■20210909(木曜日:雨)
■今朝は走るつもりで、目覚まし時計を4時半に合わしてあったのですが、雨の音に、そのまま続けて眠りました。昨夜の天気予報では、午前中いっぱいは雨とのことでしたが、5時過ぎまでは降らないとの予想でした。こればかりは致し方ありません。
もう一度、目覚まし時計を合わせ直して眠りにつきましたが、色々な夢を見ました。幼小児期を過ごした、埼玉県川口市が登場したのです。川口駅西口です。
当時、家族が住んでいた公団住宅は西口から歩いて15分弱でした。今では、西口から一直線に伸びた道路があり、当時団地が建っていた場所に行くのに、半分ほどの時間で到着できます。以前、本当に何十年かぶりに川口を訪れた際に、昔住んでいた場所を訪れたのですが、駅からあまりに近いので驚いたものです。
川口は本当に変貌しました。「ロケ地の昨今」と題して、有名な映画が撮影された、当時と今とを比較した映像を流しているチャンネルを、YouTubeで最近見つけました。その中に、「キューポラのある街」も入っていたのです。あの「幸せの黄色いハンカチ」もありました。
時を経て川口市は発展し、夕張市は衰退したという意味で、どちらも大きく変わっていました。あの川口の町で、3人の子供達を懸命に育ててくれた私の両親も、今はもうこの世にはいません。
幼小児期の体験が人間の形成に大きく影響するのは、こうして歳をとってからも、夢の中にしきりに登場することを考えると、容易に分かります。
機会があれば、また川口を訪れて、吉永小百合さんが自転車で駆け抜けた、あの荒川の土手を歩いてみたいものです。