■20200916(水曜日:曇)
■今朝はどんよりとした雲が空一面を覆っています。もうすぐ7時になる今の時点では、空気も涼やかで日中どこまで気温が上がるのかわかりません。
昨日も仕事を始めた頃には冷房なしでも良かったのですが、日が昇るにつれて気温も上がり始め、やはり冷房なしでは仕事を続けることは難しくなりました。
今日は臨時国会で菅政権が誕生します。安倍政権の政策を継続すると宣言していますので、世の中が大きく変わるということはなさそうです。
情報技術や人工知能の発展によって私たちの仕事は大きく変わろうとしています。ある識者によれば、我々の仕事は大きく二つに分類されるだろう。高度の専門職とマックジョブだ、というのです。 この流れは人工知能の驚異的な進歩によって、想像以上に 早期にまた過激に現実のものとなっていきそうです。
マックジョブとは、ハンバーガーのチェーン店マクドナルドで取り入れられている徹底したマニュアルによる仕事のあり方です。何の知識もない人でも数日のトレーニングを受ければマニュアルに則って業務をこなせる、という仕事のあり方です。
当然賃金が高くはありません。年収200万円未満の人々が、いずれ労働者の多くを占めるだろうという予想もあるほどです。しかしこの年収では普通に家庭を持ち子供を育てることは現実的には無理です。
全労働者の4割を占めるまでに至った派遣労働者の年収では、現在でも家庭を持つことは決して容易なことではありません。
少子化が進むのは必然となります。安倍総理はかつて少子化という国難に立ち向かう、と宣言して解散総選挙に打って出ましたが、派遣労働者を増やす政策を取りながら少子化に立ち向かうなどというのは、まさに矛盾の極みです。
少子化に対して本当に真剣に立ち向かう政治家が現れない限り日本の未来は明るくなりません。 自民党の野田聖子さんが、そうした趣旨の発言をされているのを新聞紙上で読みました。
野田さんが自民党の総裁に万が一就任するようなことがあれば、自民党にもそして日本にも、いくばくかの光が差し込むかもしれません。