2022 年 02 月 11 日 北海道小樽市街と石狩湾です。

月: 2022年4月 Page 2 of 3

彩り

■20220420(水曜日:晴れ)

昨年のGWに出掛けた鳥取県「道の駅:琴の浦」です。海産物が所狭しと並んでいます。ヒラメです。

■今朝は、ゆっくりと休みました。昨日の朝、走りましたので、今日は休養日です。暖かい布団の中で、目覚ましが鳴ってから、ウトウト、そしてグズグズしているのは、実に贅沢な幸せだと感じます。

別に、何をしているわけではないのですが、何もしていない、その時間が至福なのです。そんな時間も、せいぜい15分ほどでしょうか。いつまでも、こうしていたいと思うのですが、それ以上はできません。

6時15分には起き出して、ビニールゴミを所定の位置に置いて、家に戻りました。いつもの朝食を、作る準備を始めました。

コーヒー一杯とヨーグルトに少しイチゴジャムを入れ、くるみパン2分の一枚に、納豆をのせます。納豆には、おからパウダーを小さじ1杯入れ、えごま油をさらに小さじ4分の一杯入れて、188回掻き回します。

果物としては、ポンカンを半分とキウイ半分です。Sunと二人で分け合っています。Sunはコーヒーと果物だけ食べるのが流儀です。

いつの頃からでしょうか、こうして私が二人分の朝食を用意しています。いつの頃かは、覚えていません。慣れてしまうと、面倒なことは少しもありません。

どんな果物を二人で食べるか、そして切り分けた果物を、どう盛り付けるか、それも楽しみの一つです。例えばポンカンとキウイですと、コントラストがあって彩りが鮮やかです。ポンカンとリンゴでは、コントラストが出ません、バナナとポンカンでも同じではないでしょうか。バナナでしたら、ぶどうと一緒の方が彩りが良いと思います。

大した材料ではないのですが、組み合わせだけでも、色々考えるのは楽しいものです。

■さて、今朝の東京新聞の社説には「戦争とヘイト ロシア人差別 許されぬ」と題して書かれています。

ウクライナ侵攻後、日本国内で暮らすロシア人に対する中傷や嫌がらせが相次いでいる。憎悪犯罪ヘイトクライムにほかならない。政府は看過せず差別を許さぬメッセージを発するのは当然だ。

と書き出されています。

2月24日以降、NHKのニュース見ると、まずはウクライナの情勢を報道しています。そして、ウクライナがロシアに一方的に侵略されている、という描き方になっています。つまりは意図して、ロシアに対する嫌露感情を煽っている訳です。新聞にしても同様です。双方の言い分を検討して、公平に報道するという姿勢は見られません。

ウクライナ最後の防衛の砦として、アゾフ大隊の戦いぶりを、まるで褒め称えるかのごとく、NHKが報道していたことには大変驚きました。NHKが、ここまでするとは、本当に驚くべきことです。

アゾフ大隊のことを、少しでも調べていれば、こうした報道ができるはずはないのです。NHKのあり方というものを、真剣に考え直す必要があります。

今、世界では記録的な物価高によって、庶民が苦しい生活に追いやられています。そのことを、まず報道すべきだと私は思うのですが、そこから国民の目をそらすかのごとき、こうした報道は、心あるジャーナリストから見ると、本当に悲しむべきことだと感じます。

もちろん、それは日本だけでのことではなくて、この問題の火付け役である、アメリカでも同様のようです。ウクライナに武器を供給し、戦争が、いつまでも続けば兵器産業は、ぼろ儲けです。

どこかの本で読んだのですが、まさにアメリカは戦争中毒なのです。世界中のどこかで戦争が起きていないと、国が回っていかない、そんな国になっているのです。日本にいると、そうした言葉は決して耳に入ってきませんが、いずれ世界が変われば、私たちはその実態を、知ることになるはずです。

目標まで

■20220419(火曜日:晴れ)

昨年のGWに出掛けた鳥取県「道の駅:琴の浦」です。海産物が所狭しと並んでいます。サザエです。

■今朝は走りました。いつものように、5時に目覚ましを合わせてあったのですが、15分ほど前に目が覚めました。再度寝てしまうと、起き出すのは大変だと判断し、そのまま起き出して、生ごみを所定の位置に運び、準備運動の後スタートしました。

今朝は、校庭でのランニング時間を25分に設定しました。結局今朝は47分08秒、6.50kmを走り、今月は6回のランで38.24kmを積み重ねました。目標の月88キロまでは、残り11日で49.76kmを残しています。

一日おきに走る予定ですから、今日で少なくとも、9回から10回は走らなければいけなかったのですが、まだ6回しか走ることができていません。天候や体調などを考慮しながら、無理をしない範囲内で、続けようと思っています。

身の丈の行動

■20220418(月曜日:曇のち雨)

昨年のGWに出掛けた鳥取県「道の駅:琴の浦」です。海産物が所狭しと並んでいます。しじみです。

■ロシア軍のウクライナ侵攻を受けて、両国から小麦を大量に輸入している中東諸国で、パン不足が深刻化しているようです。エジプトは世界最大の小麦輸入国だそうで、輸入小麦の8割以上をロシアとウクライナに依存しており、戦争の影響が如実に現れました。

ソ連時代、農業生産の不足から、大量の食料をアメリカから輸入していたことは周知の事実です。ロシアとなってから農業改革に取り組み、今では大輸出国に変身しています。

ロシアは食料だけでなく、実はリンや窒素などの肥料の生産においても、大きな役割を果たしており、そのためにますます世界での食糧不足が深刻化すると心配されています。

田中宇さんの指摘では、ロシアが目指すのは、米ドルによる一極支配ではなく、金・資源本位制の世界を目指しているそうです。

ドルが基軸通貨である限り、アメリカはいくらでもドル札を刷ることができます。輪転機を回せば良いのです。ベトナム戦争、イラク戦争、アフガン戦争など、どれだけ戦費が掛かろうが、ただ輪転機を回せば、いくらでも戦争が出来るのです。考えてみれば恐ろしいことです。

もしも、ロシアが目指している仕組みに変われば、めちゃくちゃな紙幣の増刷はできません。つまりは、身の丈に合わせた行動しか取れなくなるのです。考えてみれば、極めて当然のことです。今までが異常だったのです。

日露戦争で戦費の調達に四苦八苦し、何とか手を打って示談に持ち込んだ、かつての日本のように、身の丈に合わせて行動を取るのが当たり前の世界に、一刻も早くなってほしいものです。

10年後に果たして、どのような世界秩序が構築されているのか。それまでは、なんとか生き延びて、自分の目で確認したいものだと願っています。

一丁目一番地

■20220417(日曜日:曇)

昨年のGWに出掛けた鳥取県「道の駅:琴の浦」です。海産物が所狭しと並んでいます。

■今朝は走りました。今朝は34分47秒、5.24、kmを走り、これで今月は5回のランで31.74kmを積み重ねました。月88キロの目標までは、残り13日で56.26kmのところまで来ました。目標ラインからは全然遅れているのですが、とにかく少しずつ積み重ねていくしかありません。6月には千歳マラソンが待っていますので、とにかくやるしかありません。

昨日は2人で日帰り温泉に行って、一杯やって帰ってきました。実は、日にちを勘違いして、お風呂に出掛けてしまったのですが、結果的には、それでオッケーでした。今日、日曜日が雨になるものと勘違いしていて、それならば土曜日のうちに、お風呂に行こうと思いました。雨が降るのは、月曜日、明日です。

今日は、休日当番医。朝8時から17時まで、かごの鳥です。先週の日曜日に、当番を務めた友人の先生から連絡があり、休日当番でも、あまり患者さんが来なかった、とのことです。

確かに、夜間の待機当番を務めていても、コロナ以前と以後では、全く変わってしまったと言っても良いほど、患者さんの受診状況は変わりました。やはり、余程のことでないと病院に行かなくなった、ということではないでしょうか。

先日、ある医療機器を廃棄処分しなければならなくなり、医療廃棄物処理業者に相談したところ、こんな話をしてくれました。コロナ禍で来院患者数が減ってしまい、後継の問題もあり、もう閉院してしまう、と決めた医療機関が、自分が扱っているところだけでも、4軒ほどあるというのです。内科と小児科だそうです。

当院でも、確かに2割か3割ほど、来院患者数が減ったことはありました。まあ、幸いなことには、経営に致命的影響を与えるほどではなかったのですが、医療機関の中には、深刻なダメージを受けて閉院に至ったケースもあるようです。

特に、小児科は患者数が激減した、と言っても間違いありません。感染症の患者さんが、小児科の場合多い訳ですから、冬のインフルエンザがコロナ禍で、ほとんど消えてしまった年には、本当に大変だったと思います。

■どの企業も、どの業界もそうだと思うのですが、日本では人口が減少していますから、全体としてのパイは減り続けている訳です。物を買う人が減り続けていますから、生産する側からすると、設備投資をして増産することは考えにくいわけです。経済原則の基本中の基本でしょう。

企業が海外進出する際に、一番考慮する点は、やはり物を買ってくれる人がどれだけいるか、という点だというのは当然と言えば当然です。中国へ行けば、10倍以上の消費者がいるわけですから、そこで物を売って、買ってもらおうと思うのは当たり前のことです。

政権を預かっている人々が、真剣に少子高齢化を食い止めるための政策を、なぜ考えないのか実に不思議です。一丁目一番地の政治の役割を放棄しているとしか思えません。

何のために、わざわざ日本の国を貧しく、貧弱で、自立心のない国にしようとするのか、全く理解できません。

マスコミで報じられている状況とは全く異なるのですが、ロシアのプーチン大統領によって仕掛けられた行動によって、世界はドル一極支配体制から、大きく変わっていくでしょう。

アメリカに、おんぶに抱っこしてもらえば、日本が平和で繁栄していた時代は終わろうとしています。これからは、本当の外交が求められるのではないでしょうか。

岩波文庫

■20220416(土曜日:雨)

昨年のGWに出掛けた鳥取県「道の駅:琴の浦」です。

■今朝も走ることができませんでした。雨です。天気予報では、ぎりぎり何とか、なりそうだったのですが、5時に目覚ましが鳴って、雨音に気付きました。致し方ありません。もう一度、眠りにつきました。

こうなると2日前に、だるくて辛かったのですが、雨の降らなかったあの日に、走っておいた方が良かったかもしれません。まぁ、今更過ぎたことを嘆いても仕方ありませんので、天気と相談しながら、走っていくしかありません。

数日前までは、もう夏が来たのではないかと思ったほどだったのですが、なんと昨日の夜は、ネックウォーマーを持ち出して着用していました。寒かったのです。

■昨日の午後、今年度初めての学校検診も始まりました。学校医として検診事業に参加しているのですが、新年度が始まると恒例の学校検診が始まるのです。

詳しく調べたわけではないのですが、こうした学校検診という事業は、外国にはあまりないようです。

ベトナム戦争における、枯葉剤被害者支援の旅に、以前ベトナムへ出掛けた際に、小学校に立ち寄って、学校検診をしたことがありました。学校関係者に聞いたところでは、ベトナムでは、そうした検診事業は行なわれていないようです。今では経済力も付き、豊かになったベトナムでも、検診事業が始まったかもしれません。

■先日、岩波書店のホームページを見る機会がありました。昔は古典というと、岩波文庫で読むことが多かったのですが、今では書店に行っても、岩波文庫を見ることはほとんどなくなりました。岩波書店でも電子書籍を発行しているのか、と思って確認したのです。

辞書の定番、広辞苑を CD-ROM 版として発売したのは、かなり前ですが、電子書籍の取り扱いは、決して早い方ではありませんでした。いずれ書籍は全て電子化されるのは時間の問題だ、と当時から思っていた私は、一刻も早く岩波文庫を電子化すべきだと考えていました。しかし、やはり伝統ある書店ですのでなかなか、舵を切るのは難しいのでしょう。

昨日、確認したところでは、全ての作品ではないにしても、アマゾンや楽天の電子書籍にも対応しているようです。

ただ、古典という分野では、著作権の切れた作品がかなりあります。そうなると、誰もが自由に読むことのできる、青空文庫という存在がライバルとなります。

電子書籍で読むとなれば、むしろ、青空文庫の方が読みやすいとも言えるほどです。わざわざ、岩波文庫の電子版を購入する人は、あまりいないでしょう。出版業界は、インターネットの普及によって、本当に様変わりになってしまいました。

引っ越しや家の改築によって感じるのは、場所を占めてしまう、あるいは移動に大変手間のかかる、スペースインベーダーとしての書籍の存在です。処分するしかありません。でも、電子書籍ならば、その必要がないのです。

全ての書籍が電子化されている訳ではないのですが、そうしたことを考えると、出来うる限り電子書籍として保有しておくのも、終活の一つかもしれません。

ふりだけの敵視

■20220415(金曜日:曇)

庭の柿の木が、青葉で覆われました。

■今朝は起きるつもりで、目覚まし時計を合わせてあったのですが、ちょうど睡眠のリズムが悪いところで、目覚ましが鳴りました。レム睡眠中だったのでしょうか。夢も見ていましたし、きっと目もキョロキョロ動いていたのでしょう。骨格筋の筋活動も低下していて、弛緩した状態だったのです。

体がだるくて、起き出して走り出そう、という元気が出ませんでした。起き出して、無理して走っても害になることはないのでしょうが、とにかく、そうした気力が湧いてこないのです。もう一度、目覚ましを1時間後に合わせて眠りました。

ノンレム睡眠、レム睡眠の周期は90分から120分程で、朝方になるにつれてレム睡眠の持続が長くなって、夢も見ることが多いようです。一晩の睡眠全体では、約20%がレム睡眠とのことです。

まぁ、致し方ありません。天気と相談しながら、走れる時に走っていくしかありません。土曜日、そして日曜日も走ることは可能ですので、どちらかに、少し長めに走ろうかと思っています。

■さて、愛読している田中宇さんが、解説記事をまた公開してくれています。

田中宇の国際ニュース解説 無料版 2022年4月14日
田中宇:中立が許されなくなる世界

ウクライナ戦争によって、今はヨーロッパの状況が注目されていますが、実はアジアにおいても同様の変化が起きつつあります。つまり、米英側につくのか、そうでないかという踏み絵を迫られているのです。

アジアでは、二者択一を迫る峻厳な踏み絵は、まだ示されていませんが、いずれ日本も、そうした選択をしなければならない可能性があると、田中さんは指摘しています。

田中さんは将来的に米英側が迫ってくる、踏み絵の選択について、以下のごとく、まとめられています。日本人が、そのことをしっかりと理解の上、心して選択しないと、国の行方を間違える可能性が高いのです。

ロシアは、日本がAUKUSに入るかどうか注目している。日本がプロの戦争屋を気取ってAUKUSに入って中国敵視を強めたら、プーチンが中国に代わって日本を制裁するために、サハリンから日本に輸出している液化天然ガスもルーブルで払えと言い出すかもしれない。

プーチンや米英はプロの戦争屋だ。日本は違う。戦後の日本は、戦争屋になることを徹底的に否定し続けることでうまく繁栄を保ってきた。今後もできるだけそれを続けた方が良い。今後の国民生活を考えると、ロシアや中国への敵視も「ふりだけ」にするのが良い。

しかし、マスコミにあおられた国民が果たして、「ふりだけ」の演技をすることができるのかどうか。私は悲観的にならざるを得ないのです。

妄想

■20220414(木曜日:曇り)

子どもたちが通っていた小学校の校庭です。

■今朝は、ゆっくりと休みました。一日おきに走る計画を立てていますので、今日は休養日です。

昨夜は、新年度から新しく就任された、静岡県眼科医会会長とZoomで会談しました。私が担当することになっている講習会について相談したのです。

本当に楽になりました。メールでやり取りするだけでも、もちろん良いのですが、お互い顔を見ながら、雑談も交えて相談できるというのは、ありがたいものです。

先日、開催された県の総会でも、実際に静岡の会場に参加された先生は、たったの3名だったそうです。私もZoomでのオンライン参加をしました。開始5分前にパソコンの前に座り、終了すれば、すぐさまリビングに戻り、お茶を飲んでもよし、あるいは風呂に入ることもできます。

以前でしたら、駅に向かって急いで会場をあとにし、電車に乗って50分、往復2時間弱の時間がかかるのは当たり前でした。夏は汗まみれになるし、冬は寒くて凍えながらの往復でした。そんな日々が今では、本当に遠い昔のように思い出されます。

コロナ禍によって何が変わったといって、マスクの着用とオンラインセミナーは、日常生活を大きく変えました。多分、これからも変わることはないでしょう。

■さて、テレビの報道番組では、相変わらずウクライナの惨状が映し出されています。どのように解釈し理解するかは、まさに人それぞれだということがよく分かります。

NHKの報道番組を見ていると、明らかにロシアが諸悪の根源になっています。今まで、リベラルな識者だと思っていた方が、同様のプーチン諸悪の根源説を、堂々とネットで説かれていることに、大変驚くことがあります。

リベラル、つまり寛容であると思われていたのですが、どうも、そう単純ではないようです。リベラルだと言われる政党に限って、現実に起きている問題を、少しも解決しようとしなかったり、お題目のようにスローガンばかりを連呼している場面に、出くわします。リベラルとは嘘くさい、と感じてしまうことがあるのです。

昨日送られてきた、田中宇さんの国際ニュース解説を、ぜひとも皆さんに読んでもらいたいものです。その内容を、どう取るかはもちろん個人の判断だと思いますが、私には、とても理にかなった的確な指摘だと感じます。読む前と、読んだ後では、ものの見方が人によっては、180度変わるかもしれません。

田中宇の国際ニュース解説 無料版 2022年4月13日
[ 田中宇:まだまだ続くロシア敵視の妄想 ]

プーチンを悪魔のように罵ったところで、戦争が終わるわけでもありませんし、これからの世界が平和になる訳では勿論ありません。むしろ実態は逆です。世界を戦争に陥れている本当の元凶を、見極めることが何より大切なのです。

今の報道番組だけを見ていては、その核心部分にたどり着くことは、決してありません。つまりは、紛争は永遠に終わらない、ということです。

陰謀論

■20220413(水曜日:晴れ)

昨年植えた金柑の木です。まだまだ実がなるには時間が掛かりそうです。

■今朝は走りました。月曜日に走りましたので、2日ぶりとなります。一日おきに走る、という予定で計画を立てていますが、なかなか予定通りにはいきません。

それでも、今朝は5時に起きて、ビニールゴミを所定の位置まで運び、準備運動の後スタートしました。今朝は、41分46秒、6.14kmを走り、これで今月は4回のランで、26.50kmを積み重ね、月88キロの目標までは、残り17日で61.50kmのところまで来ました。

今朝は、足取りが当初は重く、とにかく走りきることだけを考えてスタートしたのですが、地面を後方へ蹴るようなイメージで走ることで、少しペースが上がったようです。

ここ三日間は、寝る前に葛根湯を一服飲んでから寝ています。まだまだ、はっきりとした効果は分からないのですが、就寝時に服用して寝ると、起きる時にスムーズに起き出せるのです。あの気だるい起きづらさが、どういうわけか現れないのです。

まぁ、しばらく続けてみないとわかりませんが、起きる時にだるさを感じないのは、とても楽です。

■さて今朝の東京新聞、こちら特報部では、「反ワクチン団体、過激」と題して、新型コロナワクチン接種に反対する、ある団体の活動を報告しています。

この団体は3月にも東京ドームのワクチン接種会場に押しかけて接種を一時中断させる騒ぎを起こしていた。この団体は米国発祥の陰謀論集団「Qアノン」の影響を強く受け、理解しがたい主張を展開している。過激化するワクチン反対運動、いったいどんな背景があるのか。

この団体は、東京都内のクリニックにも侵入し、メンバーが警視庁に逮捕されたようです。反ワクチン運動が過激化して、問題をおこしています。

確かに、この記事を読むと、いささか過激になりすぎていると、普通の人ならば思います。

しかし、最後の「デスクメモ」欄には、こう書かれています。

プーチン大統領の「軍事作戦はウクライナのネオナチから人々を守るため」という発言は、事実無根の陰謀論だ。

だが、それが自らの主張に都合がいいのか、プーチン氏を擁護するQアノン信望者は多い。

反ワクチンから戦争まで、世界を覆う陰謀論をとどめるすべはないのだろうか。

と、結ばれています。この主張はしかし、「味噌も糞も一緒にする類」です。

ウクライナにおけるネオナチの活動については、あのイギリスの第3者機関ですら、認めているのです。ウクライナにおけるネオナチの活動を完全に否定している、この記者の発言には、本当に驚きました。

日本のマスコミの現状を、端的に表しているのではないでしょうか。戦前であれば多分、「鬼畜米英」、「「暴支膺懲(ようちょう)」、すなわち「横暴なシナを懲らしめる」と叫んでいたに違いありません。

戦前、戦後とマスコミは、あまり変わっていないのかもしれません。

隔靴搔痒の思い

■20220412(火曜日:晴れ)

Takuマンボの木が枯れそうになり、切断しました。新しい命が芽生えています。

■今朝は走らずに、ゆっくり休みました。とは言っても、5時半には目が覚めてしまいましたので、そのまま起き出して、生ごみを所定の位置まで運び、新聞をとって家に戻りました。

昨日は新聞が休刊日でしたので、一面には4月10日に千葉市のZOZOマリンスタジアムで行われたオリックス3回戦で、ロッテの佐々木朗希投手が20歳5ヶ月で完全試合を達成した、というニュースが掲載されています。

しかも、ただの完全試合ではなく、13者連続奪三振、さらには一試合19奪三振という記録も達成しました。まさに快投そのものです。佐々木投手は20歳、キャッチャーの松川選手は18歳。規格外れの2人の大活躍でした。

残念なのはテレビの放映がなく、リアルタイムで試合の進行を観ることができなかったことです。テレビの役割が、以前とは大きく変わってきたことの象徴ではないでしょうか。

■さて、相変わらずウクライナ紛争に関するニュースを主体として、報道番組が作られています。NHKのニュース9でも、ほぼ30分はウクライナ情勢に関する内容となっています。

登場するのは、被害に遭った市民の様子、けが人、子供達。まさしく情緒に訴える映像そのものです。

20世紀は映像の世紀だった、と言われます。NHKでも、「NHKスペシャル:映像の世紀」という優れた番組を放映しています。昨夜も、アインシュタインに関する特集が組まれていました。

この番組を観るたびに、映像の持つ力の大きさを痛感します。一方、新聞を主体とする報道機関の役割は、異なるはずですし、またそうあらなければいけないと思うのです。

映像の持つ強い力、情緒あるいは感情に訴える、強大な力を新聞などのマスメディアは持ち合わせていません。文字によって読者に情報を伝え、考えさせるのが主な役割ではないでしょうか。

ところが今の新聞の報道では、テレビと大差がない、と私には感じられるのです。とても情緒的です。表面的なことばかりに終始しています。なぜ、そうなってしまっているのかは、もちろん私には分かりません。

新聞を発行している会社の方針、あるいは記者の皆さんが本当にそう思って書かれているのか。今以上の深堀はできない仕組みになっているのか。一読者としては、まさに隔靴搔痒の思いです。表面的なことばかりに終始しています。

毎日、毎日、紙面を広げるのが億劫になってきました。同じ事ばかりの繰り返しだからです。その程度の内容の記事であれば、ネットで無料で見ることができるのです。わざわざ、お金を払って新聞を取る意味が、どこにあるのか疑問が日々募るばかりです。

本当に残念で悲しくなってしまいます。全国紙と呼ばれる大手の新聞では、こうならざるを得ないのでしょうか。それが国民の平均的な意識、あるいはレベルを構成していくのでしょう。

最善の戦争

■20220411(月曜日:晴れ)

東京富士美術館です。「旅路の風景─北斎、広重、吉田博、川瀬巴水」と題して、富嶽36景、東海道53次の木版画コレクションです。

■今朝は走りました。昨日は久しぶりのゴルフで気温も高かったためか、かなり疲れてしまったのですが、日帰り温泉に浸かって一杯やり、疲れも少し取れたのかもしれません。

さらに先日から試し始めたのですが、寝る前に睡眠導入剤とともに、葛根湯を一服飲み始めたのです。寒気を感じたり、テレビの宣伝ではありませんが、背中がゾクゾクとした時には、葛根湯を飲んでいました。

確かに風邪の初期症状の時には、葛根湯はよく効きます。成分からすると、身体の代謝を高めて免疫力を強めてくれるのかもしれません。その葛根湯を寝る前に飲んでみると、たまたまかもしれませんが、朝目覚めた時の気だるさというものが、あまり感じられないことが多いのです。

今朝もそうでした。昨日あれだけ疲れたはずなのに、とてもスッキリと目覚め、起き出すことができました。とても不思議なくらいです。

というわけで、今朝は41分47秒、5.81kmを走り、今月は3回のランで20.36kmを積み重ね、目標の月88キロまでは、残り19日で67.64kmのところまで来ました。

今朝は、とにかくゆっくりでいいから走り切ろうと、最初から割り切っていました。校庭に到着してからも、タイマーを20分に合わせました。つまり最小限のランニング量ということです。

とにかく、ゆっくりと走りました。それでも、5.81キロを積み重ねることができましたので、この程度のスピードで走る、この距離であれば、無理をせずに一日おきに継続できそうです。

■さて、毎朝テレビをつけるとNHKのニュースでは、まずウクライナの状況が報道されます。こうした報道だけを見ていると、とても一面的な情報しか流されていないことが、よく分かります。

以下の記事を読むと、日本のマスコミでは決して表に出ない重要な視点が明らかになります。

ウクライナ危機に色めき立つ世界の巨大軍需産業。戦況長期化で利益を得る者は誰か。

武器を援助し、対立を激化させ、戦争を起こして、さらなる利益を得る。まさにボロイ商売に違いありません。

こうした現状を、我々はしっかりと認識し、ただただ対立を煽るだけの、レベルの低い一面的な報道に、振り回されてはいけないのです。

イギリスにとって、ヨーロッパ大陸諸国が平和裏に交流を深め、貿易によって繁栄することは、自国の利益にはならないのです。ヨーロッパ大陸諸国間に紛争を引き起こし、仲間割れを起こさせ、潰し合いの状態にさせるのが、最も国益にかなっているのです。

英国のジョンソン首相がウクライナの首都を訪問し、ゼレンスキー大統領を自ら激励したとして、日本のマスコミは称賛していますが、まさに噴飯ものです。

イギリスにとって最善の戦争は、独ソ戦だったのではないでしょうか。ウクライナ戦争も、その延長にすら私には見えます。私たちは、そうした点を頭に置いて、俯瞰しなければいけません。

かつては同様に、日中戦争で二つの国が潰し合いをしていることで、ほくそ笑んでいた国があったことも、忘れてはならないのです。

Page 2 of 3

Powered by WordPress & Theme by Anders Norén