2022 年 02 月 11 日 北海道小樽市街と石狩湾です。

月: 2022年6月

合成音声

■20220610(金曜日:曇)

昨日の朝、走った際に撮りました。駐車場の隙間に咲いていました。

■今朝はゆっくりと休みました。昨日4日ぶりに朝走ったのですが、千歳マラソンの疲れが、さすがに、まだ取り切れていなかったようです。一日中、体がだるくて自分の体力の衰えを、再認識させられました。

夜は久しぶりに、2人で日帰り温泉に行って、いっぱいやって帰ってきました。北海道の素晴らしい温泉に比較してしまうと、その湯の質は残念ながら、比ぶべくもないのですが、それは可哀想というものです。大きな湯船に入って、ゆっくりできるだけでも感謝しなければいけません。

自宅改築中ですので、今はシャワーしか浴びられませんが、新しく取り付けられるユニットバスでは、以前のものと違ってかなり進化しているようです。話を聞いているだけで、楽しみになってきます。

■さて、朝食を食べながら朝のNHKニュースを見ていると、いつ頃からでしょうか、ニュースの一部をAIが原稿を読み上げています。言われなければ、コンピューターで作られた音声で放送されているとは、おそらく誰も気づかないでしょう。

昔、昔の合成音声を知っている方には、同意して頂けると思うのですが、その進化は驚くべきものです。昔の音声は明らかに作られた、ということがすぐ分かりました。それはそれで、ご愛嬌だったのですが、私が使用しているChromebookでも、読み上げソフトで作成した原稿を読み上げてもらうと、ほとんど人の声と変わりがありません。

こうした報道番組での取り組みを見ていると、アナウンサーという職業の半分ほどは、ひょっとすると要らなくなるのではないか、とすら感じます。原稿を読み上げるだけであれば、それで必要十分なのです。原稿を手に持って、読み上げているだけのアナウンサーをよく見かけますが、必要なくなっていくでしょう。

今は花型である職業も、10年後には大きく変わっている可能性が強いと、つくづく最近感じます。

再開

■20220609(木曜日:晴れ)

積丹半島・ 神威岬へ来ました。これから神威岩を見に行きます。

■今朝は走りました。6月5日に千歳JAL国際マラソンで17キロを走って以来、4日ぶりです。大会のあと何日休むか、少し迷ったのですが、やはり3日は空けた方が良いだろうと考えました。

今朝はいつものように、5時に起き出して、タイマーを25分に合わせて校庭を走りました。結局46分37秒、6.62kmを走り、これで今月は2回のランで23.62kmを積み重ね、月88キロの目標までは残り21日で64.38kmとなりました。

まだ疲れが残っているようで、足取りも重くて難儀だったのですが、なんとか走りきることができました。来年の6月に向けて、第1歩を踏み出せたということです。

千歳マラソンの旅の様子を、まとめなければなりません。のんびりと、やるしかありません。

方丈記

■20220608(水曜日:曇りのち雨)

積丹半島・ 神威岬へ来ました。募金に協力して、さあ、これから神威岩を見に行きます。

■旅から帰って、さっそく昨夜は医師会の理事会でした。今月の総会で、新しい役員が選出され、新体制が始まります。いままで毎月、顔を合わせていた仲間の先生とも、来月からは会うことができなくなります。

こればかりは致し方ありません。初めて理事会に参加させていただいた頃は、私が最年少でした。ところが次期からは、どうやら最年長になりそうです。時の移ろいとは、かくの如きことを言うのでしょう。

その間に、6人の医師会長に仕えました。医師会の存続を揺るがすような、大きな問題もありましたし、平穏な時期もありました。この2年ほどは、コロナ禍に振り回された、という時間でした。今になってみると、その6名の会長のうち、3名はすでに鬼籍に入られました。

それは文字通り、方丈記の描く世界そのままです。形あるものは壊れ、命あるものも、露のように儚いものです。自分も同様です。

たましきの都のうちに、棟を並べ、甍を争へる、高き、卑しき、人の住まひは、世々を経て尽きせぬものなれど、これをまことかと尋ぬれば、昔ありし家はまれなり。

あるいは去年焼けて今年作れり。あるいは大家滅びて小家となる。住む人もこれに同じ。所も変はらず、人も多かれど、いにしへ見し人は、二、三十人が中に、わづかにひとりふたりなり。

朝に死に、夕べに生まるるならひ、ただ水のあわにぞ似たりける。

新聞離れ

■20220607(火曜日:晴れ)

旅行中に2度、キタキツネに遭遇しました。

■今日からまた日常の再開です。先週の木曜日から出かけていたマラソンの旅も昨日で終わり、また一から日常が始まります。旅の間、テレビを見ることがほとんどなく、早く休むのが習慣になってしまいましたので、昨日も夜はテレビを見ることなく、読み残していた村上春樹さんの本を読んだ後、眠りにつきました。

走った当日は、それほど疲れを感じていなかったのですが、昨日の夜から、大腿部をはじめとして筋肉痛が出てきました。年を取ると遅れて出てくるのが特徴です。

これから疲労が今までとは違った形で、影響してくるのが少し心配です。無理をせずに、なるべく休養をとる予定です。疲れが溜まって来ると、胃腸に来ることが私の場合しばしばあります。

特に最後の最後まで気付かずに疲れが溜まりきると、急性胃腸炎の形で苦しめられることが、何度かありました。これは本当に辛いので、それだけは避けなければいけません。今週いっぱいは、大人しく休むのが正解です。

■さて、飛行機に乗ってみると地元の新聞を機内で読むことができます。今回は北海道新聞を読むことができました。6月6日付の北海道新聞コラム欄「卓上四季」では、ウクライナ問題が取り上げられています。

ウクライナ領に属するオデッサの港では、ロシア軍に封鎖されて、穀物積み出しが滞り世界的な食糧不足が懸念されている、と指摘し、その様子は映画「戦艦ポチョムキン」を思い出してしまう、と書いています。

そして最後に筆者は、こう結んでいます。

映像に訴えて強権批判する手法は、ウクライナのゼレンスキー大統領と似通うものがあろう。支配に抗する表現の力は侮れない。

一面を飾るコラムの筆者というのは、新聞社の中でもエリートに違いありません。朝日新聞の天声人語が良い例です。

しかし、この記事を読む限り、筆者は深く考えることなく、テレビを見て原稿を書いたのではないか、と思えてしまうのです。今の日本の新聞は、どこも似たりよったりです。そのレベルを如実に表している、としか思えません。

本当に残念なことです。これでは、ますます新聞離れが進むことは、100%間違いありません。読むに値しない内容だからです。

帰沼

■20220606(月曜日 曇り)

あのシャコタン・ブルーです。

■ずっと先のように思っていた千歳マラソンの旅も、あっという間に終わってしまいました。今朝は6時に起きて、少しホテルの回りを歩きました。目の前に広がる海岸を見るためです。

ところが、ホテルからは簡単には行けないことが分かりました。ホテルに戻って、無料で振る舞われているヨーグルトを、リンゴのすりおろしと共にいただきました。くせがなくスッキリとした味で、美味しく頂きました。

朝食前にお風呂に入りました。昨夜と浴室が男女逆転しています。昨夜とは見晴らしが違いました。

7時から朝食を食べ、部屋に帰ってのんびりと、今回の旅を振り返りました。9時過ぎにホテルを出て、レンタカー店へ向かいました。店の周囲にはガソリンスタンドが無く、いとも給油に苦労します。今回は無理に探さずにレンタカー店で精算してもらうことにしました。

■富士山静岡空港に着陸する頃は、雨と強い風が迎えてくれました。飛行機の中では、もちろん気づきませんでしたが、着陸の際には機体がかなり揺れ、恐ろしい時間帯でした。

そう考えると、機長は見事な操縦だったと感謝しなければいけません。着陸時の振動は、丘珠空港着陸時のものより、ずっと小さかったからです。こうして無事に、静岡に帰ってくることができました。

千歳JAL国際マラソン

■20220605(日曜日 晴れ)

2022年、3年ぶりの開催です。

■今日は3年ぶりの第42回千歳JAL国際マラソン参加です。2018年以来の開催です。今回はフルマラソンと17キロの部だけという特別開催でした。それぞれ2,500人だけの参加者でした。スタート地点もスタート方法も、初めての事ばかりで面食らいましたが、最高気温16度、快晴、そよ風という絶好のマラソン日和でした。

その様子は、2022千歳JAL国際マラソンのページを御覧ください。

■さて走り終わってシャトルバスに乗り駐車場へ戻りました。レンタカーに乗り、白老町の宿へ向かうためにスタートです。途中でうどん屋さんに寄って、軽く昼食を取りました。夕食に備えるためと、走り終えたばかりですので、胃に負担をかけたくなかったのです。

そして向かったのは、「海の別邸  ふる川」です。以前にも一度、マラソン後に宿泊しました。

宿に到着したのは、午後2時過ぎ。夕食までには、たっぷりと時間がありました。まずは走り終えたばかりですので、お風呂に入って筋肉の疲れを取る必要があります。

ゆっくりと、お風呂に入って、部屋に戻ってからは、飽きることなく海を眺めていました。苫小牧から室蘭に向かう途中にある白老町は、太平洋に面しています。

真南に下れば青森県です。絶えることなく白波が打ち寄せていました。2時間以上、そうして海を眺めていました。走り終えて疲れているはずなのですが、どうしたわけか、眠気に襲われることもありません。

3年ぶりの大会参加、そして完走できた喜びに、静かに浸っていたかったのでしょうか。自分でも意外でした。

そして夕食。ビールの美味しいこと。走り終えたあとでは、最高です。疲れが残らないか心配もありましたが、なにはともあれ無事に完走できたことに、ホッとしました。

数日経ってから体調を崩しやしないか、杞憂で終わることを祈って、一日を終えました。

ノーザン・ホースパーク

■20220604(土曜日:晴れ)

3年前に参加した2019千歳JAL国際マラソンです。スタート前の子供達の様子です。今年は子供たちの枠がありません。

■積丹、ニセコと泊まってきましたが、いよいよ今日は千歳に向かいます。白老のウポポイ記念館に寄ってから、Sunの強い希望で、競走馬が余生を送る施設に寄って、ディープインパクトの子供達の今を、確認する予定です。

訪れたのは、「ノーザンホースパーク」です。最初、社台スタリオンステーションに行ったのですが、前年ながら一般公開はしていない、とのことで、前回訪れた場所とは異なったようです。車を止めて二人で相談していると、担当の方が声をかけてくれました。希望を伝えると、ノーザンホースパークを教えてくれたのです。


これまでの2泊でお腹いっぱいの生活でしたか、今夜はマラソン大会の前日ですので、そうはいきません。翌日に残らないよう、軽めが原則です。昔一人で大会に参加していた頃は、前日の夕食はお握り2個とサラダ、そしてカップ味噌汁と決めていました。朝食は8時からです。このホテルは、フロント周辺でしかWiFiが使えず、とても不便です。朝食前の時間を利用して入力しています。さて今日はどうなりますことやら。

■今夜は、「JRイン千歳」に宿泊です。千歳駅から歩いて1分。大浴場もありますので、ゆっくりと休めます。千歳マラソンに参加する時の、最近の定宿です。

駅前の居酒屋さんで、軽めの夕食を取り、明日のマラソンに備えました。3年ぶりの参加ですので、完走できるかどうか、本当に不安です。コロナ禍の中で、17キロと変則的なコース設定なのですが、長い距離であることには変わりありません。

不安の中で眠りにつきました。

シャコタン・ブルー

■20220603(金曜日:晴れ)

3年前に参加した2019千歳JAL国際マラソンです。スタート前の子供達の様子です。今年は子供たちの枠がありません。

■積丹岬から始めました。その後は、今まで回ったことの無い積丹半島の西側を、のんびりとドライブしました。229号線を西に進みました。積丹半島の東側では、今日は曇り空で、残念ながらシャコタン・ブルーは拝めませんでしたが、半島を回った所で天候が変わりました。

今日のドライブコースです。積丹半島を西廻りで巡りました。


青空のもと、海の色が激変しました。思わず車を止めて、しばらく眺めていました。

■さて道沿いに進むと、原発で有名な泊村を通ります。今回は、「鰊御殿とまり」に寄りました。今では信じられないほどのニシンが、昔は取れたのです。財を成した網元が建てたのが、鰊御殿です。Wikipediaによれば、

第二次世界大戦前、とりわけ大戦景気までの時期に、北海道の日本海沿岸で隆盛を極めたニシン漁で財を成した網元達が、競って造った木造建築物である。

「鰊御殿」の定義は未だ確定されておらず、明治期から大正12年頃までにかけて建築された網元の家屋程度の目安で紹介されている。

かつてニシン場の古老達は、上座敷には違い棚、床柱には黒檀を使用していることが条件のように話していたが、その定義に合致するものはごく少数であり、ほとんどの建築物は現在解体されている。

また、必ずしも望楼を備えているとも限定できない。様式は古くは平屋形式であり、屋根は瓦葺きである。

そして、Wikipediaには、現在も公開されている鰊御殿として、12箇所を上げています。その一つが、「旧 川村家番屋、武井邸客殿(鰊御殿とまり):古宇郡泊村」というわけです。

今日は最高の青空です。かつての賑わいは、想像もできません。

内部の様子は、以下の写真の通りです。

■さて、こうしてドライブの後に辿り着いたのが、「月美の宿 紅葉音」です。泊村から岩内町を経て、到着です。住所は「北海道磯谷郡蘭越町湯里」とあります。ニセコ湯本温泉郷です。

まだ雪が残っていて驚きました。そして温泉です。秩父宮殿下が、昔ここを訪れた記念にセンターができて、今は日帰り温泉として地元の人が利用しています。

積丹半島

■20220602(木曜日:晴れ)

3年前に泊まった洞爺湖温泉のホテルです。

■今日から家の改築工事のため、しばらく仕事は休みです。今朝は7時30分に家をでて、富士山静岡空港へ向かいました。3年ぶりに6月5日に開催される千歳マラソンに参加する旅です。5日に体調を崩さないように、用心しながらの毎日となります。

9時30分発のFDA便で、丘珠空港へ出発です。到着後にタクシーに乗ってレンタカー店に行き、今回はパッソを借りました。積丹半島に向けて出発進行。宿の位置を確認後に、まずは神威岬へ行きました。

あいにくの曇り空ながら、時おり青空も見え、岬からの見晴らしを堪能しました。以前積丹半島に来た際に泊まった民宿が途中にあり、昔の記憶が蘇りました。

■今日は、「お宿かさい」に泊まります。作りは年期が入っていましたが、手入れがとても行き届いていて、気持ちの良い宿でした。そして何より、その料理が素晴らしかったのです。民宿というより、ホテルのレストランと言った方が、わかりやすいほどでした。



2階の部屋に泊まりましたが、洗面所がありません。トイレに小さは洗面台がありますが、部屋以外は基本的に1階に作られています。昔風といえば、そうなのです。

最初は戸惑いましたが、手入れがとても行き届いて、新築よりも、むしろ落ち着くほどでした。何事も手をかけることがいかに大切か、ということを改めて教えてもらった気がしました。

今日泊まったのは、私達二人だけだったのですが、夕食の時間には、素晴らしい料理が満喫できました。お品書きも立派なものでした。いつもお邪魔している松濤館並みです。家族経営の旅館としては、本当に立派な内容です。



料理人のご主人は、きっとどこかの料亭で修行をなさったのでしょう。

様変わり

■20220601(水曜日:晴れ)

3年前に参加した2019千歳JAL国際マラソンです。スタート前に吹奏楽隊の行進です。

■爽やかな青空の広がる朝です。沖縄では豪雨で道路が冠水して大変です。梅雨末期の豪雨です。日本は広いのです。こちらは、これから梅雨がやってきます。

北海道では梅雨もなく、爽やかな6月です。そして今年は3年ぶりに、千歳JAL国際マラソンが開催されます。ようやくか、という思いです。今朝の写真は、3年前に参加した時の様子ですが、ずいぶんと昔のように感じます。

あの年の走り終わった日は、洞爺湖畔のホテルに泊まりました。写真を見直してみて、ああ、そうだったのか、ととても意外な感じでした。当日は中国からの観光客で満員でした。観光バスで、文字通り大挙してやってきた、という感じです。

今では想像もできません。いずれ落ち着くことは間違いありませんが、以前のように大挙してやってくるとは、もうないでしょう。自国の中にも素晴らしい観光地があることを、コロナ禍において、どの国の人々も再発見したからです。

■中国では、舶来物に対する憧れ、崇拝に近い感覚があったようですが、今ではかなり変化しているようです。車にしても、今まで外車を選んでいた購入層が、最近は自国製の電気自動車を選ぶようになってきた、という記事を読みました。

ガソリン車であれば、今でも外車が選ばれるのでしょうが、電気自動車の出現で、状況は様変わりです。それはスマホの進化と、まるでうり二つです。昔は、ちゃちいの代名詞がピッタリの中華スマホでしたが、今ではそんな事を言う人は、一人もいません。本当にしっかりとした、素晴らしい製品です。

我が家も改築に合わせて、EV用の充電プラグを設置することにしました。充電用のコードは車を購入する際にオプションになるようです。まもなく発売になる日産の軽EV乗用車「さくら」が、どれほど受け入れられるのか。これからの日本の自動車産業の様相を、大きく変える可能性があります。

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