■20200305(木曜日:晴れ)

新さっぽろ駅前で、いただいたデザートです。

■今朝はゆっくりと休みました。昨日は夕方から雨が降り始め、いささか寒々しい天候でしたが、今朝は青空が広がっています。

でも天気予報によれば北海道では今日は、強い低気圧の接近で大荒れの天気になるようです。風や大雪で被害が出ないことを祈るばかりです。大好きな北海道の大地や人々が被害を被るのは、とても辛いことです。

■さて、今日の東京新聞編集局南端日誌では、「一斉休校要請で国の対応、完全自習の無責任」と題して書かれています。特報部デスク氏の息子さんが、こんなため息をついたというのです。

別に勉強したくないわけじゃないけど、これを自分でやっといてね、っていうならそもそも学校いらなくない?

実に鋭い指摘です。この一斉休校について色々な指摘がありましたが、母親を中心に、親御さんが仕事に行けなくなるから困る、という指摘が多くされています。問題はそれよりも、子供達の教育を受ける権利を一方的に剥奪していることに対する糾弾がなされない日本は、もう終わったという指摘は痛烈です。

安倍晋三首相の腹心と言われる文科相でさえ、一斉休講を知ったのは首相が新型コロナウイルス感染症対策本部で発表した当日の27日だったというのですから、文科省が混乱し各市町村教育委員会、さらに学校現場がドタバタするのも無理はなく、とにかくプリントやっとけ、という対応も仕方ないのかもしれない、とデスク氏は書かれています。

毎晩のように、お友達と夕食会を開いていながら、対策会議には顔を出すだけのような首相の対応では、こうなるのも致し方ないかもしれません。安倍晋三首相に決定的に欠けているのは「恥」でも「知」でもなく、国民に対する「愛」だと、つくづく私は思うのです。