■20211009(土曜日:晴れ)

今年は庭の柿の木から5つだけ収穫できました。

■今朝も、ゆっくりと休みました。体調も、ほとんど回復したのですが、まだ走るのはいささか不安です。先週の土曜日に走って、日曜日に急性胃腸炎を起こしましたので、今日までは走らずに体力の回復を待ちました。

胃の調子も完璧とは、まだ言い難い状態です。致し方ありません。自分の体と対話しながら少しずつ、前に進むしかなさそうです。

■さて、今月の終わりには衆議院選挙の投票日もあるようで、本当にドタバタです。新しく総理大臣になった岸田氏も、本来でしたら、国会での論戦を通じて自分の目指す政治を語るのでしょうが、内閣が誕生したてで、国民からも厳しい批判を受ける前に、総選挙を済ませてしまいたいようです。

ボロの出ないうちに選挙をしてしまいたいのです。気持ちは、よくわかります。時間が経てば経つほど問題点が噴出して、ニッチもサッチもいかなくなりそうな顔ぶれだからです。

日本は 20 年以上にわたって、右肩下がりの経済を営んできました。先進国の中で唯一と言っていいほどの、惨めな落ちぶれ方だったのです。マスコミは、あまりその事を報じません。未だにアジアで一番の経済大国であるかのごとく、幻影を振りまいています。

まずは、そうした現状を認め、過去の経済政策の失敗を反省した上で、次の10年間日本経済の充実を図るために何をするか、と語るのであれば良いのですが、政権与党の幹部の皆さんには、そうした認識がないようです。

なぜなら、反省の言葉が一言もないからです。国民を貧しくしてしまった反省が無いのです。とても不思議な光景です。

今のままの政権が続けば、これまでの20年間と同じことが続くでしょう。それを変えられるのは、有権者だけなのですが、半分の方は棄権してしまうのですから、この国に未来はないと言っても、言い過ぎではありません。