんなことは昨年あったでしょうか。天気予報を見ていると、しょっちゅう台風がやってきて、その度に南風が吹いて気温が上がり、日中はまるで夏が戻ってきたかのような天候です。来週になれば、最高気温も30度を下回り、ようやく秋らしい天候になるようです。

■さて、ここ沼津では明日「ララポート沼津」が開業します。ショッピングモールです。四階建てで、駐車場は3500台を収容するほどの大規模なものです。昨日は内覧会が行われたようで、友人も出かけたようです。彼によればあまりの広さのために見て回るだけで、高齢者は疲れてしまうと言っていました。一番心配なのは、交通渋滞です。出かける時間帯によっては、バイパスを避けて通らないと大変なことになってしまいます。とりあえずは様子を見るしかなさそうです。

沼津市も人口減少に歯止めがかかりませんので、こうした大規模ショッピングモールができても結局は、周囲からお客さんを奪って成り立つだけの話で、お客を奪われた周囲のお店は売り上げが落ちるということになるでしょう。地方の衰退は今のままでは止めようがありません。東京を中心とした大都市圏に人口が集中するだけで、その他の地方はスカスカになっていくだけです。何か大胆な手を打っていかないと、災害や大震災のために日本中が一度に、まひ状態になってしまう可能性があります。

一夜開けて

■20191002(水曜日:晴れ)

韓国アンドン市のコスモスです。

■今朝は、ゆっくりと休みました。昨日の朝は月初ということで頑張って10キロ超を走りました。さすがに疲れが残っていたためか、仕事中少しイライラしてしまいました。忍耐強さに欠けてしまうのは疲れのせいだったのでしょうか。

寝付きの悪さとアレルギー性鼻炎の治療を兼ねて、アタラックスPという薬を飲んでみたらどうかと、のんちゃんに勧められました。アタラックスPは子供の睡眠障害にも使用されるようです。手術の前に鎮静作用を目的に使われることは知っていたのですが、まさかアレルギー疾患にも使用されるとは知りませんでした。

抗アレルギー薬が眠気を催すのは、いわば避けがたい副作用ですが、逆に睡眠中に何度も目が覚めて困るということであれば、それを使用することで、いわば逆手にとって一石二鳥にできないかという考えです。夜もよく眠れて、昼間も鼻水が出なければ最高です。

昨夜は夕食をとってから8時頃にアタラックスP25ミリグラムを一錠服用しました。体がどんな反応を起こすのか楽しみでしたが、10時近くになって眠気が襲ってきました。これ幸いにと床に就いたのですが、確かに夜中に目が覚める回数はたったの1度でした。自分の感覚としては、ほとんど熟睡していたと言える一晩でした。

ところが好事魔多しとはよく言ったもので、朝起きても体がだるくてたまりません。いや、そもそも起き出すのに、かなり苦労するほどでした。これでは5時に目覚ましをかけて起き出して走るのはかなり辛そうです。走る予定のない朝であれば、それでも良いのでしょうが、明日の朝は走ろうと思っていますので、今夜薬を服用してしまうと明日の朝走るのは、かなり難しそうです。服用する時刻をもう少し早めて、夕食後すぐに服用すれば、その後が楽なのかもしれません。今の時刻で服用してから11時間半が経過しています。なんだか、まだほろ酔い気分なので、気分としては悪くないのですが、とても走ろうという気分でないことも確かです。なかなか思ったようにはなってくれないものです。

■今朝の写真は、韓国アンドン市にのんちゃんと3人で旅行した時に撮ったものです。コスモスです。今朝の東京新聞筆洗欄には「コスモスの ゆれかわしゐて 相うたず」という鈴鹿野風呂さんの句が紹介されています。秋の風にコスモスは揺れているが、お互いがうまくかわし合って、ぶつかるようなことはない、という情景を表しているようです。

日韓両国が、そのような関係を続けて欲しいと願っています。

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