2022 年 02 月 11 日 北海道小樽市街と石狩湾です。

月: 2022年6月 Page 2 of 3

意志の力

■20220620(月曜日:曇)

千歳市青葉公園・市立図書館前の銅像です。6月5日は最高の青空でした。

■今朝は走りました。いつもの通り5時に目覚ましを合わせて起き出し、スタートしました。今朝は42分54秒、5.99kmを走り、これで今月は5回のランで42.86kmを積み重ね、目標の月88キロまでは、残り10日で45.14kmとなりました。

昨日の疲れがまだ残っているためか、決して快調なペースとはいきませんでしたが、それでも六キロを走りきることができましたりので、良しとしなければなりません。

鬱陶しい天候が続いています。今朝も帰ってきてシャワーを浴びましたが、お湯は必要なく、水で体を洗うだけで十分でした。その方が体温を下げることができますので、体の方もスッキリとするほどです。これからの毎日は、天候とにらめっこししながらのランニングになりそうです。

■さて、ウクライナ紛争報道も相変わらず、「プーチン大統領諸悪の根源説」が日本のマスコミを占領しています。自分自身の頭で考えることを放棄している、日本人の今を、誠に象徴している現象です。

「すでに負けているウクライナを永久に軍事支援したがる米国」
2022年6月19日   田中 宇

可哀想なウクライナ国民のためにと、寄付をしている人が、私の周囲にもたくさんいます。私自身も寄付しました。

しかし上記の記事を読むと、話はそう単純ではないのです。結局ウクライナ国民のためには、ほとんど役に立たず、腐敗した政府高官の私腹を肥やすだけ、となっているのです。

そして、結局は戦争を長引かせる効果しかない可能性もあります。中東の難民には眉一つ動かさなかった人々が、可愛そうなウクライナの人々のために、と無邪気に寄付をしている様を見ていると、実に不思議な思いに駆られます。

どこか、おかしいのではないか、という思いです。テレビの報道を、ただただ漫然と鵜呑みにしている人々は、何かを放棄しているとしか思えません。真実を知ろうとする意思です。これを放棄すると人間は、精神的にだらしなくなっていまします。生ける屍に近いのです。

現実を受け止め、その中で何が真実なのかを、自分なりに探ろうとすることは、人が人であるための最低限の拠り所ではないでしょうか。

ユニット・バス

■20220619(日曜日:曇)

2022千歳JAL国際マラソン・ハーフの部、スタートです。

■今日は新沼津カントリークラブBクラス月例です。20組69名の参加がありました。競技委員として、お手伝いをしました。

昨日までの天気予報では、午前中いっぱい雨で、午後から天気が回復するとのことでしたが、土曜日の昼前には雨が降り始め、半日ほど天候の変化が早まったようです。

おかげで、午前中から雨も降らずに曇り空の天気で、時折青空がのぞきました。

来週からは新沼津カントリークラブ、理事長杯の予選が始まります。私も参加したいのですが、来週の週末は日本眼科医会代議員会がありZoomでの会合に出席しなければならず、たいへん残念ですが、予選会には欠場となりました。

■改築工事も順調に進んでおり、先週末にはユニットバスが搬入されました。明け渡しには、まだまだ1ヶ月以上ありますので、避難生活が続きそうです。

深い谷

■20220618(土曜日:曇)

白老町の旅館「海の別邸 ふる川」です。部屋から見た太平洋です。180度以上の水平線が見えます。

■今朝は起きるつもりで、目覚ましを5時に合わせてあったのですが、疲れのためでしょうか、起きだすことができませんでした。木曜日の夜に、講師の先生と11時半近くまで、食事を共にしながら歓談しました。最近は、こんな夜遅くまで歓談することなどありませんでしたので、その疲れもあったのでしょうか。

無理をしても意味がありません。体調と相談しながら、少しずつ積み重ねていくしかありません。

■さて、今朝の時事通信の記事によれば、

「ロシア、既に敗北」、ウクライナ戦争   英軍トップ、と書かれています。

英軍制服組トップのラダキン参謀長は、ウクライナ戦争について「ロシアは既に戦略的に敗北した」と述べた、と書かれています。

「これはロシアが犯したひどい間違いだ。決してウクライナを支配できないし、ロシアは弱体化する」と断言しています。

ラダキン氏はさらに「NATOは強化され、フィンランドやスウェーデンも加わる」と強調しています。

テレビだけを見ている人ならば、100%真に受けてしまうでしょう。そして、田中宇さんの国際ニュース解説を読んでいる人であれば、この参謀長の発言が単なる希望的観測であることも知っています。

ロシアの優勢で一段落しているウクライナ
2022年6月4日   田中 宇


知っていると知らないとの間には、対岸まで遠い遠い、そして深い深い谷があるのです。

羽アリ

■20220617(金曜日:曇)

白老町の旅館「海の別邸 ふる川」です。駐車場にEV用の充電器がありました。TOYOTA製とありました。

■昨夜は眼科医会の講演会があり、お二人の先生に講演をしていただきました。終了後に、M先生とS先生と三人で、じっくりと歓談しました。医療訴訟の専門家ということで、普段接することのない世界の様子を垣間見ることができました。

話が弾んで、午前0時近くまで話し込んでしまって、今朝は寝不足です。

■さて三階の東側の窓から、クロアリの羽アリが侵入してきました。昨年も同様の事が起こったのですが、どうやら下の庭から上がってきたようです。駆除剤を急いで撒く必要があります。昨年も同様のことがありました。その際も、同じ場所に集まっていました。

霧雨

■20220616(木曜日:雨)

白老町の旅館「海の別邸 ふる川」です。丘の上にあり、目の前が太平洋です。

■今朝は走りました。13日の月曜日以来ですので、3日ぶりとなります。今朝は4時45分頃、目が覚めましたので、そのまま起き出して走ることにしました。

結局、今日は46分27秒、6.49kmを走り、これで今月は4回のランで、36.87kmを走り、目標の月88キロまでは、残り14日で51.13kmのところまで来ました。

今朝は霧雨が降っていましたが、これならば、なんとか走りきれるだろうと走り始めましたが、かけているサングラスが水滴で見えなくなってしまい、外して走ることにしました。

小学校の校庭は、幸い水揚げが大変よく、ここ数日の天候でも、水たまりができるようなことは、ありませんでした。今週は土曜日に、もう一度走って、なんとか目標を達成できるように、近づけたいと思っています。雨さえ降らなければ、気温は低めですので、むしろ走りやすいほどです。

■さて、新聞やネットの記事を見ていると、相変わらずワンパターンの内容が多く見られます。いわゆるリベラルと呼ばれる識者達が、ウクライナに連帯しよう、プーチンの暴挙を糾弾しよう、といった類の内容です。

テレビだけを見ていると、なるほどと納得してしまうのですが、少し詳しく学んでみると、そうした考えは、実に浅はかで無邪気で検討外れだ、ということが分かります。ぜひ、田中宇さんの国際ニュース解説を読むべきです。

社会的にも立派な地位にある、著名な大学の教授の皆さんが、上記のような見解を、まことしやかに、そして誇らしげに語っていることに、たいへん大きな驚きと失望を覚えます。

そのような捉え方では、問題を少しも解決できないからです。いつになったら、多くの国民が、そのことに気づくのでしょうか。

終焉

■20220615(水曜日:雨)

ニセコから白老町のウポポイへ向かう道です。牛が放牧されていました。気持ち良さそうです。

■東海地方も昨日、梅雨入りしました。昨年よりも一日遅い梅雨入りでした。窓の外は雨雲が垂れ込めて、今にも激しく降り出しそうです。今朝は、ゆっくりと休みました。

今日で6月も半ばです。本当に毎日、毎日があっという間に過ぎ去ってしまいます。5月12日に改築工事が始まって、もうひと月が経ちました。

当然のことながら、最初は取り壊すことから始まります。結構強い破壊音が、1階にも聞こえてきたのですが、最近は、そんなこともなくなりました。最高潮はユニットバスを取り壊す時でしたでしょうか。あるいは、ピアノを分解する時だったかもしれません。

埃が三階に上がってくることを避けるために、ビニールの臨時の間仕切りを階段に作ったのですが、これが結構心理的な障壁になっていました。一階から二階へ行く際に、1度チャックを開けてビニールをくぐり、さらに二階から三階に上がる際に、二度目のチャックを開けなければなりません。

こうなると、結構面倒なのです。おかげで仕事中は、三階のトイレに極力行かずに済むように、我慢してしまうようになりました。その障壁が、昨日から取り払われたのです。たったそれだけのことで、とても開かれた、自由な気分になるから不思議です。

大袈裟に言えば、ベルリンの壁が取り払われた時の、市民の気持ちが想像できそうです。あと、1ヶ月半の辛抱です。なんとか我慢して過ごすしかありません。

■さて、アメリカマイクロソフト社のパソコン向け閲覧ソフト・インターネットエクスプローラー(IE)のサポートが、日本時間 16 日に終了します。問題が見つかっても修正プログラムの配布を受けられなくなり、ウイルスの攻撃に弱くなるため、安全性の高いソフトへの移行が必要となります。

登場から 27 年で、歴史に幕を下ろします。IEは世界中で大ヒットしたマイクロソフトの基本ソフト、ウィンドウズ 95 が発売された、1995 年に登場しました。

それまで定番だったネットスケープを、あっという間に駆逐し、定番ソフトになりましたが、後から追いかけてきた、アメリカGoogle社のChromeなどの攻勢を受けて、歴史に幕を下ろすことになりました。

以前は、ほぼ定番でしたので、例えば銀行のホームページにアクセスする際には、IEでないと閲覧できません、などということもよくあったのです。

こんな状態が、なぜ困るかというと、Windowsを搭載したパソコンでないと、必要な情報にアクセスできないという、不合理な状況が起こるからです。今ではGoogle社のChromeが搭載されていれば、別にWindowsが必要ではなくなりました。以前なら、マイクロソフト社が一番恐れていた事態とも言えるのです。

ネットスケープ社が閲覧ソフトとしてネットスケープを出した時に、当初は歯牙にもかけなかったマイクロソフトが、事態の進展に大慌てして、急いで他社のソフトを買収し、IEとして、いわば抱き合わせでウインドウズに取り付けたのが、事の始まりだったのです。なんとしても、ウインドウズパソコンをスタンダードにし続けなければ、ならなかったのです。

こうした状態は、パソコンの基本ソフトがwindowsである限り、永遠に続くと私は思っていたのですが、そうした状態を覆した、Google社の力というのは本当にすごいと感心せざるを得ません。

日本の会社には、決してできなかった快挙です。彼我における力の違いを、一番痛感する出来事です。

明石市

■20220614(火曜日:曇)

ニセコから白老町のウポポイへ向かう道です。羊蹄山の頂きに雪が見えています。

■今日は、ゆっくりと休みました。休養日です。次第に梅雨入りが近づいてきて、鬱陶しい天候が迫っています。天気予報では夕方に向かって雨の確率が上がっています。

そう思うと、6月5日の千歳の天候は、本当に幸運でした。あれ以上はないほどのマラソン日和でした。爽やかという形容が、ぴったりです。今まで千歳マラソンには、2014年から、コロナによる中止を除いて、連続して7回参加しています。

前日千歳入りして、あまりの寒さに悪寒を覚えた時もありました。風を引いて、明日は出場できそうもない、と感じたのです。それでも翌日には、天候も回復し、無事に完走することができました。

今回走っていて、出場記念のTシャツを着て走っているランナーがいましたが、一番多かったのは、3年前の前回大会のTシャツ。そして一番古いものでは、2014年製の懐かしのTシャツを着ているランナーがいました。

2014年製は私も持っていますが、次第に色褪せしてきているので、着るのがもったいない気がして、仕舞ってあります。様々な大会に出場するのも楽しいのですが、同一の大会に続けて参加すると、自分の変化も含めて、楽しい思い出がたくさんできます。

■さて、参議院の公聴会で、とても素晴らしい話がなされました。明石市の泉  房穂市長です。以下のYou Tubeの講演は、ぜひ皆さんに見てほしい内容です。

参議院 2022年06月07日 内閣委員会 #03 泉房穂(参考人 明石市長)

こんな素晴らしい自治体があるのか、と驚くばかりです。首長の取り組み一つで、ここまでできるのか、と希望すら湧いてきます。逆に言えば、いかに国の取り組みがおざなりかが、本当によく分かります。

隣の街が明石市なら、たぶん私も移住するでしょう。わが町の考え方の方向とは、残念ながら違いすぎるからです。箱物に巨大な予算を組めば、人に手がまわらないのは、誰がトップになっても同じことです。高度成長時代の幻影を、未だに追いかけているのです。

そして今大切なのは、7月参議院選挙で、少しでも国の方向が良くなるように、きちんと考えて私たちは投票すべきなのです。

退職

■20220613(月曜日:曇)

積丹半島・ 神威岬へ来ました。これが神威岩です。

■今朝は走りました。先週の木曜日以来、4日ぶりとなります。いつものように5時に目覚ましを合わせて起き出し、今日は校庭を25分間、周回しました。結局のところ47分27秒、6.76kmを走り、これで今月は3回のランで30.38kmを積み重ね、目標の月88キロまでは残り17日で57.62kmのところまで来ました。

今朝は走った後、汗が滴り落ちましたが、それは今年初めてでした。それだけ今朝は蒸し暑かったか、気温も高かったのでしょう。

■昨日は恒例の友人夫婦との夕食会をしましたが、友人も勤め先を一旦定年退職し、顧問という状態で勤めているようです。週に3日ほどの勤務とのことで、以前と同様に毎日勤務しなければいけない自分にとっては、羨ましい環境に見えます。

ある程度の年齢になれば、週に3日ほどの勤務が体には一番合うのではないでしょうか。休みっぱなしも、体調管理が難しそうですが、と言って毎日仕事をするのは休む暇がありません。ランニングもそうですが、昨年体調崩してからは、休むこともトレーニングの一環だということがよく分かりました。

友人には藤沢周平さんの「三屋清左衛門残日録」を、ぜひ読んでみると良いと勧めました。私自身も読んでみて、実際に身に詰まされる指摘が多々ありました。

未だ以前と同じように仕事をしている私でも、そう感じるのですから、実際に仕事を離れて毎日を送ることが増えてきた友人にとっては、それ以上に切実な内容と感じられるのではないでしょうか。いずれは誰もが通らなければならない道です。

資産総額

■20220612(日曜日:晴れ)

積丹半島・ 神威岬へ来ました。神威岩を見た帰り道で、撮りました。

■今日は新沼津カントリークラブのAクラス月例です。久しぶりのプレイです。一週間前の日曜日に行われたマラソン競技に、3年ぶりに参加しました。それに備えて、全てを計画していましたので、ゴルフは二の次、三の次です。

2022千歳JAL国際マラソンです。当日の最高気温は16,17度と予想されていましたが、実際は18度でした。走っていても快適な状態です。ところが、前回開催された2019年を調べてみると、当日の最高気温は22度。

実際走りながら、10キロまでにスポンジなどで冷水を何度も浴びた様子が、ブログに書かれています。ところが今回は、そんなことは一度もせずに走り切ることができました。

この4度の気温の違いは、湿度などの違いもあるとは思いますが、走る状況としては、大きな相違が生じるようです。実感としては雲泥の差でした。つまりは、今年は快適だったということです。

■さて今日の新聞によると、ゴルフのタイガー・ウッズ選手の資産が、10億ドル(約1340億円)を突破した、と報じられています。あれだけの大選手ですし、余人の許さない成績を残しているわけですから、当然といえば当然なのですが、以下の報告を読むと違和感を感じます。

全世界で5人に1人、つまり12億人もの男性・女性・子どもが現在、極度の貧困状態におかれ、1日1ドル未満で生活することを余儀なくされています。

また、世界では約半数の人々が1日2ドルという貧困レベル以下で生活しています。

約8億2,400万人が飢餓状態にあるか、もしくは不安定な食料供給に依存しています。

■アメリカという国で、基軸通貨であるドルを金融工学とやらを駆使して、湯水の如く紙幣を刷りまくった結果が、ウッズ氏の資産総額なのでしょう。

僻み半分としても、どこか間違っているという思いは、常識と呼べるはずです。常識が通用しない今の資本主義システムは、どこか間違っていますし、いずれ破局を迎えるのは必定と、私には思えるのですが。

時間の証明

■20220611(土曜日:曇り)

玄関脇に咲きました。強い生命力を感じます。エンジェル・トランペットでしょうか。

■今朝は走るつもりで目覚ましを合わせてあったのですが、起き出すことができませんでした。疲れが取り切れていないのか、たまたま体調のリズムが悪かったのか、それは分かりません。

歳を取ると気が弱くなります。こうしてある朝、起き出して走ることができないと、もう二度と走ることができないのではないか、と悲観的になります。

そんなことは、以前は考えもしませんでした。明日は今日とは違うのだから、また明日走ればよいのだ、と単純に思うだけでした。

今日の天気予報では、午前中は曇り、午後から雨の予想です。ゆっくりと眠っていたい時には、雨の朝は最高なのですが、どんよりした天候では、起き出すのは、とても億劫です。

天候に責任を押し付けて、次回頑張りましょう。

■さて今朝の東京新聞には、「侵攻の深層・プーチンとウクライナ」と題した記事が掲載されています。「危険な闇の権力構造」と副題にあります。

KGB出身のプーチンが、こうした秘密諜報機関を土台に、どのように権力を登っていったのか、という視点から書かれています。ロンドンの特派員が書かれた記事ですから、もちろん根拠のある内容なのでしょう。

毒殺された元ロシア連邦保安局職員の妻によれば、ロシアの現状は以下の通りだというのです。

プロパガンダの浸透したロシア国内ではウクライナ侵攻の正しい戦況は伝えられていない。侵攻への支持は8割近い。

しかし西側の制裁で経済状況が悪化し、戦死者も増えつつあり、「人々は政府の言葉がうそだと気づくだろう。いずれプーチン政権は崩壊する」と彼女は予言する。

一方、いつも愛読している「田中宇の国際ニュース解説」を読むと、まるで別の国のことのように、現状が描かれています。どちらが、プロパガンダなのかは、時間による証明を待つしかなさそうです。

しかしながら、イラク戦争からの流れを見る限り、どちらがより正確に歴史を捉えているのかは、私の目には明らかと思えるのですが、どうなのでしょう。

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