■20220219(土曜日:曇)

小樽市天狗山スキー場です。市内から車で15分ほどで行けます。

■今朝は走りました。今週は火曜日、木曜日、そして今日と3回走りました。今朝は47分23秒、7.20kmです。これで今月は6回のランで通算41.33kmを積み重ね、目標の月88キロまでは残り9日で46.67kmとなりました。

今朝は夜中の2時頃1度目が覚めましたが、その後4時半頃、再度目が覚めて起きるかどうか迷ったのですが、結局5時の目覚ましと共に起き出し、準備運動ののちスタートしました。

校庭にたどり着いてからは、25分に合わせたタイマーと共に走りました。スタートしてから30分程した頃、足取りも軽くなって、自分でもスムーズに脚が出るようになったと感じたのですが、そうした時間は長く続きません。一番スムーズに走った時間帯で、キロ6分を切っていますけれども、長くは続きませんでした。

昨年10月から体調を崩して、走り続けるのは困難になってきていたのですが、その頃から比べると体調も回復してきているようです。自分では単に歳をとったからだ、と決めつけていたのですが、色々な方の話を聞いたり調べたりしてみると、どうも新型コロナウイルス・ワクチンの副反応の影響も、あったかもしれません。

なかなか疲れが取れずに毎日を過ごさなければいけない、いわゆる慢性疲労症候群のような形をとる副反応も、結構あるようです。そうした症状に苦しんでいる方がいることを知ってみると、意外と自分もそれに当てはまるのかもしれません。

少しずつ回復してきているようですので、自分の体と対話しながら、積み重ねを続けていきたいと思っています。

■さて、今朝の東京新聞こちら特報部欄では、「円の実力50年前のレベル?!」世界での立ち位置示すー国際決済銀のレートで露呈、と題して書かれています。

ちょうど、あの浅間山荘事件が起きたのが半世紀前、1972年でしたが、決済銀の発表した円の実質実効為替レートという指標67.55は、実は1972年6月以来の低い水準なのです。

簡単に言ってしまえば、50年前の経済的な実力に日本は逆戻りしてしまった、ということなのです。

帝京大学の宿輪純一教授によれば、「全世界で見た貿易の決済時の、円の価値が下がってしまった。これは日本にとってモノの値段が上がるということだ」と注意を呼びかけておられます。

記事にもある通り、日本では円安を歓迎する声が強かったのです。輸入品は値上がりしても、日本経済を支える輸出企業が製品を海外に安く売ることができたからです。企業が儲かれば給料が上がり、物価が上昇しても、人々の暮らしは豊かになる。50年前は、そんな時代だったのです。

ところが今になってみると、物価は上がっても給料が上がらなくなってしまったのです。政府は法人税を下げる一方で、社会保障を削っています。これでは消費に繋がりません。政策的なサポートが十分ではなかったということになる、と指摘されています。

第一生命経済研究所の藤代宏一主任エコノミストは「各国の経済格差を反映したのが為替だ。この現実を政策担当者は、よく考えなければいけない」と厳しく指摘した、と記事には書かれていますが、まさにその通りだと思います。

日本は本当に、貧しくなってしまったのです。衰退国家と呼ばれても致し方ありません。経済政策を担当していた政治の責任なのです。政権を担ってきた与党は、そのことを少しも反省してるようには見えません。

国民を貧しくしてしまう政治など、替えるしかないのです。有権者一人ひとりが、しっかりと自分の頭で考えない限り、ますます日本は衰退するばかりです。