■20200323(月曜日:晴れ)

伊香保温泉への道です。

■今朝は走りました。先週の木曜日の午後から2人で旅に出ていましたが、昨日の夜10時過ぎに家に帰ってきました。

今朝は疲れもあったのですが、ここで走っておかないと、月100キロ走の目標が途絶えてしまいますので、頑張って起きて今朝もいつものコースを6.32km走り、これで今月は11回のランで71.54km。残り8日で28.46kmのところまで来ました。

月100キロ走の予定よりも少し遅れている状態ですが、なんとか頑張って今週積み重ねをするつもりです。

先週は木曜日の午後、富士山静岡空港から北九州空港へ飛びました。北九州空港へ行ったのは初めてでしたが、埋め立て空港のようで、空港の近くにはビジネスホテルが一軒あるだけで、吹きさらしの土地が茫漠と広がっているという感じで、食堂も空港内に三件あるだけでした。

この旅で一番感じたのは、なんといっても観光客の少なさです。外国からのお客さんがほとんどいないという状態で、富士山静岡空港からの航空便にも乗客は30名ほどしか乗っていませんでした。

そして、2日目の夜に泊まった、錦帯橋の旅館ではなんと宿泊客は私達ふたりだけでした。そもそも6室しかないこじんまりとした割烹旅館でしたが、当初予約した頃には一番狭い部屋しか空いていなかったようなのですが、再度調べた時には状況は随分変わってしまったようです。つまり、ほとんどが新型コロナウイルスのためにキャンセルされてしまったのです。

3日目に出かけた萩の旅館では思ったほど、キャンセルはなかったようで、外国からのお客さんはほとんどいませんでしたが、結構混雑していて、私も少し安心しました。あまり自粛、自粛では地域経済は疲弊するばかりです。

日曜日は早めに門司の方に帰ってきて、小倉の街を色々見て回りました。北九州市は人口90万を超える大都市で、小倉城もあり、町並みも風格を感じさせる良い街だと思いました。

小倉城も、そしてそれに隣接する松本清張記念館も、さらに小倉競馬場もコロナウイルスのために閉鎖、閉鎖の嵐で、見て歩こうと思ったのですが、どこも残念ながら見学することができませんでした。

小倉城にしても、小倉競馬場にしても、果たして閉鎖する意味があるのかどうか。野外場ですから、そこまでする必要はないと私などは思うのですが、同調圧力の強い日本では、人と違うことをするのはとても難しいことなのでしょう。

兎にも角にも、無事に家に帰ることができましたし、何よりも天気の神様に助けられて、それぞれの土地での素晴らしさを感じ、美味しい料理をいただくことができ、これ以上の喜びはありません。

夫婦2人でのんびりとレンタカーを運転しながら楽しむことができました。もう次回の旅が楽しみになっています。

こんなご時勢ですから、家に閉じこもる方が安全なのかもしれませんが、少なくとも健康で少しでも経済的に余裕があれば、国内で経済活動をして、地域経済に貢献しなければ、日本全体の首が締まってしまうと思うのです。

コロナウイルスはもちろん恐ろしいのですが、基礎疾患もなく元気であれば、自然に感染して抗体を持つ方が八割近くを占めるようですから、過度に恐れることはありません。

マスクや手洗いを励行することはもちろんですが、それ以上に過剰な自粛をする事は、決して日本の為にはなりません。きちんとした科学的根拠も示さず、情緒的で思いつきのような判断ばかりを政府が行っているために、国民は疑心暗鬼になってしまうのです。

ドイツのメルケル首相の国民へのメッセージと安倍総理のそれとを比較すると、その説得力、そして国民に与える安心感の大きさという点で、まさに雲泥の差となっています。私たちはそうした指導者のもとに生活を送っているということを、決して忘れてはならないのです。