■20210911(土曜日:曇)
■今朝は走るつもりだったのですが、睡眠のリズムが合わずに、目覚まし時計がなった時には、起き出すことができませんでした。そのあと1時間も寝込んでしまいました。
ようやく土曜日に、たどり着きました。通常の会社勤めであれば、土日は週休2日のことが多いでしょうから、今日から連休ということになります。つまりは明日も仕事をしなくても良いわけです。
花の金曜日、花金とは以前から言われていましたが、つまりは2日続けて仕事がなくて、心ゆくまで羽を伸ばせるという意味です。日曜日が一日休みなのは当然なのですが、翌日はもう仕事が待っていますので、心ゆくまで羽を伸ばす、というわけにはいきません。
残念ながら、開業してからは、暦の上での連休以外は、心ゆくまで羽を伸ばすということはなくなりました。
仕事以外の組織、例えばロータリークラブなどでも、重要な会議が土曜日に行われることが年々増えてきています。多くの会員が土日連休なので、そうした傾向になってきているのは理解できます。
しかし私の場合は、残念ながらそうした会議には出席できません。土曜日は、外来が最も混雑する日だからです。
またゴルフのコンペなども、土曜日に行われることが多くなってきました。ロータリークラブなどでの懇親ゴルフコンペも、最近は土曜日に行われるため、出場できなくなりました。土曜日に開催してもらったほうが、多くの会員には都合が良いのです。最大多数の最大幸福ですから、これは致し方ありません。
最近つくづく思うのは、開業医というのは、決して割の良いものではないということです。まずは、代わりがいません。ということは、自分が仕事をしなければ、1円にもならないということです。通常の会社であれば、ある人が例え急病で休んだとしても、それだけで会社全体が止まってしまうということは、まずあり得ません。しかし一人で開業している場合には、医師が急病で倒れれば、そのまま病院は休診になってしまいます。従業員の1人が休んだために、工場全体が閉鎖になるようなものです。
今思うのは、3人の子供たちを夫婦で育てながら、よく今まで無事に仕事を続けてこられたものだという思いです。怪我もしましたし、肺炎にもなりました。でも結局こうした原因で休んだのは、30年間で3日間だけだったように思います。勤務医でいるほうが、みんなのために結局は良いのではないか、とつくづく思うようになりました。