■20211021(木曜日:晴れ)

2019年に出かけたベトナム・バクザン省のレストランです。到着した、その夜、牛肉フォーを、みんなで食べました。

■今朝は走らずにゆっくりと休みました。昨日の朝7キロ弱を走りましたので、先月の経験に学び、無理をせずに休養としました。続けて走ると、昔と違って疲れが抜けずに、蓄積してしまうのです。無理をしても致し方ありません。

■さて、今朝の東京新聞3面では「18歳で裁判員、寝耳に水」と題して書かれています。こう書き出されています。

来年4月の改正少年法施行に伴い、裁判員に選ばれる年齢が20歳以上から18歳以上に引き下げられる。候補者名簿の変更などを経て、実際に運用が始まるのは2023年だ。

卒業間近に控えた高校3年生が裁判員となる可能性がある。2009年5月に始まった裁判員制度では大きな転換点だが、事前に周知されず、議論もなく始まったことに疑問の声が上がる。

アメリカの映画を見ていると、日本の裁判員ではなく、陪審員がしょっちゅう登場します。検察官や弁護士が陪審員の気持ちを、いかに掴むかに腐心している様子が描かれています。

日本の裁判員制度は、どのようなものなのか、現場を見たことがないので私には分からないのですが、高校生が務めるには少し荷が重いように感じます。

日本では、まだまだ法教育の充実がなされていません。いわば、知識も装備も身につけることなく、無防備に戦いの場に送り出されるようなものです。

結局、質の高い裁判が行われる可能性が低くなりますし、裁かれる方の容疑者にしても、裁く方の裁判員にしても、納得がいかないことになりかねません。時間をかけて議論をする必要がありそうです。