■20210924(金曜日:晴れ)

今年の中秋の名月です。何とか雲間から見ることができました。

■今朝は走りました。火曜日以来ですので、3日ぶりです。予定よりも、だいぶ遅れてしまっていることは、わかっているのですが、天候や体調や、いくつかの理由で、順調に走ることができていません。

今日は41分11秒、6.38kmを走り、これで今月は9回のランで61.54kmを積み重ね、月100キロ走までは残り6日で38.46kmとなりました。

残り距離はなかなか微妙な距離でして、日曜日 LSD で積み重ねをすれば、なんとかギリギリ間に合いそうな気もしますし、いささか無理のような気もします。とにかく可能性がある間は、目標達成を最優先にするつもりです。

■さて、今朝のオンラインニュースでは、「EU スマホ充電器USB Type Cに統一へ、AppleのLightning端子を排除」と報じられています。

利用者の立場からすると、様々なデジタル機器の端子がバラバラなのは、本当に困ったものです。性能の低い規格に統一されて、そのまま進歩がないというのも困りますが、よほど革新的な技術以外では、統一してもらった方が、よほど利便性が高くなります。

デジタル機器の端子などは、その最たるものだと思うのですが、これからの時代、もう一つの重要な統一規格は、電気自動車の充電プラグではないでしょうか。

世界初の量産EVを発売した、日産自動車が、チャデモという形式の充電プラグを開発し、現在でもヨーロッパではこのチャデモ企画の充電器が、どこの充電ステーションにも、必ず一台は設置されているようです。

しかし、性能の改善に企画が追いついておらず、高い性能を持った充電プラグ規格が、今や主流になりつつあります。

標準規格を握ったものが最も有利な立場に立つのは、デジタル時代には自明のことなのです。メーカーを超えて、いかに標準規格を抑えるかが、国家間の盛衰を決定すると言っても過言ではないのです。今や日本はすっかり、電気自動車後進国になってしまいました。

トヨタ自動車は、充電設備の充実に、お金を使おうとしません。テスラやフォルクスワーゲンとは正反対の姿勢です。

安倍内閣以来、円安誘導によって輸出企業は、努力をしないで利益が上がる状況を、謳歌してきました。その間に技術革新に対する投資を怠ってきたのです。円安誘導と外国人労働者の安い賃金で、史上最高益を上げてきたのです。

しかし、それが永遠に続くほど世の中は甘くありません。今やすっかり日本は、貧しい安っぽい国に落ちぶれてしまったのです。

円安に振れるということは、円の価値が下がるということです。つまり円を持っている日本人の購買力が下がるということは、日本が貧しくなっていくということです。

なぜ円安を、マスコミを含めそれほど大喜びするのか、私にはよく理解できませんでした。野口悠紀雄さんによれば、野党もその点をしっかりと理解していなかった、と書かれています。