■20210729(木曜日:曇)

今朝走っていて見つけたコスモスです。街路樹の脇に咲いていました。

■今朝も走りました。3日連続ですので、いささか起き出すのに苦労しましたが、玄関のドアを開けてみると、雨も降っていないようでしたので、起き出していつもの通り準備運動後、5時からスタートしました。

今朝は42分35秒、5.78kmを走り、これで今月は14回のランで87.41kmを積み重ねました。月100キロ走達成まで残り2日で12.59kmとなりました。

天気次第ですが、達成できない残り距離ではないので、なんとか頑張ろうと思っています。

毎日患者さんを診ていると、以前は元気でしっかりしておられた方が、高齢化とともに、病院にやってくること、検査を受けること、どれもこれもが本当に大きな負担になっていくのが、歩く姿を見ていても容易に理解できます。

自分自身の脚で立ち上がり、自分の行きたいところに自分自身の体を運ぶこと自体が、難行苦行になってしまうのです。今まで当たり前に出来たことが、本当に、身体へのとてつもなく大きな負担になってしまうのです。

筋肉の衰え、筋肉量の減少が大きな要因に違いありません。特に下半身の筋肉量の減少は避けられない重要な問題です。しかも、このコロナ禍で、いっそう顕著になっているのですが、運動不足がさらに輪をかけます。体重は増えるばかりなのです。

つまり、車体の重量が増えるばかりなのに、エンジンの出力がどんどん落ちてきているようなものです。

いずれ家族に迷惑をかけるようになるのは必定です。可能な限り、そうした事態を避けたいのです。自分自身の意思で、自分の思うように自分の体を動かせることは、人間の持つべき尊厳の、まさに一丁目一番地ではないでしょうか。

しかし、それは何もせずにいては、維持することはできません。若い時には決して気づかない、歳をとることの大切な一面です。やがてやってくるに違いない、その日を1日でも私は先送りしたいのです。私にできることは、走ることしかないのです。そんな思いで私は走り続けているのです。

■さて、今朝の東京新聞には日産自動車が3年ぶりに黒字へ転換した、と書かれています。

また昨日のネットニュースで読んだところによると、日本が策定した電気自動車充電プラグの規格であるチャデモが、ヨーロッパでは採用廃止になったというのです。

かつてカルロス・ゴーン氏がリーダーとして、世界初の量産電気自動車である日産リーフを発売し、その充電規格であるチャデモは、公共充電施設にはヨーロッパでは必ず取り付けられることになっていました。

しかし、現在チャデモを持つ電気自動車はリーフだけと言ってよく、世界的に見ればリーフは殆ど売れていません。

日本発の世界標準規格の一つが、また消え去ることになります。本当に愚かなことです。日本は何度同じ過ちを繰り返せば、生まれ変わることができるのでしょうか。私は大変悲観的にならざるを得ません。