■20191118(月曜日:晴れ)
■今朝の写真は今年ベトナム枯葉剤被害者支援の旅で食べることのできた、ハトの丸焼き料理です。日本でよく見るハトとは違うようですが、かなり小さめのハトのようです。
丸焼きにしたものを小さく切ってありますので、全体像は分かりませんが、脚が丸見えなので些か不気味といえば不気味です。それでも味はとても良くて、けっこう美味しく頂きました。
■さて長周新聞第8425号の書評欄では、世界で広がる有機農業について吉田太郎著「タネと内臓」という本を取り上げています。副題には「多国籍企業の種支配に抗し、遺伝子組み換え食品や農薬追い出す」と、あります。まず、こう書かれています。
米国モンサント社など多国籍企業は除草剤ラウンドアップ(主成分はグリホサート)と、それに耐性を持つ遺伝子組み替え( GM )作物の種子等をセットにして種子市場に進出しています。例えば韓国では、国内の種苗メーカーはなくなり、キムチ用の青陽唐辛子はモンサントが買収して、韓国は毎年巨額のロイヤリティを払っています。つまり「種を制する者が世界を制す」なのです。だが、それによって食と農業と健康はどうなるのか?
最近の米国の消費者団体の調査では、遺伝子組み換えトウモロコシはミネラルをほとんど含まない、カス食品であることが分かりました。米国病原菌学会の学会長はこう述べています。
米国モンサント社など多国籍企業は除草剤ラウンドアップ(主成分はグリホサート)と、それに耐性を持つ遺伝子組み替え( GM )作物の種子等をセットにして種子市場に進出しています。例えば韓国では、国内の種苗メーカーはなくなり、キムチ用の青陽唐辛子はモンサントが買収して、韓国は毎年巨額のロイヤリティを払っています。つまり「種を制する者が世界を制す」なのです。だが、それによって食と農業と健康はどうなるのか?
そして最後に記事は、こう結んでいます。
世界中の母親や農家が多国籍企業の支配に抗して種子を守り、農薬漬けでない地産地消の農業への大転換を促しているのに、日本政府だけが種子法を廃止し、種苗法を改定して多国籍企業のタネの支配へ道を開け、遺伝子組み換えでないの表示義務をなくし、グリホサートの食品への残留基準値を緩和しています。
そして大手メディアは、これを報道しません。国益を売り飛ばしてはばからぬ対米従属政治に対して、日本の農家や消費者も黙っているわけにはいかない、と書かれています。
まさに今の政権は亡国政権なのです。
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