■20211015(金曜日:晴れ)
■今朝も走ることができませんでした。目覚ましは合わせてあったのですが、起き出すことができませんでした。
眠り続けていたい気持ちと、起き出して走らなければいけない気持ちの葛藤なのですが、眠り続けたい気持ちが、結局勝ち続けています。確かに、気候は眠り続けるのに、ちょうど良い時期なのです。
滅入っても落ち込んでも、いたしかたありません。起きだすことのできる朝には起き出して、走るしかありません。
■さて、昨日は衆議院が解散されました。31日に投開票の予定です。民主党政権が崩壊し、安倍内閣が誕生して以来、自民党が連戦連勝を続けています。
しかし、実態を見てみると、この間に日本の勤労者の平均所得は下降するばかりです。今では先進諸国の中で、唯一賃金が上昇せずに下降している国となってしまいました。日本は貧しい国になってしまったのです。
勤労者の所得が増えることが、国の経済政策の目標だとすれば、自公連立政権の経済政策は失敗だったという事です。残念ながら、政権与党の幹部から、反省の言葉が漏れてこないことに、大変残念な思いですし、憤りすら覚えます。要するに、国民の生活を第一に考えていないということの証左です。
今朝の新聞には、今回の総選挙では、消費税で与野党に対立軸がある、と経済アナリスト森永卓郎さんが語られていますが、これまでの選挙できちんと掲げられてこなかった対立軸が鮮明に掲げられたことで、この選挙には大きな意味があるのです。
ここで政権が変わらなければ、おそらく消費税はさらに増税されることになるでしょうし、勤労者の賃金は、さらに下降するに違いありません。これからの日本の、まさに未来がかかっているのです。
こうした明らかな対立軸が明示された一つの要因となったのが、れいわ新選組代表・山本太郎氏の活動ではなかったでしょうか。2019年の参議院選挙で旗揚げした彼の政党の活動が、ここまでの流れを生み出したと言っても過言ではありません。
彼の活動ビデオを私も何度も見ましたし、寄付もしました。一人でも多くの方に彼の訴えを聞いてほしい、と心から願っています。その内容は少しも奇抜なものではなく、本当に常識的で、まさに王道的な主張なのです。国民の幸せを心から願っている、という彼の思いは、誰にとっても福音になるのではないでしょうか。
昨夜のNHKニュースの中で、街の若い有権者に選挙について尋ねていました。選挙には行かない、どうせ年寄りのための政治しか行われない、どうせ変わらないから、とその彼は述べていましたが、彼がそう考える原因の一つに、NHKの報道姿勢があることも事実なのは、大変な皮肉です。
れいわ新選組の活動を、NHKが正当に報道していれば、若い有権者の気持ちも、大きく変わっているはずです。報道機関の姿勢というものの影響力の大きさを強く感じた、この10年でした。