■20220406(水曜日:曇)
■今朝は走らずに、ゆっくりと休みました。と言いたかったのですが、実はよく眠れませんでした。夜中から暑くて目が覚めてしまったのです。結局、敷いていた薄い毛布を外し、寝間着を替え、さらに掛け布団も薄手のものに変更して、ようやく安眠出来ました。
気温が極端に変動したわけでもないとは思うのですが、その変化に体が付いていけないようです。したがって、環境を変えるしかありません。2,3年前からの、こうした身体の変化に対応して、ベッドの周りにはすぐ替えられるように、寝間着や掛け布団などを置いてあります。
歳をとると、変化に対応できなくなるのは、こんなことからも、思い知らされることになります。
■さて、ウクライナ情勢は益々混沌化しているように見えますが、それはテレビから流れる情報だけを見ているから、そうなるのかもしれません。新聞も、大同小異です。ロシアへの敵意、反感、憎しみを煽るだけの報道と言ってもおかしくありません。
NHKニュース9では、1時間の放送時間のうち、なんと30分近くを、ウクライナ情勢に費やしています。これほど難民に対して温かい心を持ち、国際情勢の分析に、NHKが熱心だったとは、今の今まで気づきませんでした。
ということで、NHKや民放テレビ、あるいは大手の新聞を読んでいても、ウクライナ問題の背景を理解することはできませんので、他の情報源を探してみました。
一番信頼できるのは、言うまでもなく、「田中宇の国際ニュース解説」なのですが、2,3年前から購読を始めた、山口県で発行されている、「長周新聞」は、とても素晴らしい新聞です。読み応えがあり、内容もとても深いものだと、私は思っています。
その中でも、以下の記事は大変参考になります。
早期停戦の鍵を握るのは米国ーそそのかしてきた奴、表に出ろーウクライナ危機の原因を紐解く・本紙記者座談会
4月2日に掲載されましたが、ネットでも読むことができますので、リンクを貼りました。
やはり、ウクライナ問題を少しでも正しく理解するには、これまでの経緯、歴史をきちんと学ばないと、ただただ情緒に流されてしまい、「テレビを観ては憤るのが善人の証」であるような状態に陥ってしまいます。つまり、何の解決にも至らないということです。
そして、これから世界がどういう方向に向かい、どんな世界が築かれていくのか、ということに全く気付かないという、能天気な状態になってしまうのです。多分、多くの日本人が、そうなっているに違いありません。
気づいた時には、手の施しようがないほど世界は変わっており、日本は置いてきぼりを食ってしまうのです。その時日本は、主体性が無く、気概のない、そして貧しい国になってしまうのです。
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