■20220204(金曜日:曇)

恋人岬の椿です。寒さ厳しい冬に、凛として咲いています。

■今朝は走りました。水曜日に続いて今月二度目のランです。今朝は41分29秒、6.25kmを走り、これで今月は2回のランで13.27kmを積み重ねました。目標の月88キロまでは、残り24日で74.73kmです。

今朝は、いつもの通り5時に目覚ましを合わせ、起き出した後、生ごみを所定の位置に運び、準備運動の後スタートしました。

本当に久しぶりに、昨日ゴルフの練習に行きました。しばらく使っていなかった筋肉を使ったためか、昨夜は夢見が良くありませんでした。内容は思い出せないのですが、そのために疲れが残ったような朝でした。

今朝は走っていても軽快に走る時間帯がなく、記録を見てみると走ってる間のスプリットでは、キロ5分台が1度も出ませんでした。最初から体が重かったので、今朝は無理をせずに校庭でのランニング時間を、最低レベルの21分にして走りました。無理をしても意味がありません。少しずつ積み重ねていくしかないようです。

■さて、冬の北京オリンピックも開会式が終わり、競技が始まったようです。昨年の夏に行われた東京オリンピックよりも、むしろ落ち着いてテレビ観戦できるのは、いささか奇妙です。

こちらでは、オミクロン株が第6波の感染拡大をきたし、対応に多くの方が苦慮している真っ最中ですので、オリンピックどころではないと言えば、そうなのですが、開催されているのが外国ですので、昨年の夏とは全く状況が異なります。

昨年の夏の東京オリンピックは本当に印象が希薄でした。あまり思い出が残っていません。

■さて、先日の東京新聞に「人生100年時代」と題するコーナーがあり、今回は「70歳現役時代ー労使ができること」と題して書かれています。

「50代いきいき」が鍵、ともあります。書き出しの部分はこうです。

働く意欲のある人に70歳までの就業機会を確保するよう、企業に努力を促す改正高年齢者雇用安定法が施行されて、4月で2年目を迎える。「70歳現役時代」を前に人生をどう設計するか、思案する中高年世代も多いだろう。

一般社団法人「定年後研究所」理事所長で、キャリアコンサルタントの池口武志さん(58)は、「ポイントは50代の活性化」と語っています。

70歳までの雇用に対する企業の課題について、問題はバブル期に大量採用した50代社員の活性化ですと、池口さんは話されています。

健康寿命は延び元気なうちは働きたいと意欲を示す中高年齢層は多いのですが、どんな課題があるかという点に対して、問題は大量に採用され、終身雇用と年功序列の制度に守られてきた、主に大卒のゼネラリストにある、と池口さんは語っています。

彼らは辞令一枚で、すんなりと移動を受けれてきた人達で、将来に向けたキャリア研修で、今何ができますかと聞くと、部長ができます、と答える人もいる始末です。会社の指図通りの仕事、人生を送ってきて自分のキャリアを自分で描くことができない、主体的に働けないおじさん達と巷で言われる人たちです。

結局のところ、中高年層の主体的な意欲や生産性を高めるには何が必要か、という問いに対して、池口さんはこう答えています。

ベテランには長年培ってきた経験や知恵、人脈がある。自らの意思で、やりたい仕事を選択できれば、モチベーションは高まるでしょう。何をしたいか、何ができるのか、何が求められているかを自ら明確化し、長く自分を活かせる、「自走人生」を目指してもらいたい、と語っています。

指示待ち人間では、もう使い物にならない時代なのです。自らの人生を明確に言語化し、そして自分の力で切り拓いていくしかないのでしょう。