■20220421(木曜日:晴れ後雨)

昨年のGWに出掛けた鳥取県「道の駅:琴の浦」です。海産物が所狭しと並んでいます。バイ貝です。

■今朝は走りました。目覚ましの鳴る15分ほど前に目が覚めましたので、そのまま起き出して、準備運動後スタートしました。

校庭での走る時間を、今朝は25分に設定しました。結局、今朝は46分14秒、6.98kmを積み重ね、これで今月は7回のランで45.22kmとなり、月88キロの目標までは、残り9日で42.78キロとなりました。

カレンダーを見ると、残り 9 日で 43 キロはいささか難しそうですが、少しでも積み重ねをして、6月5日に開催される千歳JAL国際マラソンに、備えたいと思っています。

■さて、NHKのニュースを見ると、相変わらず、まずはウクライナの様子が報道されています。新聞を読んでいても、一方的に近い報道ですので、ほとんど参考になりません。

私が今、読んでいるのは山口県で発行されている「長周新聞」です。「いかなる権威にも屈することのない人民の言論機関」と謳っています。毎週3回発行されていますが、さすがは山口県だと感じます。

明治維新で絶大な活躍を果たした長州藩ですが、司馬遼太郎さんが描くほどには、綺麗事ばかりではなかったようです。最近になって、否定的な意見も散見されるようになりました。

しかし、この長周新聞を読んでみると、地方紙でありながら、これだけの内容の新聞を発行し続けるというのは、本当にすごいことだと思います。まず、人材がいなければいけません。そして、経済的な後ろ盾もなければ、継続することは無理です。応援している地元の方が、かなりいるのではないでしょうか。私も定期購読者のひとりとして、こうした新聞を読めることの喜び、そして応援できることの誇りを感じています。

ウクライナ問題が勃発してから、テレビや新聞に対する見方が、かなり鮮明になってきました。「田中宇の国際ニュース解説」を愛読している私としては、既存のマスメディアのいかがわしさは、それなりに理解していたのですが、ウクライナ問題の報道を通じて、そのいかがわしさは確信に変わりました。

4月20日付の長周新聞の記事は、「電気代5倍になった英国、国民への制裁ではないか?、ガソリンも食料も高騰、武器支援やめ、停戦合意を促せ」と題して書かれています。

そこには、ロシアのエネルギー資源が、いかにヨーロッパ諸国の人々の生活に、深く結びついているかが、わかりやすく書かれています。イギリスでは、ロシアへの制裁によって、ロシア産原油や天然ガスの供給が滞ることへの懸念から価格が上昇し、これまで一般家庭で月額9,000円ほどだった電気代が、3月からは、なんと56,000円になった例もあるというから驚くばかりです。

ウクライナ以前からの経済政策によって、イギリスでは物価が上昇してきていたのですが、ウクライナ危機によって、こうした状況が加速されているのです。

そして、国民からは「求心力を失った政権の支持率回復のためにウクライナ危機を利用するな」との声が上がっているのです。ロシアを制裁しろ、エネルギー輸入を止めろ、というアメリカの声に従ってヨーロッパでは、エネルギー不足が深刻になっており、その隙間を縫ってアメリカから、割高のシェールガスを買わされているという実態があります。

なんのことはない、一番ボロ儲けしてるのはアメリカなのです。戦争が早期に終わってしまっては、ボロ儲けが出来ないアメリカは、武器を援助することで、一日でも長く戦いが続いてほしいのではないでしょうか。

そうした情報は、決して日本では流れる事はありません。このようなマスコミしか持てない日本という国は、本当に情けない国になってしまいました。一刻も早く、一人ひとりの国民が目を覚まして、きちんとした情報を自ら獲得し、自らの頭で考えなければ、日本の未来は暗くなるばかりです。

フランス大統領選挙で、ルペン候補が万が一当選することがあれば、事態は劇的に改善されるに違いありません。その結果に目が離せないのです。