2023 年 09 月 02 日 TakuとMasato とNonと一緒に訪れた熱海初島です。

月: 2023年4月

突然の変更

■20230410(月曜日:晴れ)

先日出掛けた御殿場の時之栖です。雨模様でしたが、きれいな夜景でした。

■コロナ感染も一段落して、人出も戻りつつあるようです。学会や勉強会も、オンラインのみからハイブリッド、そして現地開催と開催方式も変わりつつあります。

とは言っても、一度オンラインの便利さを実感すると、わざわざ時間を掛けて現地まで足を運ぶ必要を感じることは稀です。殆どの会合や勉強会は、オンラインで充分だ、というのが私の実感です。

またオンラインでなければできない企画、例えば北海道や九州の先生に講師を依頼することも、オンラインなら可能です。コロナ以前ですと、講師はどんなに遠くても東京から名古屋まで、と決まっていました。

選択の幅が、にわかに広がりました。会社の会議についても、今までいかに無駄な会議を重ねてきたかを実感した、という声をよく聞きます。ちょうど良い機会だったのでしょう。

■さてそのコロナワクチンについての、ちょっと眉をひそめたくなる報道です。

「ワクチン打て!」から突然「打たなくていい」に
WHOがヤバすぎる方針転換を決めた驚愕の背景

記事によれば、2回接種と3回接種で副反応の発生頻度が、格段に異なるとのこと。また小児に対する接種についても、副反応に苦しむ声が寄せられ、今さら打つ必要はない、という指針の変更に、憤りの声もあるようです。

自分自身は、副反応の酷さに、2回の接種で打ち止めにしました。良かったと思っています。息子には、孫には絶対打たないように、と助言していましたが、正解でした。

コロナワクチンについては、きちんとした反省が必要です。そうでないと、犠牲者が浮かばれないからです。

流れ

■20230409(日曜日:晴れ)

今夜の夕飯です。電子レンジに拘って作った、豚肉の生姜焼きです。後片付けが楽でした。

■今日は新沼津カントリークラブAクラスの桜花杯月例でした。先月までは私も競技に参加していたのですが、今月からBクラスに転落してしまい、今日は競技委員としてのお手伝いです。

今日は晴天でしたが気温が低く、日陰に入ると、午前中は寒いほどでした。競技委員としてスタートのコールをしなければならないのですが、1時間以上スタートホールで待っていなければなりません。なるべく日向へ日向へと心掛けていないと、寒くてまいりました。

コースの視察では、フェアウェイの所々に、芝生が剥げたところがあり、ティーイングエリアにも同様の芝生の脱落が見られ、これらは何とか解消しなければならない問題点です。

ゴルフ場の管理というのは、本当に大変です。それぞれのゴルフ場で、頭を悩ましている問題に違いありません。

■さて以下の記事は、要注意です。

EUがエンジン車の全面販売禁止を撤回! 
それでも日本メーカーの「BEV施策の遅れ」は危機でしかない

日本の絶対的優位を示すガソリンエンジン車が、将来どうなっていくのか、誰にとっても無縁ではありません。0か100かの問題ではないのですが、日本車の販売台数が将来的に減少していくのは、残念ながら間違いなさそうです。

アメリカでテスラ車を購入している人たちの調査によると、ホンダやトヨタからの乗り換えが多いと聞いて驚いています。また中国における2022年の電気自動車販売台数は、なんと536.5万台。世界的にみると、1,000万台以上がEVに置き換わっています。

まるまる日本車だけから置き換わっているわけではないものの、影響がないはずがありません。そして、この流れは変わりそうもないのです。乗り換えている利用者は、いやいやそうしているわけではなく、ガソリン車には無いEVの魅力に惹かれて購入しているからです。

つまり乗り換えの流れは強まることはあっても、弱まることは無いのです。

確かな情報ではないものの、中国のBYD社が今年度中に発売予定の新型EVに、ナトリウムイオン電池を搭載するという情報もあります。エネルギー密度は低くなる一方、価格面や安全性では、リチウムイオン電池を凌駕するかもしれません。

トヨタは全固体電池で一発逆転するんだ、という希望的観測が流れていますが、かなり高いハードルがあるようです。

何にしても、今のままではジリ貧の未来しかありません。

牡丹

■20230408(土曜日:晴れ)

ご近所さんの庭に咲く牡丹の花です。牡丹の花を見ると、両親の墓のある建長寺を思い出します。

■今朝は走りました。いつものように、5時に目覚ましを合わせて起き出そうとしたのですが、睡眠リズムのタイミングが悪かったようです。体が重くて、とても走り出す気にはなれませんでした。

それでも昨日の嵐のような天候から、今朝は青空が見えています。何とか起き出して、歩くだけでもいいからと玄関を出ました。結局今朝は歩いたり走ったりと、なんちゃってランニングで終わりました。

それでも28分07秒、2.44キロを走り、これで今月は3回のランで20.09kmを積み重ね、残り22日で目標の88キロまでは、67.91キロを残すところまで来ました。

最近は校庭を走ることが日課になっていますが、今日は何年ぶりでしょうか、北のほうに向かって走りました。以前は百澤神社までウォーキングをし、そして10年前からは、そのコースでランニングをするのが規定になったのですが、つるちゃんの家の前で躓いて転んで怪我をしてからは、安全なコースとして校庭に変更しました。

校庭はグラウンドですので、膝のためにも負担が少なく安心なのですが、周囲の風景が変わることがありませんので、そういった意味では面白みがありません。

今朝は根方街道まで行って戻ってきたのですが、そこから見る沼津の山々の風景は本当に久しぶりでした。明け方の光と空気と、山々に連なる雲の様子は、何回見ても心洗われるものがあります。



途中のお宅で、玄関先で毎年、蓮の花を鉢植栽培している家があります。今日は、まだ鉢からは芽も出ていないようです。残念ながら、これからもここを通ることは無さそうですので、蓮の花が咲くのを見ることは、今年も難しいようです。

ダナン

■20230407(金曜日:雨)

御殿場時之栖の昨夜の様子です。桜は、ほとんど散っていました。

■4年ぶりに沼津西ロータリークラブのお花見例会が、御殿場時之栖で昨夜行われました。御殿場は沼津より寒いというイメージがありますので、何を着て行こうか迷ったのですが、行ってみると昨夜は、大した違いはありませんでした。

少し早めに到着したので、皆さんでぶらぶら園内を見て回ろうかとも思ったのですが、残念ながら雨模様でしたので、葉桜を見るぐらいしか出来ませんでした。

嬉しいことに、昨夜は新しく2名の新会員を迎えることができ、クラブも賑やかになりそうです。さらに、クラブとしてお引き向けした米山奨学生のレティチョウ・クインさんとお話することができて、とても有意義なひと時でした。

彼女は静岡の大学で法学部に所属し、将来は日本の弁護士資格を取りたい、と大きな夢を語ってくれました。日本に在住する同胞の役に立ちたいという思いが強いようです。

日本に来て7年。日本のアニメに憑かれての来日だとのことでした。流暢に日本語を操り、しっかりとした考えを持ち、将来を見据えている彼女に、頼もしさと強い期待を感じました。ぜひ夢を叶えて欲しいものだと思います。

2008年から続けている、ベトナム枯葉剤被害者支援の旅の様子を話すと、とても感謝してくれました。農村での活動をお話すると、興味を持って耳を傾けてくれました。

ダナン出身の彼女に、夜行列車に乗って以前ハノイからダナンまで行きました、と伝えると満面の笑みを浮かべていました。

また、お話できることを、楽しみにしています。

超過死亡

■20230406(木曜日:雨)

わが町のメインストリートの街路樹です。名前が分かりませんでした。

■今日は、ゆっくりと休みました。今夜はロータリークラブのお花見例会ですが、曇り時々雨の、残念な天候になりそうです。御殿場での開催ですが、こればかりは致し方ありません。

■さて以下の記事には、今さらながら驚きます。

★ 22年の超過死亡、11万3千人 前年から倍増、コロナ影響か

例年よりも死亡した人数が多かった、ということです。新型コロナウイルスが流行したのだから当然だろう、と最初は思います。ところが話は、そう単純ではないのです。こんな指摘があります。

WHO は感染症の影響を比較・分析する指標として超過死亡を推奨している。2020 年はコロナ感染が広がったが死亡者数は前年比で減少した。

ところが、2021 年は 1 月から 9 月までの期間で死亡者数が 6 万人も増えている。コロナでの死者は増えていない。2021 年 1 月から 9 月までに存在する特殊な事情は何か。

言うまでもない。ワクチンだ。

様々な要因が考えられるのでしょうが、きちんとした情報収集と考察がなされていません。マスコミは、なぜかきちんとした調査報道をしないのです。厚労省は、詳しい調査を止めたようです。

実際に、ワクチン接種が始まって以来、私の身の回りでも亡くなる人が増えています。あれだけ健康に気をつけていて、毎年健康診断を受け、食事・運動にも取り組んでいた人々が、突然亡くなっています。

偶然の一言だけで、済ますことはできそうにありません。

「安全性が、まだ確立されていない遺伝子ワクチンを、今の時点で大規模に接種するのは危険すぎる。基礎教育を受けた医師なら、そう考えるのが当然だ」という、ある専門家の意見を、ワクチン接種が始まる前のある会合で、たまたま隣りに座った方に披露したところ、その隣で聞いていた静岡経済界の重鎮である方が、「とにかく早急に打たなければだめなのだ」と血相を変えて私を咎めるように話していたことを、鮮明に記憶しています。

あの時点で、ワクチン接種を思いとどまるように、親しい友人を説得するのは無理でした。説得しても断られたに違いありません。テレビに登場する専門家は、とにかくワクチンの接種を早急に進めることが、命を守るために肝要なのだ、と誰もが説き続けていましたから。

因果関係は、永遠に闇に葬られるのでしょうが、失ってしまった友人は二度と戻ってきません。ましてや、予防接種で子どもさんを亡くした親御さんの気持ちを思うと、本当に想像を超える辛さに違いありません。

誰のため、そして何のために、こんなことが行われたのか。結局の所、自分の命を守るのは自分しかいないのだ、という当たり前の結論しか出てこないのです。

国共合作

■20230405(水曜日:曇)

毎朝二人で食べている「温野菜」です。食べ始めてからお腹の調子が、とても良くて助かっています。

■今朝は走りました。日曜日以来ですので、三日ぶりとなります。今朝も 5 時に目覚ましを鳴らし、ビニールゴミを持って所定の位置まで行き、準備運動の後スタートしました。

友人が、まだ入院中ですので、自宅に立ち寄らずショートカットして、そのまま校庭に向かいました。日曜日に気づいた走り方の注意点を守って、後ろへ蹴るようなイメージを忘れずに、走り続けました。

結局、今日は38分49秒、6.06kmを走り、これで今月は2回のランで17.65キロメートルを積み重ね、目標の月88キロまでは、残り25日で70.75kmのところまで来ました。

最初の20分は、やはり体も重く、足取りも軽やかとは、とても言えなかったのですが、走り続けているうちに、少しずつ体も軽くなって、後ろへ蹴るイメージを守って、走ることができるようになりました。来月には、北海道ノーザンホースパークでのトレイルラン、そして2ヶ月後には千歳JAL国際マラソンが待っています。少しずつ、しっかり積み重ねていかなければなりません。

昨夜も、エアロバイクを10分だけ、お風呂に入る前に漕ぎました。漕ぎ始めてから腰回りの筋肉が、気のせいか少し増えた気もします。

■さて、いつもの知恵袋「田中宇の国際ニュース解説」です。

★ OPEC+の石油減産は米覇権潰し策
2023年4月4日   田中 宇

テレビでは減産の報道はされていますが、その意味は解説されていません。景気が悪いので需要に合わせて減産したのかな、と素人は考えます。ところが、田中さんに言わせると、とんでもハップンで、深謀遠慮が隠されているのです。

この中で『対米従属一本槍だった日本が「うちは資源がないですから」と言い訳しつつ、G7の対露制裁談合を破る高価格でロシアから石油を輸入し続けると発表した』と書かれていますが、NHKは報道したのでしょうか。

相変わらず国民は、邪悪なロシアを打ち倒せ、みたいな雰囲気のままです。中国は潰れそうだ、という記事は、そこいらじゅうのネット上に、ばらまかれています。

田中さんによれば、台湾からは国民党の馬英九・元総裁が上海を訪問したのは、来年の選挙を見据えてのこと。台湾で米中戦争かと思ったら、そうじゃない、国共合作だというのです。

「戦争より合作の方が良いよね」と田中さんは呟いています。そのとおり。中国が弱くなると、欧米諸国が分け前を求めてアジアに侵略してくるのが、これまでの歴史でした。これから、あと200年ほどは、アジアに安定が訪れてくれると良いのですが。

エアロバイクの効用

■20230404(火曜日:晴れ)

日曜日に走った海岸沿いの堤防です。サイクリストのメッカです。

■今朝は、ゆっくりと休みました。昨日はAyaちゃんから連絡があり、挑戦していた試験の最難関部門に合格できた、とのこと。まだ最後の語学試験が残っているが、もう少しの所まで来た、という嬉しい知らせでした。最後まで気を抜けませんが、ゴールが見えてきました。

■さて今年に入ってから、以前のようにエアロバイクの運動を再開しました。定期的に走るようになってから、エアロバイクの運動は止めていたのですが、ある利点と効用に気づいたのです。

10分とか20分といった、細切れの時間に運動をしようと思うと、何をしたら良いか難しい選択です。縄跳びとか、色々な運動がネットで検索可能です。

どれも、もちろん試す価値がありますが、継続できるものとなると、なかなか大変です。昔使用していた、自分の部屋に置いてあるエアロバイクは、そうした点で最適です。

昨夜も、夕食後に少し体が冷える感じがして、コタツに入ったのですが、そんな時が一番の適応です。エアロバイクを10分間だけ漕ぎました。血液の循環が良くなり、冷えもどこかへ行ってしまいました。へこみ気味の気力も、再生しました。手軽で効果抜群です。

冬の間に気付けば良かったと、ちょっと残念なのです。何しろ寒い間は、寒さのために体が冷えて、何もやる気が起きませんし、血液循環が悪くなり体調もよくありません。

体質改善のための漢方薬も大切ですが、手軽にできる運動が最善手なのかもしれません。年を取り血液循環が悪くなると、全てが悪い方向へ向かいます。

いま使用しているエアロバイクは2代目のもので、調べてみるとALINGO社製の「エアロマグネティックバイク AF6200も、大型液晶メーターや心拍・体力測定機能、8段階負荷調節機能があり、在宅での運動や運動不足解消に最適なスタンダードモデルとして人気があります」でした。

思ったほど高価でもないのです。もう10年以上前に購入したのですが、まだまだ現役のようです。様々なタイプのものが新たに開発されているようで、カタログを見ているだけでも楽しいものです。

エンディングスパート

■20230403(月曜日:晴れ)

歩道橋から見た昨日のバイパス沿いの桜並木です。

■昨日は充実した一日でした。午前中に海岸の堤防を走り、帰宅途中には、孫のために探していた、見学するのに適当な踏切を発見。午後からは、1時間ほどゴルフの練習ができ、最後は二人で日帰り温泉で一杯やって帰ってきました。行きつけの日帰り温泉施設が、開設してこの4月で、ちょうど15年になるので色々なサービスを実施しています。

ということで、これからも毎週出かけるのが楽しみです。生ビールが何杯飲んでもサービス価格とか、ちょっとしたスイーツが毎週末振る舞われたりと、ささやかではあっても楽しい企画があります。

■さて、いつもの知恵袋「田中宇の国際ニュース解説」です。

★ 世界は意外に早く多極型になる
2023年4月2日   田中 宇

今朝のNHKニュースでは、ウクライナのゼレンスキー大統領が登場して全土の奪還を目指すと、いつものように宣言しています。

そんな日本のマスコミに洗脳されている私達には、田中さんの記事を読んでも、にわかには信じられない、というのが多くの日本人の実感ではないでしょうか。なぜなら、田中さんの言う多極型の世界体制を見たことも聞いたこともないからです。アメリカが世界の中心であり、アメリカと仲良くしていれば、すべての思考を停止していても何とかなる、という戦後の考え以外、経験したことがないからです。

実際それで、うまく行っていました。奴隷のような隷属根性でも、経済的にうまく行っていれば、国民はそれで満足でした。焼け野原に比較すれば、天国だったのです。

そうした時代が終わろうとしている、ということです。岸田首相はG7開催で頭が一杯ですが、それは生物が死ぬ前に輝くことを言う「エンディングスパート」かもしれません。

これまで世界を牛耳ってきたG7諸国が、資源の欠乏から物乞い外交をしなければならなくなる、ということです。

そして何より重要なのは、多極型世界体制で世界はより平和になる、という予想です。ならず者国家を懲らしめるために、次から次にアメリカが始めてきた戦争は、もう起こらないということです。世界は話し合いによって運営されていくのです。

戦後の焼け野原で感じたように、これからどうしたら良いのか、日本人の大多数は、たぶん茫然自失になりそうです。

思い出す桜

■20230402(日曜日:晴れ)

友人の会社前に咲いていた桜です。10年前を思い出していました。

■昨夜は、ゆっくりと休みました。胃の痛みにも、嘔気にも苦しめられること無く、休むことが出来たのは本当に天国でした。ただ、それだけのことですが、横になっても痛みなどで休めないということは、本当に辛いのです。身の置きどころがありません。

「安心立命」という言葉があります。ネットによれば、

「安心立命」とは、心を安らかにしてどんな時でも動揺しないようにすることを表す四字熟語です。この言葉は、儒教や仏教の用語として使われることがあり、人間が天命に従い、自分の力を尽くしながらも心を落ち着かせて動揺しないようにする精神的な姿勢を表します。

とても難しいことです。イワシの刺身一切れでも、心は動揺してしまうのです。

■さて昨夜は、SunとNonが、オーストラリアのママたちと、三嶋大社の夜桜を楽しみました。

Ianママと息子さんです。25歳になったようですが、私が覚えているのは、12年前の彼です。

12年の歳月が流れています。Ianパパは、病のために旅立ってしまいました。寛大で心の大きな素晴らしい方でした。7人の子宝に恵まれて、子育ても大変だったと思いますが、どの子供さんも立派に成人されています。

ご両親の方針で、日本の学校法人と提携関係にある現地の私立学校に子どもたちを通わせた事もあって、Nonに言わせると、子どもたちはみんな、へたな日本人よりずっと日本人らしい、というのです。慎みとか、遠慮とか、良い意味での日本人らしさを持っている、というのです。

皆さん日本が大好きで、何度も来日されています。来年は私達が、Ayaちゃんたちに会うために、オーストラリアを訪れる予定です。

■今日は天気に誘われて、海岸沿いの堤防を走りに出かけました。小型のリュックを背負って、ペットボトルを入れ、海岸までは歩いて行きました。そして、堤防に登り30分間は西に向かって走り、その後Uターンして戻ってきました。

最初の20分程がとても辛く、途中で歩いたりしながら、結局2時間4分12秒、11.59キロを走り、4月の最初の積み重ねとなりました。

走り終えて帰宅途中、バイパスを横切り見上げると、そこはロータリークラブで共に活動した友人の会社でした。以前、社長室に通していただき、お話をしたことがありました。

会社の前の駐車場に桜が植えてあり、綺麗に咲いていました。もう散り始めています。そして、その北側には、こじんまりとした踏切があったのです。ちょうど貨物列車が通るところでした。写真を撮ってMasatoに送ってやろうか、と思いました。

そんな時、思い出したのが、松尾芭蕉の句、「さまざまな こと思い出す 桜かな」でした。10年程前でしょうか、その友人から誘ってもらい、河津桜を見に行ったことがありました。

友人は奥様とお嬢様の3人で車で先に出掛けていました。私は電車で後から合流したのですが、花見と称して、弁当とビールを飲んだのです。ところが、帰りのことを考えると、誰かが飲まずにいなければなりません。

友人に申し訳ないので、私は飲まないで帰り運転しますから、どうぞ飲んでくださいと、気を利かしたつもりなのですが、今考えると恐ろしい申し出だったと後悔しています。

何しろ友人の車は、今まで運転したことがないような高級車だったのです。他人の車でもありますし、帰りは本当に恐ろしい思いでしたが、今となっては良い思い出となっています。

その友人も昨年の5月に、思いがけず病に倒れ、そのまま旅立ってしまいました。本当に寂しく、また思い出す度に辛いのです。その友人とは本当に馬がよく合い、何時間でも話していて飽きない間柄でした。そうした友人を持つことは極めて稀です。

もう会えなくなってから、まもなく1年が経とうとしています。人の世の定めとは言いながら、本当に寂しい思いでいっぱいです。

アニサキス症

■20230401(土曜日:晴れ)

昨年の4月には、青梅の旅館にTaku、Masatoと4人で出掛けました。

■今日から4月、卯月です。今日だけは、冗談を言っても叱られない一日なのですが、自分にとっては悪夢のような一日でした。昨夜は、スーパーで購入したイワシの刺身を2人で食べたのですが、夜中になって胃の痛みに目が覚めてしまいました。

真っ先に思い浮かべたのが、夕食の刺身です。以前にも2回、アニサキスに当たっています。幸い嘔吐も下痢もなく胃の痛みだけだったのですが、まともに眠ることができません。散々我慢したのですが、6時前になってSunを起こして状況を説明しました。

Sunも以前にアニサキスによる、ひどいアレルギーを経験していましたので、ステロイド剤を内服してみたらどうかと言われました。迷ったのですが、プレドニン5ミリを服用したところ、痛みは軽快しました。

朝食は何も取らずに白湯だけを飲み、仕事を始めたのですが、どうにも不快感が取れず、また明日は日曜日ですので診療機関もお休みです。思い切って、知り合いの先生の病院に電話して、対処してもらえるかどうか確認したところ、たまたま今日の外来に、内視鏡専門医が来てくれているということで、急いで来てくれれば処置できる、とのお話。

仕方がないので11時前でしたが、自分のクリニックは閉じて、大急ぎで病院に向かいました。朝食を取っていなかったのは幸いです。受付を済ませると、スムーズに内視鏡検査に入ってくれて、15分程でアニサキス1匹を取り出してくれました。

とても上手な先生で、ほとんど苦しむことがありませんでした。鼻からの内視鏡ですので、喉のところで苦しむということもありません。人間ドックで内視鏡検査を先月受けたばかりなので、これで2ヶ月続けて検査を受けたことになります。

アニサキスは放置しても4-5日で体内で死亡するそうですが、それまでどのような経過をとるか分かりませんので、不安を抱えているよりは、思い切って診察を受けた方が良いと判断したのです。除去してしまえば、嘘のように不快感が消え去りました。

もうイワシの刺身は、こりごりです。しかし、アニサキス症が最も多く見られるのは、鯖に潜入しているアニサキスだそうですので、やはり熱を通すか、冷凍物以外は、口にしない方が正解のようです。アニサキス症の95%は日本で起きてるということですが、やはり刺身で食べるのは危険なのです。

ちょうど、お昼頃に処置も終わり、家に帰ることができました。軽く昼食をとって休みました。何しろ昨夜は、ほとんど熟睡できませんでした。食べられないのも辛いのですが、熟睡できないというのが一番体にこたえます。

16時からは市内のホテルで勉強会があり、開会の挨拶をしなければならなかったので、ゆっくり休む暇もなく用意をして家を出ました。

特別講演の2人の講師とは別に、スペシャルゲストとして九州大学学長の石橋先生が来られましたが、その挨拶の見事さには唸りました。特別講演の座長として演者の紹介をされたのですが、ここで彼が教授に就任できた理由を暴露するというのです。

出身大学が別ですので、本来でしたらなかなか難しかったのかもしれませんが、彼が教授になれたのはイケメンだからだ、というのです。そして最後に、今日は4月1日であることを、皆さん思い起こしてください、と結ばれました。

すっかり騙されて、私は信じてしまいました。また信じてしまうほど、確かに講師の先生はイケメンだったのです。人の心をとらえて離さない、その見事な話術に、さすが旧帝大の学長は違うと、感心し切りでした。

こうして真夜中から苦しんだ一日は、無事終わろうとしています。新しい年度に入って初日に苦しむとは、夢にも思いませんでしたが、無事に終わってみれば、神様も自分をまだ見捨ててはいないのだ、と思い直した一日でした。

Page 3 of 3

Powered by WordPress & Theme by Anders Norén