2022 年 02 月 11 日 北海道小樽市街と石狩湾です。

月: 2022年4月

破壊的技術革新

■20220410(日曜日:晴れ)

東京富士美術館です。「旅路の風景─北斎、広重、吉田博、川瀬巴水」と題して、富嶽36景、東海道53次の木版画コレクションです。

■今日は久しぶりのゴルフでした。新沼津カントリークラブAクラス月例です。今年度からのハンディキャップ改訂で、からくも首の皮一枚でAクラスに残ることが出来ましたけれども、風前の灯火です。

今日は、なんとしても良いスコアを出そうと思って臨んだのですが、ダメでした。やはり付け焼き刃では、うまくいきません。いい時と悪い時がバラバラです。バターも替えてみたのですが、長い距離になると、タッチが全然変わってしまい、スリーパット、フォーパットを連続してしまいました。

今日は暖かく、風もほとんどない天候で、先月から比較すれば様変わりでした。絶好のゴルフ日和だったのですが、100を切るのが本当に難しくなってきました。

■さて、ウクライナ情勢も大変気になるのですが、コロナ禍の状況で、海外の情報が十分日本人の耳に入っていないのではないか、という危惧があります。例えば以下の情報では、タイでのモーターショーの様子が報告されています。

タイで販売首位のトヨタを中国メーカーが猛追!?
バンコク国際モーターショーに登場したアジアの最新電動車!!

日本にいると、世界で一番素晴らしい日本車以外に、選択肢などあるのか、と勘違いしがちですが、世界は大きく動いているようです。

昨年、中国では300万台以上の電気自動車(EV)が売れたそうです。全体から見れば、まだまだ少数派なのでしょうが、このEVの中には、日本製がほとんど入っていませんので、結局その分、日本車のシェアが食われたという計算になります。

EVの割合が増えれば増えるほど、日本車の市場占有率が落ちるわけです。日本製のEVは殆ど売れていません。

上記のバンコク国際モーターショーでも、アジア各国のEVが話題になっています。ベトナムにしてもそうですが、国産のEVを製造、販売できるように、と国をあげて応援しています。

ガソリンエンジン車では、日本に全く歯が立たなかった各国も、EVとなると条件が全く違ってくるのです。国の基幹産業としてEVを育てようという、強い意志を持っている国が増えてきているのです。

簡単に言えば、その分日本車のシェアが削られる訳です。今までダントツの力を持っていた日本車ですが、破壊的なイノベーションが起きる時には、逆に今までの強みは弱みに変わってしまうのです。

円安によって日本の自動車メーカーは、笑いが止まらない状況ですが、国民は物価の値上がりによって生活は苦しくなるばかりです。円安だからと言って、喜んでばかりはいられないのが現状なのです。

善悪

■20220409(土曜日:晴れ)

今回でかけた奥多摩の旅館です。初めて訪れました。

■今朝は、ゆっくりと休みました。昨日の朝、7キロ強を走りましたので、今日は休養日です。昨日から気温も上がり、天気予報では、今日は気温が25度を超えるのではないかと言われています。我が家の北にそびえる愛鷹山も、霞んで見えています。

暑くなったり、寒くなったり、これこそ三寒四温だと言いたいのですが、調べてみると、これは2月から3月上旬、冬から春への季節の移り変わりの時期に使われる、とあります。

日の出前頃になると、最近夢を見るようになりました。ひょっとすると冷え込んで、今の装備では寒いのかもしれません。もう少し工夫をすれば、その時間帯に夢を見ることもなく、熟睡できる可能性があります。

■さて相変わらず、ウクライナ情勢の報道が続いています。何が真実で何が嘘なのか、容易に判断できないのですが、以下の田中宇さんの記事は読むに値します。このような内容の報道が、日本のマスコミでは一切なされていません。つまり、多くの日本人は、これとは真逆の考え方に凝り固まっています。

市民虐殺の濡れ衣をかけられるロシア
2022年4月8日   田中 宇

一方、国連での様子を伝えるニューヨークからの特派員報告では、

7日の国連総会で、人権理事会からロシアを追放する決議を採択し、ウクライナで多数の民間人を虐殺したとされる責任を強く糾弾した。

ただ、賛成した93カ国は193の加盟国の半分以下で一枚岩にはなれなかった。米欧への反発やロシアに配慮する国が少なくない現実も示し、国連の分断を懸念する声も上がっている。

この報告を素直に読めば、米英が主張していることが正しく、それに従わない、半分以上の国々が間違った方向に進んでいると読めます。なぜ半分以上の国々が、米英の主張するロシアによるとされる虐殺の責任追及について反対しているのか、深く考察していません。少し考えてみれば、とても奇妙です。

正式な事実認定がされていない段階で、一方的な善悪の判断をすることがおかしいことは、誰でもわかることですが、どうもマスコミでは、そうはなっていません。つまり、米英の主張が善であり、それ以外は悪であるという決めつけです。まさに、今のNHK報道が典型です。

田中宇さんの記事を詳しく読めば、少なくとも今の一方的な報道が理にかなっていないことが、容易に分かります。一旦立ち止まって、もう一度考え直してみることが、とても大切な時期ではないでしょうか。

もし将来、トランプ氏が再びアメリカ大統領になり、プーチン大統領との関係を正常化し、これまでの事実関係を再検証した場合、果たして今のマスコミ報道が、どのような判定を受けるのか。これも、またきわめて興味深いものです。私達は、それを忘れてはならないのです。

時代の流れ

■20220408(金曜日:晴れ)

奥多摩にある多摩川沿いの旅館でした。

■今朝は走りました。いつものように5時に目覚ましを合わせ、生ごみを所定の位置まで運び、準備運動の後、スタートしました。昨日のように、体のだるさのために起きづらいことも、ありませんでした。夜中に1度トイレに行きましたが、その後は順調に眠れたようです。

今朝は3日ぶりに51分45秒、7.57kmを走り、これで今月は2回のランで、14.55 kmを積み重ねました。月88キロの目標まで、残り22日で73.45kmの地点まで来ました。

今月は、Takuたちとの奥多摩の旅がありましたので、最初に走ることができたのが5日でした。ということで、今月は目標には程遠い状態です。

今朝は、走り始めは少し体も重かったのですが、次第に足取りも軽くなり、結局最後の1キロが一番スムーズに足が運べたように感じました。6月の千歳JAL国際マラソンでは、今日の距離から更に10キロを走らなければなりませんので、考えただけで気が遠くなりますが、とにかく積み重ねていくしかありません。

■昨日はロータリークラブの例会が、2ヶ月ぶりにありました。久しぶりに仲間と会って、元気そうな顔を見ることができて、ほっと一安心ですが、あまりに休会が続くと出かけるのが、とても億劫になってしまいます。

ましてや、去年から例会場が遠くなってしまい、いつも仕事を終えてから出かけると、ギリギリになってしまいます。赤信号で2回も止まれば、たちまち遅刻になりかねないほどの、余裕のなさです。

例会場の位置から言えば、私たちのクラブは名称を変更すべきかもしれませんし、現実に会員となっている人達を見てみると、昔のように町の西部に住んでいる人達よりも、駅周辺あるいは東部に住んでいる人の方が多い訳ですから、設立当初の意味合いとは全くクラブの性格が変わってしまいました。

クラブはもちろんそれでいい訳ですが、もう自分の参加している意味はなくなったと言えそうです。創立時からの会員が私を含めて三名だったのですが、高齢化も進み、いよいよ私が最後の創立時会員になるのも時間の問題です。新陳代謝を進めるという意味も、考えなければならない時期に来ているようです。

■さて、ウクライナ問題は膠着状態にあるようですが、林外相が訪問先のベルギーのブリュッセルでNATO外相の関連会合に出席し「侵略を直接・間接的に支持している国がいることは、憂慮されるべき事態だ。中国は、ウクライナ侵略について、いまなおロシアを非難していない」と述べて、中国の対応を名指しで批判しました。

北大西洋条約機構の会合に、なぜ日本の外相が出席して、威勢のいい発言をしなくてはいけないのか、素朴な疑問を感じます。未だにアジア一番の先進国として、欧米先進国と肩を並べていると、誤解しているのではないでしょうか。

多くの国々が、これまで先進諸国と言われてきた欧米諸国のいかがわしさを、ある意味大っぴらに発言出来るようになってきています。今までのようなアメリカ一極支配の終焉が、確実に近づいています。

様々な考え方が認められつつあるというのはとても良いことですし、国際紛争が地域の大国を中心にして、話し合いで進められていくであろうことは、さらに良いことだと私は思っています。

極東の国である日本が西の果てまで行って、他国を批判して一体どれだけの意味があるのでしょうか。もう、そんな時代は終わりつつあるのです。アジア諸国の誰からも尊敬されることはないでしょう。

時代の流れを、他国はしっかり感じているのです。時代遅れの振る舞いは、国益に繋がりません。そうした行動を煽るマスコミの責任は、とても大きいのです。国の進路を誤らせる、大きな要因です。それが、今の日本の現状なのです。

参加料振込

■20220407(木曜日:晴れ)

先週訪れた奥多摩の旅館でいただきました。山女魚(ヤマメ)です。

■今朝は走るつもりで、目覚まし時計を合わせてあったのですが、起き出すことができませんでした。倦怠感が、とても強かったのです。理由は、よくわかりません。花粉症のためでしょうか。

とにかく、起き出す頃に、だるくてだるくて仕方がなかったのです。結局、1時間弱布団の中でグズグズしてしまいました。6時前に起き出して、資源ごみを所定の場所に運び、新聞をとって戻りました。

ちょうど起き出す頃に、こうした強い倦怠感に襲われることは、時々あります。原因をいろいろ考えても、必ずたどり着けるわけでもありません。

今こうしてブログを書いている時には、その倦怠感も、ほぼ消えています。明日の朝は、なんとしても起き出して、積み重ねをしていかないと、目標達成は、とても困難になります。焦っても仕方ありませんので、のんびりと少しずつ、行くしかありません。

6月の第1日曜日に開催されることになった、千歳JAL国際マラソンの参加料を、昨日振込みました。5,200円です。クレジットカード決済です。今年の参加申し込みは、3月1日からネットで行われていたのですが、3月27日に締め切りました。

参加料の振込みは、4月1日から12日まで別途行う、という異例のやり方となっています。コロナウイルス感染対策として、参加者の数を絞り込んだり、種目を減らしたり、さらに感染状況を見て、やはり中止にすることも、開催委員会は考えていたのではないでしょうか。状況を見ながら開催を最終的に決定し、参加料の振込を行ってもらったのでしょう。

2020年の大会では、参加申し込みと同時に参加料を振り込む、例年の形だったのですが、その後土壇場になって開催中止となり、主催者も参加料の取り扱いに、大変苦労したはずです。そうしたトラブルを避けるために、申し込みと参加料の振込みを、別々にしたのではないでしょうか。

これで間違いなく、6月の第1日曜日には、千歳の青葉公園の中を走ることができそうです。例年と異なり、その走る距離は、ハーフではなく17キロとなりました。とにかく、最後まで完走できるように、トレーニングを積み重ねていくしかありません。

善人の証

■20220406(水曜日:曇)

昨日の朝の富士山です。前日からの雨で、真っ白な富士になりました。

■今朝は走らずに、ゆっくりと休みました。と言いたかったのですが、実はよく眠れませんでした。夜中から暑くて目が覚めてしまったのです。結局、敷いていた薄い毛布を外し、寝間着を替え、さらに掛け布団も薄手のものに変更して、ようやく安眠出来ました。

気温が極端に変動したわけでもないとは思うのですが、その変化に体が付いていけないようです。したがって、環境を変えるしかありません。2,3年前からの、こうした身体の変化に対応して、ベッドの周りにはすぐ替えられるように、寝間着や掛け布団などを置いてあります。

歳をとると、変化に対応できなくなるのは、こんなことからも、思い知らされることになります。

■さて、ウクライナ情勢は益々混沌化しているように見えますが、それはテレビから流れる情報だけを見ているから、そうなるのかもしれません。新聞も、大同小異です。ロシアへの敵意、反感、憎しみを煽るだけの報道と言ってもおかしくありません。

NHKニュース9では、1時間の放送時間のうち、なんと30分近くを、ウクライナ情勢に費やしています。これほど難民に対して温かい心を持ち、国際情勢の分析に、NHKが熱心だったとは、今の今まで気づきませんでした。

ということで、NHKや民放テレビ、あるいは大手の新聞を読んでいても、ウクライナ問題の背景を理解することはできませんので、他の情報源を探してみました。

一番信頼できるのは、言うまでもなく、「田中宇の国際ニュース解説」なのですが、2,3年前から購読を始めた、山口県で発行されている、「長周新聞」は、とても素晴らしい新聞です。読み応えがあり、内容もとても深いものだと、私は思っています。

その中でも、以下の記事は大変参考になります。

早期停戦の鍵を握るのは米国ーそそのかしてきた奴、表に出ろーウクライナ危機の原因を紐解く・本紙記者座談会

4月2日に掲載されましたが、ネットでも読むことができますので、リンクを貼りました。

やはり、ウクライナ問題を少しでも正しく理解するには、これまでの経緯、歴史をきちんと学ばないと、ただただ情緒に流されてしまい、「テレビを観ては憤るのが善人の証」であるような状態に陥ってしまいます。つまり、何の解決にも至らないということです。

そして、これから世界がどういう方向に向かい、どんな世界が築かれていくのか、ということに全く気付かないという、能天気な状態になってしまうのです。多分、多くの日本人が、そうなっているに違いありません。

気づいた時には、手の施しようがないほど世界は変わっており、日本は置いてきぼりを食ってしまうのです。その時日本は、主体性が無く、気概のない、そして貧しい国になってしまうのです。

大変革期

■20220405(火曜日:晴れ)

サホロリゾートスキー場です。ゴンドラ駅から降りてきました。二人でビデオを撮り合っていました。

■今朝は走りました。先週末から旅行に出掛けましたので、走ることができず、今日は先月の31日以来、5日ぶりとなります。いつもの如く、5時に目覚ましを合わせて起き出し、生ごみを所定の位置まで運び、スタートしました。

今日まで、休養を充分取っていたはずなのですが、体が重くて脚が進みませんでした。いつものように、小学校の校庭にたどり着き、今朝は25分間にタイマーを合わせて再スタートしました。最後の5分が随分と長く感じました。

校庭にある桜の木も、雨のためにかなり花が散ってしまい、今週予定されている入学式も、満開の桜の下での開催、というわけには残念ながらいかないようです。こればかりは致し方ありません。

今月も目標の88キロを目指して、少しずつ積み重ねていく予定です。家に帰ってきて北の空を見上げると、富士山が本当に真っ白なことに驚きました。今年の冬一番の、雪綿帽子ではないでしょうか。ここ数日の雨で、かなり雪が積もったようです。青空と雪の富士山の取り合わせは、何度見ても、本当に素晴らしいものです。

■さて、毎日ウクライナの状況が報道されています。ウクライナの首都キーウ近郊ブチャにおける、民間人とみられる多数の遺体の写真や映像について、ロシアを非難するための策略で、米国の指示によるものだ、とロシア外務省のザハロワ報道官は述べています。真相はもちろん、藪の中です。

しかし、これまでの戦争報道を振り返ってみると、イラク、シリア、リビアなどでの報道合戦で、以前私たちが見てきた映像と同じではないか、という既視感を私は感じました。

このような残虐行為を誰がしたのかは、結局のところ、最後までわからないのでしょう。しかし、それによって、どういう結果がもたらされるかといえば、ここで何とかロシアと折り合いをつけて、天然ガスの購入を続けていきたいヨーロッパ諸国は、妥協することが困難になった、という事実です。

ロシアからの天然ガスの供給が断たれれば、ドイツをはじめとするヨーロッパ諸国は大混乱に陥ります。ヨーロッパの没落です。そうなれば嫌でも、ヨーロッパ諸国はドルを離れて、新たな経済圏を作っていくしか、生きていく道はなさそうです。

そうなることを陰に陽に、意図している人々がいるに違いありません。全てはそこに向かって進んでいるように、私には見えるのです。まさに100年に1度の大変革期なのではないでしょうか。

免除

■20220404(月曜日:雨)

サホロリゾートホテル前の駐車場です。あるか彼方にゴンドラ駅が見えます。

■今朝も雨です。天気予報では、今日は一日中、雨だということが分かっていましたので、目覚ましを6時に合わせて、ゆっくり休みました。週末は孫と一緒に過ごしましたので、楽しかったのですが、いささか疲れも残りました。

行く時は奥多摩の宿まで、どの程度の時間がかかるか分からず、運転も緊張して疲れましたが、帰りは八王子駅から高尾山インターチェンジを経て戻りました。こちらの方が時間的にも短く、また雨の中でしたが渋滞もなく、ストレスはむしろ少ない程でした。

2歳2ヶ月の孫と一緒にいると、とにかくじっとしていないものですから、目が離せません。今は父親である息子も、あの頃は同じようにチョロチョロ動き回って大変でした。

そして、今回一番印象に残ったのは、髪の毛でした。孫の髪の毛は、息子のそれと、とてもよく似て、まるでビートルズを見ているような、マッシュルームカットだったのです。さらさらと、流れるような髪なのですが、息子もそうでした。

Sunが、自分でハサミを持ち出して、Takuの髪を綺麗に整えている様子を撮ったビデオが、今でも残っています。もう35年ほど前になりますが、あの頃の家族の様子を撮ったビデオは、私の本当の財産です。

人間の記憶など、当てになりません。あそこへ行った、ここへ行った、こんなことがあったと、断片だけは思い出せるのですが、ビデオを観直してみて、あーそうだったのか、と記憶の曖昧さに驚くばかりです。

もう30代の後半になった今の子供達と、ビデオの中で動き回る子供達の間に横たわる時間。今では、まるで別人を見ているような思いに駆られます。

考えてみれば、自分自身もすっかりおじいさんになってしまったのですから、子供達が変わるのは当然です。ましてや、孫が生まれているのですから、いかに時間が過ぎ去ったかが分かります。

■さて、田中宇さんの国際ニュース解説では、ロシアのプーチン大統領が欧米諸国に対して、ロシアから輸入する石油や天然ガス代金の支払いを、4月からルーブルでするように請求しています。

アメリカは拒否し、ヨーロッパも支払いに応じていないようですが、田中さんの分析では、ヨーロッパは近いうちに、要求を認めざるを得ないだろう、と書かれています。

つまり、天然資源の購入に米ドルではなくて、ルーブルで購入することになるのです。これまでは、世界中どこの国も石油の取引には米ドルが必須でした。外貨準備高とは、すなわち米ドルのことだったのです。もしヨーロッパが、ロシアからの石油や天然ガスの輸入をルーブルですることになれば、画期的なことなのです。

プーチン大統領は韓国や日本には、ルーブルでの支払いを強制していないそうです。天然ガスの購入に関して、韓国や日本は気体状態ではなくて、液化天然ガスとして輸入しているのですが、こうした購入方式の場合は、ルーブル払いを免除しているのです。

なんだか、ややこしい話ですが、プーチン大統領は韓国と日本だけは、対象から外してくれているのです。日本も天然ガスの10%は、ロシアからの輸入品です。

逆に言えば、ヨーロッパの国々を狙い撃ちにしているとも言えます。日本は対象から外されているのに、ルーブル払いに応じるつもりはない、となぜ大見得を切っているのか、と言えば、勿論アメリカに対して配慮しているからです。

結局のところ、ヨーロッパはルーブル払いに移行せざるを得ないだろう、というのは田中さんの見立てです。これまで欧州諸国とロシアが友好関係を築いてきた経緯を認めてきたアメリカが、2014年以降、なぜか急激な反ロ政策に舵を切ったことによって、ヨーロッパの国々はエネルギー資源の途絶という、深刻な事態に直面しているのです。分かりやすく言えば、梯子を外された、という状況でしょうか。

日本のマスコミの報道を見ているだけでは、まるで理解できない背景なのです。ここ数日の状況が、注視されます。

孫との週末

■20220403(日曜日:雨)

サホロリゾートスキー場です。今年は少し雪が重かったです。

■昨日は、仕事を終えてから家を出ました。奥多摩の宿で、TakuとMasatoと4人で宿泊する旅です。ちょうど中間地点で場所を選べば、お互いの負担が最小限で済みます。

調べてみると、どちらからも車で2時間程度の場所で、適当な宿がありました。奥多摩です。奥多摩に温泉宿があることを知りませんでしたけれども、調べてみて予約をすることができました。

東名高速道の海老名インターチェンジから圏央道に入り、日の出インターチェンジで降りて、一般道を走りました。インターチェンジを降りて30分程で、宿に到着です。通る道沿いにあるソメイヨシノは満開です。

私達が宿に到着したのは、15時少し過ぎでした。Takuたちが到着したのは14時少し前。昨日は、青空も時々見える天候でした。宿に到着して部屋に入り、その寒さにまず驚きました。早速、暖房を入れて室温を上げましたけれども、やはり奥多摩と沼津では気温がだいぶ違うようです。夏は、きっと涼しいに違いありません。

二階の部屋の窓からは、清流が流れているのが見えました。多摩川です。岸に並ぶ桜も満開でした。

久しぶりに会ったMasatoは、最初人見知りしていましたが、すぐに思い出してくれてほっとしました。もう、2歳と2ヶ月です。相変わらず動き回る身軽さは、少しも変わりません。

18時から夕食でしたが、その食欲には驚きました。子供食1人前を注文してあったのですが、すっかり平らげてしまいました。夕食前、そして夕食後にも、もう一度、Takuと3人で温泉に入って、楽しいひと時を過ごしました。部屋に戻って21時には、みんな揃って休みました。

■今朝は7時に起きて7時半からの朝食をとり、また3人でお風呂に入って、ゆっくりしました。部屋に戻って、四方山話に花を咲かせ、宿を後にしたのが10時過ぎ。

今日は、八王子にあるTakuの母校に行って、満開の桜を楽しむ予定でしたが、宿を出る頃には雨足が強まってきました。とりあえず、出かけようということで、30分程で到着しました。

駐車場に一旦、車を止めたのですが、雨脚が強まってきましたし、傘を忘れてしまったので、大学内を散策するのは諦めて、美術館に行きました。

昔は、Takuと一緒に、よく上野公園の美術館に行きました。最近では忙しくて、そんな暇はなさそうですので、久しぶりに貴重な時間だったのではないでしょうか。

とは言っても、2歳の子供連れでは、ゆっくりと絵を見ることも難しいのは致し方ありません。お昼前には美術館を出て、八王子の駅に向かいました。

市営駐車場に車を停めて、駅ビルの中で昼食をとりました。14時半には駐車場を出て、それぞれの帰途に着きました。

私達が家に帰ったのは16時少し前。圏央道も東名高速道路も混雑することなく、スムーズに帰ることができました。東名高速道路では、上り線が事故のため大混雑していましたが、下りはスムーズでした。

こうして楽しかった、孫との週末もあっという間に終わってしまいました。次回はいつになるのか、今のところ予定はありません。久しぶりに会って、Masatoがいろいろ言葉を話すようになったことに驚きましたが、日々成長しているのでしょう。次回を楽しみにするしかありません。

花冷え

■20220402(土曜日:曇)

サホロリゾートスキー場です。ちょうど良い休憩地点です。

■今朝は走らずに休みました。3月31日のどん詰まりに、目標達成までに必要な、10キロ余りの距離を走りました。さすがに、仕事前に11キロを走ったその日は、喋るのが億劫に感じられました。休養が必要です。

今朝は朝方、冷え込んだようです。5時に目が覚めたのは確認したのですが、それから夢見が良くありませんでした。こうした時、一番多いのは冷え込んだ時です。なぜだか、気温がある程度以上下がると、夢見が悪くなります。

自分では、寒いと感じていた訳ではないのです。掛け布団を替えようか、薄手のものを、もう一枚掛けようかと思いながらも、そのまま寝ていたのですが、やはりそうした方が、安眠できたようです。

東京、そして静岡でも桜は満開となっています。ですから、今の天候は花曇り、さらには花冷えと言えそうです。薄ら寒い朝です。

■今日は仕事を終えてから、東京の多摩へ行く予定です。Takuの住んでいるところと、我が家とのちょうど中間点あたりに集まって、Masatoと4人で一緒に過ごす予定なのです。両方にとって一番負担の少ない方法を考えました。

そして明日は、帰りがけにTakuの母校に寄って、満開の桜を楽しもうと、予定しています。はたして、どうなりますことやら。

飛ぶ鳥跡(あと)を濁さず

■20220401(金曜日:雨)

昨日の朝、走った際に撮りました。子どもたちがお世話になった小学校です。

■雨の朝です。今日から新年度、4月1日です。昨日は朝11キロを走り、昨年新たに設定した目標である、月88キロ走を無事に達成することができました。以前の目標、月100キロ走に比較すると、ハードルは低いのですが、それでも目標達成は6ヶ月ぶりです。その間、目標を達成するだけの気力と体力が、戻っていませんでした。

今年は3年ぶりに、千歳JAL国際マラソンも開催されることが決定し、3月1日から募集を開始しました。昨日調べたところでは、27日に申し込みを締め切りました。そして、今日4月1日から、参加料の振込みを受け付けています。期間内に参加料を振り込まないと、取り消しになるようです。

ただし、今年の開催形式は、以前のように、フルマラソン、ハーフマラソン、あるいは10キロ走など、たくさんの種目があるわけでなく、今回は感染対策もあり、フルマラソンと17キロ走の2種類だけです。しかも、参加人員を、それぞれ2,500名に限定して開催されます。

2014年から私は、このマラソンに参加しています。この間、Takuとも一緒に参加したことは、本当に楽しい思い出となっています。

当時、公務員ランナーとして有名だった、川内優輝選手も参加されていて、身近で拝見することができました。客室乗務員の方と、にこやかに談笑している川内選手は、とても爽やかなスポーツマンそのものでした。

今ではご夫婦で、プロランナーとして活躍されていますが、安定した仕事を捨てて、プロランナーとして活躍されるのは、本当に大変だと思います。きっと走ることが心から好きなのでしょう。

■昨日送られてきた、ある雑誌の中で興味深い記事がありました。ある大学の教授が、自己紹介を兼ねて書かれていたのですが、以前コレクターだった自分が今ではミニマリスト、いわゆる断捨離を進めて余分なものは一切持たない生活をされている、という内容でした。

記事に掲載されている写真を見ると、まことに、あっぱれなほど簡素そのものです。今は単身赴任の生活だそうですが、書斎にある大きな机の上は、すっからかんなのです。パソコン1台置いていません。まことに見事なほどのシンプルさなのです。あそこまでいくと、美しいという領域に入っています。

我が家も改築の検討をしているのですが、これを機に、自分の身の回りを見つめなおして、本当に必要なものだけを、残すようにするつもりです。あの世まで持っていけるものは、思い出だけかもしれません。

小学生の時、先生に教えていただいた言葉に、「飛ぶ鳥跡を濁さず」という諺があります。「立ち去る時は、跡を見苦しくないようによく始末すべきである。また、引き際はいさぎよくあるべきである」と、あります。

思い通りの死を迎える、というのは一番の難題なのでしょうが、自分自身も、飛ぶ鳥跡を濁さず、という最期を迎えられるように、今からしっかりと準備をすることが大切だ、と思うようになりました。

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