■20230423(日曜日:曇り)

2019 年に訪れたメルボルン市内の様子です。

■今朝は、ゆっくりと休みました。昨日は恒例の夕食会でした。Turuちゃん夫婦と一緒に月に一度、「ひろ繁」で開催しています。富士に新しい家を建てて引っ越したのですが、これまで通り開催することで、Turuちゃん夫婦も楽しみにしてくれています。

新しく購入した三菱自動車のEVで、昨日は迎えに来てくれました。息子さんが三菱関連の会社に勤めておられて、割引制度を利用したようです。EV購入と同時に、V2Hを導入しましたので、太陽光パネルで発電した電気を、EVのバッテリーに蓄えておくことで、Turuちゃん一家は、電気を無駄なく有効に利用できています。

テスラ社が、これから更に、VPP( Virtual Power Plant )に力を入れると、報道されています。ChatGPTに訊いてみると、

VPPとは、「Virtual Power Plant(バーチャルパワープラント)」の略称であり、複数の分散型電源を仮想的に一つの発電所として制御するシステムのことを指します。

具体的には、太陽光発電や風力発電、バッテリーなどのエネルギー貯蔵装置を利用し、需要と供給を調整することで、電力の需給バランスを維持することができます。

VPPは、再生可能エネルギーの導入拡大に伴って需要が高まっており、近年は企業や自治体が導入する例が増えています。

VPPのメリットとしては、以下のような点が挙げられます。

・発電の効率化や省エネによるコスト削減が可能

・需要と供給のバランスを調整し、安定した電力供給ができる

・CO2排出量の削減やエネルギーの自給自足化が可能

まさに、いま求められている仕組みなのですが、日本ではまだまだこれからです。車を作る会社というイメージが先行していますが、テスラ社は環境関連会社なのです。再生可能エネルギーを、いかにして効率よく無駄なく社会全体で利用していくことができるのか。この大問題に、現実的な回答を用意しているのです。

原発事故を起こした日本こそ、この役割を率先して果たしていかなければならない立場なのですが、原発の再稼働でお茶を濁してしまうのが、今の日本の社会の限界です。

こうした社会的な課題を抜本的に解決できるだけの力が、もう日本には、残っていないのだと感じます。そうしなければいけないと、頭では分かっていても、しがらみに囚われて、何 10 年も前に決めた方向を変えることが出来ずに、惰性に流されて終わってしまうのです。

同じことの繰り返しです。

口先では、「身を切る改革」などと言っていますが、やってることは、身内に利益を横流ししているに過ぎません。それを見破ることが出来ずに、嬉々として投票する有権者が多いことに、この国の病の深刻さが隠されています。

マイナンバーカードを使って、コンビニで住民票を取ろうとしたら、何と別人の住民票が出てきた、という横浜での出来事は、いまの日本社会の有様を端的に表しています。

日本は日々日々、劣化していっているのです。こじんまりした極東の小国に向かって、確実に歩みを進めているのです。