20171215(金曜日:晴れ)

伊豆湯ヶ島温泉です。

■今朝もどうした訳か目覚まし時計に気づきませんでした。確認したら、もう6時前でした。結局走ることはなく、月の半分で、まだ40キロほどしか走っていません。これは、まずい状況です。LSDを嫌でも組み込まないと目標が達成できそうにもありません。

 来週は北海道へスキーに出かけますから、今月はアテロームの切開手術と術後の管理の2つが走る機会を減らしています。致し方ありません。状況に柔軟に対応するしかありません。

■東京新聞の朝刊4面の「視点」には、ロシアのプーチン大統領の大統領選挙への出馬に関して解説しています。「発展を阻む根深い欧米不信」と題されています。300年間のロマノフ王朝では、何とかして欧州一流の大国として認知してもらうことを目指していたが、プーチン氏の欧米感は全く違っていて、

ロシアを弱体化しようと攻撃を仕掛けている、という根深い陰謀論だ

 と、いうのです。そして人的資源にも恵まれたロシアの発展を阻害してきたのは、こうした発想なのだ、と結論づけています。

 何も知らないで読むと、なるほどなるほどと頷きそうなのですが、田中宇さんの記事を読んでいる私には、いささか奇異に感じます。シリア内戦の解説もそうでしたが、マスコミの解説と実態は、まるでアベコベでした。マスコミの解説はアメリカが平和を目指しているのにロシアが邪魔をしている、でした。

 「知ってはいけない 隠された日本支配の構造 (講談社現代新書) Kindle版矢部宏治  (著)」という本を読んでいます。この本を読んでいるとマスコミの説明は、全く核心を外していることが分かります。まさに隔靴掻痒の感です。肝心なことに触れていません。この点を日本国民が理解し変革を真に望まない限り、日本の近代が正常化することも、さらにそれを超えることもできないように思えます。