■20210703(土曜日:雨)
■今朝も雨です。まさに梅雨末期の大雨となっています。沼津でも避難指示が出されており、対象世帯数は61,928。対象人員は13万532人と、ヤフーの天気災害欄には書かれています。二階の窓から西側にある道路を見ていたら、消防車が止まっていて交通整理をしています。冠水して道路が通行できなくなっているのかもしれません。
北側にある、高橋川は周囲よりも高いところを流れており、逆に言えば、少し水かさが増えると、周囲は水に浸かってしまう可能性が高いのです。以前はよく、水に浸かった道路の上をボートに乗って人が移動してる様子がテレビで報道されましたが、最近は放水路も整備され、洪水になることは、ほとんどありません。
この本格的な雨も、今日いっぱいで何とか峠を越えるようですので、とにかく災害の発生しないことを祈るのみです。沼津と言っても、海沿いの地域もあれば、川沿いの地域もあり、そして山の麓にある地域もあるのです。
■さて、今朝の東京新聞「週刊 ネットで何がーー」では、あの小泉進次郎環境大臣の発言が取り上げられています。「進次郎氏、珍発言でネタキャラに」。
さまざまな意味不明の発言を続けている小泉氏ですが、そうした発言を一度きちんと考えてみる必要がありそうです。なにしろ数年前は「将来の総理候補」と、もてはやされたほどの政治家なのですから。
つまりは、私たちの将来を託するかもしれない政治家の一人なのです。お笑い芸人とは違うのです。執筆者のニュースサイト編集者中川淳一郎氏は、こんな発言を紹介しています。
2019年の気候行動サミットの際の環境問題に対して「今のままではいけないと思います。だからこそ日本は今のままではいけないと思っている」と発言。「ポエム大臣」とも呼ばれるようになったと指摘しています。
最後に中川氏は、こう締めくくっています。
もはや今となっては将来の総理ということではなく、次にどんな珍発言をしてくれるかが楽しみにされるという希代の政治家になっている。
小泉進次郎氏は人気があるのです。選挙の応援演説には引っ張りだこです。私たちは彼に何を求めているのでしょうか。私たちの国の将来なのでしょうか、それともお笑いなのでしょうか。
もちろん人を笑わせるというのは最高に高度な知的作業なのですが、彼の発言にそれを感じることは、決してありません。残念ながら、有権者のレベル以上の政治家は生まれないのです。
私たちは彼の発言を深く噛み締め、それを喜ぶ自分自身を深く、自省しなければいけないのです。もしそうしなければ、私達の社会の未来も彼の発言同様、意味不明になってしまうからです。