■20200310(火曜日:曇)

JR境港駅前です。ゲゲゲの鬼太郎電車です。

■今朝は走りました。昨日休みましたので、今日はわりとすんなり目覚まし通りに起きることができました。生ごみの日でしたので、袋を持って所定の場所まで行き、準備運動をしてからスタートしました。

今日は6.72kmを走り、これで今月は5回のランで33.41kmを積み重ね、残り21日で66.58kmのところまで来ました。

今朝は体が重くてまいりました。足がなかなか前に出ないのです。とにかくゆっくりで良いので、少しずつ少しずつ前に、という気持ちで走り続けました。5キロを過ぎた頃からでしょうか、ようやく少し体が温まって、足も出るようになってきました。

今朝は今年初めてTシャツ一枚で走りました。今まではTシャツの上にフリースを着て走っていたのです。昨日の天気予報では、今朝の最低気温は10度以上、16度近かったので安心してTシャツ一枚で走り始めました。

それでも走り終わってみると、額から汗が落ちてくる程の気温でした。走っていて寒くもなく暑くもなく、ちょうど良い気温だったでしょうか。

途中からは頭につけた照明も要らなくなり、日の出も次第に早くなっていることを実感しました。

■さて、今朝の東京新聞「太郎の国際通信」では、アメリカ大統領選挙において民主党候補者選びを断念した、ピート・ブティジェッジ氏のことが書かれています。

一番長い回り道が、一番近い帰り道になることがあるのだ。

ブティジェッジ氏は2月1日のの記者会見で、同氏が愛読するアイルランドの作家ジェームス・ジョイス氏の小説「ユリシーズ」の一節を引用し、こう語りました。また彼自身の回顧録にも「一番近い帰り道」という表題をつけています。

同氏はハーバード大学から英国のオークスフォード大学を卒業し、投資コンサルタント企業を経て故郷の町の市長になりました、その任期中に海軍予備将校としてアフガニスタンに従軍するという「長い回り道」を経て今回、民主党の大統領選候補選びに立候補をしていたのです。

今回は選挙戦の継続を断念しましたが、同氏はまだ38歳。長い回り道で得た様々な経験が、これから生きてくるとすれば、それは一番近い帰り道になる可能性があるのです。

副大統領という話もありますし、八か国語を操る同氏には国連大使というポストもあり得る、とニューヨークタイムズ紙は考えているようです。またアフガニスタンに従軍した経験がありますので、国防長官をはじめ安全保障問題を担当することになるかもしれません。長い周り道は決して無駄にはならないのです。

どちらの国の政治家がより優れているかという問題では、もちろんないとは思うのですが、38歳の若さで、こうした経験を積み重ね、そうして得た経験から、人々の心を捉える自分自身の言葉で有権者に訴えることができる、という彼の地の政治家の素晴らしさを私は羨ましく思うのです。

日本でも将来を嘱望されている某環境大臣の発言を考えてみると、その差は天と地ほど違っているようです。日本ではそれで通ってしまうのです。有権者は政治家に言葉を期待していません。雰囲気を感じているだけなのです。

何を言っているのかなど、ほとんど考えていません。発言の内容を文字にしてみて、もう一度読み直してみると、何を言っているのか意味が全然理解できないのです。

政治家の命は言葉だと思うのですが、国会における総理大臣や担当大臣の答弁を聞いていると、尻尾を掴ませないことだけに全力を傾けている、としか思えない発言の連続なのです。安倍内閣になり一段とタチが悪くなってきました。

政治の未来が暗くなる一方なのは、こうした答弁の積み重ねが指し示しています。私たちはそのことに、一刻も早く気づくべきなのです。